カメラを片手に

昨夜は初孫の二十歳の誕生会

長月朔日は「防災の日」、ノロノロ台風10号は太平洋沖で熱帯低気圧になるも
まだまだ不安定な天候は続き、局地的な大雨にはまだまだ警戒しなくては。

さて奈良は雲が多く、時折陽射しや雨粒も落ちる曇り空の一日、最低気温は
22.9℃迄下がるも昼過ぎには30.5℃と真夏日となりました。
だが15日半過ぎ、台風崩れの周囲の雨雲が流れてきたようで雨が降り出した。
明日の朝まで続きそうだ。
      13時、27.7℃、85%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「オシロイバナ・白粉花
南アメリカ原産でオシロイバナ科の多年草。園芸上は一年草としても扱われ、
高さ約1m、葉は広卵形で、対生し、花は夏から秋にかけて咲き続け、色は
紅・白色や絞りなどがある。
らっぱ状の花(5裂する萼で5つの雄蕊)は夕方にかけ開き「ユウゲショウ・
夕化粧」とも呼ばれ芳香があり、朝には萎む。
昆虫はこの花の多彩な色で引きつけられ、香りでも引きつられて受扮する。
   『雨の降るおしろい花や時化んとす』  阿波野青畝

花言葉は「内気 / 柔和」             9/1、16時小庭にて


今日は防災の日で、1923年9月1日の関東大震災が発生した日からです。
その日、墨田川で焼死した大正時代の俳人「富田木歩」26歳忌の忌日で
木歩忌』です。
東京向島に生まれる。幼少の頃の病がもとで歩行困難となり、木の義足を自ら
作り「歩きたい」という強い意志を俳号にこめ「木歩・もっぽ」と。
俳句は原石鼎、臼田亜郎などに師事し、その後渡辺水巴の「曲水」に拠り、
歩行不能、肺結核、貧困、無学歴の四重苦に耐え句作に励み、境涯性の強い
俳人で『大正俳壇の啄木』とも称された。
 
中島虎彦の書評『花田春兆著 鬼気の人 - 俳人富田木歩の生涯 』には・・・
"声高ではないが、自分の境涯を身辺の風物に託して詠んでいる
 そのつつましさが好ましい
 俳句では、その制約上自然の風詠に仮託する形が多くなってくるが、
 その中に富田木歩や村上鬼城や花田春兆らの「境涯俳句」の系譜がある
 障害者が境涯を詠うことは存在意義であり、ある意味自明ともいえるだろう
 障害者が境涯をうたわず、不特定多数にまぎれて鎬を削っていこうとすれ
 ば、二倍、三倍の刻苦が必要になってくるだろう
 その道を究めた人は少ない"と。

代表句・『我が肩に蜘蛛の糸張る秋の暮』   木歩
    『死期近しと夕な愁ひぬ鳳仙花』   木歩
    『夢に見れば死もなつかしや冬木風 』木歩

昨夜は、初孫の20歳の誕生日でお祝いをしました。
      

ワインは『2004 Château Labégorce-Zédé,Red Bordeaux Blend France』 
      

裏に9歳頃に自分で書いた

      

      

楽しい4時間を過ごさせてくれた。

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