カメラを片手に

東鳴川から当尾の里③は岩船寺から「浄瑠璃寺」までの石仏を

北海道は吹雪で長ーい冬がやって来ましたね。
奈良も晴天の朝、4.3℃まで冷え込み奈良公園の紅葉も見頃に。




①東鳴川「応現寺」から②「岩船寺」まで1.5kmやってきました。
③は「岩船寺」から石仏を見ながら「浄瑠璃寺」までの2Kmを、
ほぼ下りながら訪れた様子です。(

ハイキング道として整備されており、山道を下ると

その途中に脇道に掲示があり、岩船寺奥院不動、通称「一願不動」と
弘安10年(鎌倉中期・1287年)の銘があると。
巨岩に薄肉彫りで描かれたお顔は、きばられユーモアあふれます。
借用

元に戻りさらに下り終えると、T字路に

左へ50mほどで一番人気の「岩船三体阿弥陀磨崖仏
通称「笑い仏」、阿弥陀如来坐像を真ん中にして
右に蓮台を捧げた観世音菩薩坐像、左に勢至菩薩坐像、銘文に
永仁七年二月十五日(1299)、願主 岩船寺住僧 大工 末行 と




その手前に地中に埋もれ一部頭を出された「眠り仏(地蔵石仏)」が
永い間土の中で休んでおられたことからこの名で、お休みください。


ゆったりとした山道を下ると、川沿いに変形四差路に「唐臼の壺」が
 

その反対側の岩肌に「阿弥陀地蔵二面磨崖仏」がおられます。


正面には「阿弥陀如来坐像」銘は康永二年(1343)三月十五日、願主 恒性
舟形光背を持つ定印の阿弥陀仏、線刻の灯籠、火袋に燈明を供えることができる。


向って左側の岩肌には「地蔵菩薩立像」がおられ、見逃さないように。
銘は康永二年(1343)三月二十四日、願主 勝珍


そしてその前に小屋があり、一束100円で「フォックスフェイス」と呼ばれる
「ツノナス」の無人販売店がありました。そして近くに畑も・・・
 

丁度お昼、近くの神社の階段で昼食の予定が、立ち入り禁止の看板が
実はここは「東小随願寺跡」になり、かつては三重塔がそびえていたと。

さらに歩くと「あたご灯籠」借用

府道752号に出て少し歩くと無人販売店がそこかしこに

見ながら歩いていると、やぶの中に「やぶのなか三尊磨崖仏」が。
 

左側の花崗岩に、阿弥陀如来坐像が、

中は地蔵菩薩立像、右は錫杖を持つ長谷型の十一面観音立像
銘文は東小田原西谷浄土院 弘長二年(1262)大工 橘安縄 小工 平貞末


少し上りですが浄瑠璃寺前駐車場に到着しました。
参道の向こうに門が見えますね。
  


浄瑠璃寺の紅葉はどうでしょうか・・・。(次回④に続く)

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