この女、絶対許さん
この私の奥底にこんな感情があったとは知らなかったんです
ええ、全ては更年期のせいなんでしょう
いえ、
本当のところは知りませんけども
私は自分のことを
割と気の良いおおらかな人間だったと思ってました
この歳になるまでは
17年勤めたスーパーの半日パートから登録販売者の試験を受け
薬屋に転職してからの2年半は
実に有意義な試練の日々であったと今でも思います
この話はすでに一度書いたと思いますが
2回目を書きます
女というのは過去記事で触れた職場のアラフォー社員
紅一点嬢(仮名)のことであり
二回も書きたがる話は
転職早々、貸与されたID章が無くなってしまった話からの悪口
大きさの割に小さい安全ピンのそれは、時々胸から外れて落ちることがあります
このIDがないとレジ操作が出来ないので
困った私はこのアラフォー女性社員に再発行を頼みました
レジに入る時間が5分後に迫っています
新人の私にとってレジ業務だけでも緊張する事でしたのに
このアクシデントは不安を煽ります
「えええ・・今ですかあ?・・これ結構面倒なんですよぉ・・」と
彼女が実に嫌そうに言って寄越した日のことは
今でも忘れておりません
ID章と言いますが、要はツルツルの厚紙に印刷した名札で
今ですかあ?
というけれど、無いと仕事にならない
頭の回転は人一倍いい彼女は
そのことも重々承知でもったいをつけているのは今になってよく解ります
今なら
「でも無いと、この後のレジは立てないんですが?」
くらいしれっと言えるんですが
その時はとても
そんなことは言えなかった
彼女も忙しかったのでしょう
それは受け止めるべき不運だったと思います
図らずも、次の日
四年目ベテランバイトちゃんが私と同じようにIDがなくて困ってた
どうも落としたのではなく
ユニフォームを洗濯する際に一緒に持って帰ってしまったのを忘れて来たようで
紅一点嬢に
「どうしよう〜」と相談してた
「ダイジョブだよ〜こんなのすぐに出来るんだから、
簡単なんだよぉ?一緒に作ってみる?」
とか
言ってやがりましたね
生活を背負ってるパートのおばちゃんは
少々虐めても辞めないのは知ってる
けれど
若くてセンシティヴなバイトちゃんたちを凹ませて
あっさりLINE一本で辞められると人事査定にも関わるらしい
彼女の<相手によって変幻自在>の振る舞いは周知の事実で
生暖かく見守られていることは
しばらく経ってから知りました
結局、私のIDは
控え室のゴミ回収の際
ゴミ箱の一番底にあったのを
学生バイト君が見つけてくれました
閉店後にしか用のない控え室、そのゴミ箱にあった事実に全員が訝しがった中
彼女だけが何気に後ろを向いて沈黙していたのを
私は見逃しませんでした
40にもなって本当にソレする?
だとしたら
私の生涯の中でも記念物指定級人物ですが
そういえば
前職でも一度
西の魔女に楯突いたことで、その傘下にいる一派から
名札の顔写真に靴跡つけられて放置されてたことがありましたね・・
この時は仲間に協力してもらって大騒ぎにし
仲のいい管理職にブツを見せびらかしつつ店長マターに持ち込み
「人のものを勝手に捨てたり損壊するのはやめましょう」
(” ̄m ̄)プ!
バックヤードに店長直々に張り紙してもらって
再発回避をしたこともありました
あまりの低レベルに
同僚以外の誰にも話せない事件でした・・・( ̄▽ ̄”
私が職場に居座ること11年のベテランだったから出来たことであって
取り付く島も見極められない新人にはなすすべがない
そして熟も
私の名札は運が悪い ・・( ̄▽ ̄”)
そんなこんなで紅一点嬢
性格はいちぢるしく宜しくないのだけれど
物凄く頭はいい
必要な記憶の引き出しが、場に応じで瞬時に開き口から飛び出るその速さは
驚異的と言ってもいい
機嫌のいい時の彼女に質問するのが一番問題解決が早く
物事が曖昧になることがない
その頭の回転が
その場その場のヒエラルキーを見極め
一番下認定した人間をぞんざいに扱う本能的なイケズとシャープに連動するのだから
足元を見られる弱者はうんざりですよ
わざと声をかけずにミーティングを始めておいて
「麦さぁん、始まってますよう〜」
困り顔で声をかけてくる
最初から「始めますよ〜」って言えないのはなんなのか
その場にいない事が罪であるかのような演出で
皆を待たせていると言う相手の罪悪感を刺激してマウントを繰り出す
右も左も分からない新人は、すみませんと言いながら小走りしてくるしかなく
その効率を無自覚で楽しむ
ミーティングでは絶対にターゲットに目線を配らない
そのことに気がついたのは
他部署からの1日応援のメンバーが参加した時
ミーティングで珍しく彼女と目が合うという違和感に
その日だけは完全アウェイの応援メンバーがヒエラルキーの最下層になって
その日限りのよそ者がガン無視喰らってる分、こっちに視線がくるんだと気がついたからでした
私は下から二番目の彼女の仲間に取り込まれ
わざわざ来てくれた何も知らない応援者は
ざっくりの説明で放置
「ああ〜ん、これをされると困るんですぅ、解らなかったかあ・・」
と、説明不足で起こるべくして起こった相手のエラーに困って見せながら
右も左も分からない弱みを無能の刻印として相手に焼き付ける
同時に自分の懐の深さめいたものを演出する
手抜きと意地悪の見事なハイブリッド
ヘドが出る思いを抱えて自転車で帰った日々のことは
時間違いで勤務する
紹介者のうめちゃんにも言えないことでした
こちらとて50半ばの転職で後がないわけですよ
信頼する友達の紹介であったので
こんな女との縁切りのために、職場と友の両方を投げ打つのは割が合わない
今でも私は徹底して彼女との共存を演じているし
先輩パートさんそれぞれから全く違う指示が出ても
解ってるしと思っても
それぞれの人に
<解りました、ありがとう>の呪文を唱え
気持ちと行動の乖離で蕁麻疹が出そうでした( ̄▽ ̄)←出ませんでしたけれど
解ったような口答えの一つでもしようものなら金輪際
周囲の人々から知恵や提言は得られない
逆の立場で想像すれば簡単で
良かれと思って言った一言を
<そんなん知ってたわ>みたいに処理された日には
以後面倒臭くて
2度とその人を助けようなんて思わないですから
嘘でもなんでも感謝と敬意
常に「言いやすい人間」でいるのが最適解
と
今も心に決めてはおります
( ̄▽ ̄💧)
それでも
未だ私の後にくる新人さんがいないので私はいっちゃん下
昨日も、あの女は私を外して輪を作り、伝達を初めていました
結構重要な話でしたので、退勤のカードを切って着替えてしまっていたけれど
帰るのをやめて思わず輪に近づいて話を聞きました
「あ、麦さんも聞いてましたよね?」
「(はあ?💢)・・いいえ聞いてません」
「聞いた欄にサインしちゃいましたよぅ♫」
「私、もう退勤のカード切ってます
サビ残(サービス残業)でお話聞いたと言うことで」
キャンペーンでお客様にお勧めを繰り出しながら
売り上げを立てられる様になってきたワタシ
多少強く出られるようになりました
サービス残業強要はご法度なので
彼女一瞬固まってましたねw
でも
この女のこういうところは
絶対許さん
・・・
どうも気持ちがアグレッシブだと思ったら
この薬が切れていたんです
イライラ太りの効果はよくわかりませんが
イライラには効力があると見ている
社割で3瓶目
もうご存知かとは思いますが
薬瓶の中のクシャクシャのビニールは
運搬時の緩衝材ですので
開けたらすぐに捨ててください
中蓋代わりにいつまでも保存して出し入れすると
出すたびにビニールに付着する諸々が、一緒に瓶に戻される事で
中身を汚染してしまうそうなんです
よ?
( ̄▽ ̄)←ちょっと薬屋さんっぽい情報
今日は驚異的に長い
そんな話で
〜( ̄▽ ̄)ノシ