今朝の最低気温は午前2時ごろの24.2℃と、どんよりとした朝、日中は午前中に
小雨がぽつぽつ程度の曇り空なのに、最高気温は午後3時半過ぎの32.0℃にも
夜にかけ、秋雨前線の通過で突然の大雨が降る地域もあるようだ。
午後3時、31.0℃、62%
不安定な天候の中、午前11時前からお彼岸中ですので父母の眠るお墓へと。
墓掃除の後、お参りを済ませ、小さな頂に登り西をみれば左に葛城山、右に
は雲がかかる金剛山が見えている。
北には畝傍山、南には吉野の山々そして東には故郷の明日香の地が望めるはず
だが、木々が成長して見えなくなってきた。
団栗が落ちているので、いつもの栗の木での栗拾いが楽しみとを向かえば、
イガは落ちているが小さく、大きな栗の実は二つしか拾えなかった。
帰りは寄り道して「新沢千塚古墳群公園」へと。
この古墳群は日本屈指の大規模古墳群で4世紀末から6世紀末までの約200年間
に築かれた古墳で、横穴式石室が拡がり始める頃まで600基ほど古墳が残り、
近年きれいに整備された散策路、そして産直市場や隣の焼却場の熱を利用した
お風呂場や食堂等も設置されている。
そしてもう一つ、小さいですが博物館の「歴史に憩う橿原市博物館」に。
生活に根差す地域学習の場というコンセプト、縄文〜弥生〜古墳から江戸時代
までの市内の歴史をまとめられている。
特に隣接の新沢千塚古墳群が主で、発掘調査の出土品やレプリカが展示され、
この古墳群を有名にした126号墳のレプリカ(重文で東京国立博物館蔵)等に
スペースをさき、藤原京そして商業都市の今井町の展示も。
一階は窓越しで、発掘品の調査研究をされているのが見られました。
二階に上がり、300円を支払う。
見たかった令和5年度夏季企画展「ヤヨイ土器は見た!」は9月18日迄で残念。
せっかく来たので、常設展を見ることに。
ボランティアガイドさんが詳しく説明してくださいました。
弥生時代の現物の出土品を手で持つことができました。
通路に菖蒲池古墳の墳丘部の版築工法の説明が・・・
まず奈良の古墳が残っているのは、畑として土を盛ったためですと。
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さて常設展では4つのゾーンに分かれる
1⃣かしはらの夜明け<縄文~弥生時代>
2⃣新沢千塚とその時代<古墳時代>
3⃣藤原京の世界<飛鳥時代>
4⃣京との訣別<奈良時代~江戸時代>
今井町の発掘で出土して櫛、茶碗などが・・・
橿原だと、橿原神宮近くの「奈良県立橿原考古学研究所附属博物館」が有名、
でも名が通らず、小さな博物館ですが、熱心なボランティアガイドさんが
おられますので、隠れた博物館でお薦めですよ。