師走も早いもので残り半分、今朝も3.4℃と師走らしい寒さになりました。
でも日差しで13.8℃迄上がり、この暖かさも明日の昼までになりそう。
明日夜からの雨が止めば、週末は一級の寒波の来襲で冬の嵐になるらしく、
奈良にも吹き込む雪雲で初雪の便りがあるのかも。
11時、11.5℃、56%
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉は・・・
誕生日の花はセンリョウ科の「センリョウ」で縁起の良い低木として庭木に。
花言葉は、「富」「利益」「裕福」「財産」 たくさんの実をつける姿から
「可憐」は端正な見た目を表し、可能性や美しさも兼ね備えた樹木である
ことを表しています。
写真は頂いたセンリョウで葉の上に、鮮やかな赤い実が印象的ですね。
『われ富めり千両万両くれなゐに』 山口青邨
1988年の今日、この句の俳人『山口青邨』96歳の忌日で33年過ぎました。
岩手県出身で、東大出身の工学博士、鉱山省に入省、1922年高浜虚子に師事
1928年、ホトトギスの講演会で「どこか実のある話」と題する講演の中で、
「東に秋素の二Sあり! 西に青誓の二Sあり!」と語り、
水原秋桜子、高野素十、阿波野青畝、山口誓子の四人が「ホトトギス」の
「四S」として知られる。直後に秋櫻子と誓子が「ホトトギス」を離れる。
1929年から終生「ホトトギス」の同人となる。
句風は、典雅・高潔ななか、写生性と省略などによる単純化も見られる。
遡り1675年の今日、オランダのバロック期の画家『ヨハネス・フェルメール』
43歳の忌日。
写実主義を基本とした17世紀オランダ絵画 の一人で、現存する絵画は32点
から37点と少ない。その中で日本の着物風の衣装を着る人物像が5点ほどと。
江戸時代の鎖国、その中でのオランダとの通商の影響が伺えますね。
特に「真珠の耳飾りの少女」 別名「青いターバンの少女」を最初に観賞した
のは2000年4月~7月の大阪市立美術館の日蘭交流400周年記念特別展覧会
「フェルメールとその時代」です。
なおその後2019年2月~5月にも大阪市立美術館「フェルメール展」で
6点が展示されて見ている。
「真珠の耳飾りの少女」に再会すべく、2007年9月にオランダへの旅行中
アムステルダム駅から二階建て電車に乗り
一時間ほどでデンハーグ駅へ。
この頃の駅前には古い型の市電が健在だった
ホフ池に佇む国会議事堂を含む「ビネンホフ)まで歩き、
「Grenadierspoort」の17世紀の門を通り
「マウリッツハイス美術館」に。今日は無料開放日なのに、訪れる人は少なく
ターバン色よりも真珠に引き付けられていたことを思い出した。
拝借
生まれ故郷の「デルフト」にまで足を延ばせばよかったのだが・・・
コンサートの予定があり、直ぐアムステルダムに戻っている。
当然アムステルダム国立美術館でフェルメールも鑑賞しましたよ。
さてフェルメールの絵画を持つ世界の美術館には17館ほど、伺ったのは
1.マウリッツハイス王立美術館(デンハーグ)
2.アムステルダム国立美術館
3.シュテーデル美術館(フランクフルト)
4.ウイーン美術史美術館
5.ドレスデン国立絵画館
6.ベルリン美術館
7.ルーヴル美術館(パリ)
8.メトロポリタン美術館(ニューヨーク)フェルメール展で10点
ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵もあった。
9.ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
残りはまだまだありますね。
10. アントン・ウルリッヒ公美術館
11.アイルランド国立美術館
12.バッキンガム宮殿 英国王室コレクション
13.ケンウッド・ハウス(ロンドン)
14.スコットランド・ナショナル・ギャラリー
15.ワシントン・ナショナル・ギャラリー
16.フリック・コレクション(ニューヨーク)
17.イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館
ドイツ・ドレスデンで10点も集めたフェルメール展が1月2日まで開催中と、
海外旅行に行けたら、きっと入れていたと思うが・・・朗報です。
その中の一点修復された「窓辺で手紙を読む女」 が、初めての他館での公開
それも日本の東京・札幌・大阪と宮城?にて来年巡回するそうです。
東京都美術館は1月22日から4月3日
北海道立近代美術館で4月22日から6月26日
大阪市立美術館では7月16日から9月25日
そして宮城でも調整中と・・・
大阪は夏か・・・コロナ禍で海外に行けない中、楽しみですね。