カメラを片手に

太安万侶を祀る「小杜神社」へ

霜月朔日、一時陽射しも差し込んだが曇り空の朝、最低気温は午前4時過ぎの
15.1℃から午前11時前には23.4℃迄上がりややジトっと感のある奈良です。
西から雨雲が押し寄せ、昼からは雨が降りだした。
      11時、22.9℃、73%

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「サクラタデ・桜蓼
日当たりの良い水辺や湿地に生えるタデ科の地下茎を持つ多年草。
雌雄異株だが、茎は高さ60cm内外、先端の尖った10cm前後の葉が互生する。
茎の先端に5㎜ほどの小さな花を穂状に8月末から10月に咲かせるが、地味な
花の多いタデでは最も花が大きく、かつ美しい。
      

和名の由来は、花の色と形がサクラのように見えることからだが、実は花びら
に見える部分は5つに深く裂けた萼で、、蕾の方が紅色が濃いようだ。
花言葉は、花の様子から「愛くるしい」      

小庭に近縁種の「シロバナサクラタデ・白花桜蓼」残り一本だけ残る。
苞あたり4~6個の花をつけ、色はふつう白色で先端部分が帯紅色になるが、
サクラタデは、苞当たり2~3個の花をつけ、色が淡紅色との違いがある。
      シロバナサクラタデ

先日、「太安万侶出身の多坐弥志理都比古神社」に伺いましたが・・・
      

予備知識はこれだけで、帰ろうとすると、石碑と案内石があった。
       

小杜神社境内地図で、古事記献上1300年記念碑もあると
      

木々の間から、小さな祠と鳥居が見える。


南の端に、古事記献上1300年記念太安萬侶卿、古事記上巻、序文が記される
昨年令和5年が古事記献上1300年だったためです。

東側の道の先に、小杜神社大きな鳥居があり、三輪山を拝めました。      



そしてその南東側には、耳成山と天の香具山、飛鳥方面が見渡せます。
傍には飛鳥川が流れています。
              👇耳成山 👇天の香具山(平)

さて途中で北に向えば、小さな鳥居の先にお社があり「小杜神社」です。


多坐弥志理都比古神社の摂社で、 祭神は太安万侶です。
「延喜式神名帳」に「大和国十市郡 小社神命神社」と伝わるが、
春日造りの朱塗の社殿は新しい。
かつて東方に太安万侶の墓と伝える小円墳がありと伝わっていたが・・・
1979年に奈良市東部に茶畑で見つかる
           我のブログ2023.5.20「太安万侶の墓へ」を参照 

そして古事記に係る「稗田阿礼」を祀る神社は、
大和郡山市の「賣太神社」(めたじんじゃ)を忘れてはいけませんが・・・、
次回はここを訪れなくては・・・

さらに南にも「皇子神命神社」を忘れてはいけません。
こんもりとした森の中に小さなお社があり、乗用車が一台留まっており、
不審なので、写真を遠くから撮っただけで、離れました。
      

田原本町の案内板には・・・延喜式神明帳に載る古社、祭神は皇子神命
十市群大社の四皇子神の一「多皇子神命神社」とされ、俗に若宮と称す。
      

この地は、大和川に注ぐ飛鳥川沿いで、大陸との交流、あすかへの移動に
便利な地、多一族は有力な豪族だった印なのでしょうか。
古代へ誘われた時を過ごせました。

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