カメラを片手に

15日から18日まで第884回「奈良春日若宮おん祭」

今朝も1.4℃と冷え込み六時には目は覚めたのだが、朝日も差し込まず、
寝具からも抜け出さずに二度寝三度寝、BSの朝ドラの時間に起きだし、
昼前からようやくサンルームに太陽がふり注ぎ暖かくなった。
12時

でも一日はあっという間に過ぎ去ります。といのも今使っているⅰ7の
パソコンはWIN7で来年1/14サポート打ち切りのため、いままで何度も
WIN10へ無料アップデートするも出来ず、仕方なしに新しいパソコンを
あるメーカーのダイレクトで購入・・・どうもⅰ3の安物買いに。
画面の感じと、WIN10の使い方にどうもなじめなく、ネットに繋げ、
ウイルスソフト、メール、プリンターと不慣れな手際で時間の浪費だ。

さて明日15日から17日まで第884回『奈良春日若宮おん祭


1136年に関白藤原忠通によって始められた日本最古の文化芸能の祭典で
若宮様にお喜び頂くために大和の人々が一つになり行われるお祭りで、
お米が豊かに実り、皆が幸せに生活できることをお祈りする祭りになり、
国指定の重要無形民俗文化財になっています。


15日の午後1時から「大宿所祭・おおしゅくしょさい」から大和侍や神子
さんの華やかな行列で始まり「御立湯・みたてゆ」という笹の葉でお湯を
降り注ぎ、安産や病気平癒を願う人達や「のっぺ汁」の振舞いで賑わう。

16日は大和士宵宮詣、田楽座宵宮詣や宵宮祭

17日は0時から「還幸の儀」で若宮様が若宮社から仮御殿の御旅所へと
向かわれます。雅楽の調べの中、松明やお香を持った人たちが道を清め、
その後を若宮様がお進みになり、全員が口々に間断なく「ヲー、ヲー」と
いう警蹕(みさき)の声を発する神秘的な儀式で、写真や光は厳禁です。
御旅所に到着されると「暁祭」という朝のお食事と神楽が奉納されます。
12時から『お渡り式』で巫女さんやお稚児さんが馬約50頭に乗り、千人の
各時代の華やかな衣装を纏った大行列、最終は江戸時代、大和国内の大名が
出仕した大名行列で、奈良独特の姿を伝零し「ヒーヨイヤナ」の掛声で、
県庁前を出発、近鉄奈良駅、JR奈良駅から三条通り、さらに春日大社の
一の鳥居の先の「影向の松」の前で芸能が披露される「松の下式」です。
流鏑馬、二頭立の競馬などが行われ、御旅所に入られると、
午後二時半から『御旅所祭』になります。
最初に珍しいお食事が供えられ、芝の舞台で神楽、田楽や舞楽などを夜の
十時半頃まで奉納され、すべて終わると若宮様は「還幸の儀」で、
午前0時までに侍太鼓が鳴る御本殿にお戻りになられ、神楽殿での社伝の
神楽が奏せられて華麗な祭りの幕が閉じられます。

*一口メモ)『芝居』の語源は、芝の舞台からともいわれる

18日は午後1時から御旅所前などで奉納相撲や後宴能ですべて終了に。

なお「おん祭りと春日信仰の美術」展が開かれている『奈良国立博物館
お渡り式のある17日は無料ですのでお寄りになられ、令和元年最後の
奈良観光をお楽しみください。

追記:
1月2日~5日に、春日大社境内にて奈良国立博物館『おん祭りと春日信仰の
美術』展の無料観覧券が配布されるそうです。

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