この日はくまモンの誕生日でした。
黒川でその話を聞いた私達
熊本の市街地に行ったら、くまモンの一匹くらい見つかって
お誕生日を祝えるのかなと思ってたのですが
一匹も出会えませんでした・・・orz
思えは二年前の夏
まだ、くまモンもふなっ◯ーも知る人ぞ知る存在だったころ
ジムにいたおばさんが持っていた手ぬぐいにくまモンの絵が描かれてて
「熊本に行けば買えるのよ」と教えられた時
熊本出身の人が
羨ましくて仕方がなかったこともありました・・。
熊本県の寛大な方針で
今や、ドコででも会えるキャラとなったくまモン
ワタシの扱う熊本の米「森のくまさん」にもくまモンが描かれており
職場で見る度、
この旅行のことを思い出します
くまモンの瞳孔が開いた感じの目が怖くて
苦手だという人もいるようですが
あの顔は
「熊本県人も知らなかった熊本の良さ」を見つけたくまモンが
驚いている顔を
表現しているのだそうですヨ・・( ̄▽ ̄)
市街地では一世一代一週間の休暇を取った夫が
職場用のおみやげを11箱買い込み
大変なことになってました
この旅の最後のサービス
一人につき一個、空港からの無料宅配は
本当にありがたかったです・・( ̄▽ ̄)b
交通センター近くの商店街をウロウロし
docomo ショップでスマホの充電をさせ
適当に入ったのに結構美味しかった居酒屋で夕食を食べてから
バスに乗って空港に向かいました
帰りの飛行機では、
別府で買った聖☆おにいさんでも読もうと思っていたのですが
窓の外をみてびっくり!
夜景が、
九州の地形そのままに浮かんでいました
九州の地図には一箇所だけ真っ直ぐな海岸線があって
国東半島の下に一センチくらい伸びる
間違いない
あれは極寒の日に出かけた別府の海岸
街の灯が海岸線にそって煌々と輝いていました。
その光は
隆盛を誇った観光地としての自信をなくしていた別府も
まだまだ大丈夫に思わせる輝きがありました
別府
がんばれ~ ( ̄ー ̄)ノシ
ああ、そうだ
ワタシは今、黒川の温泉で見た
星を縫って飛ぶ
あの飛行機 ( ̄▽ ̄”)
闇の中
西日本の地形を、銀の砂で散りばめたような夜景は
驚くほど鮮明に地形を描き
それは
漆黒の宇宙空間を
銀のオオサンショウウオと並走しているような
不思議な光景で
目が離せません。
飛行機はみるみるうちに高知県を横切り
明石海峡大橋・・
関西国際空港・・大阪湾岸
いよいよワタシの実家のある大阪と奈良の県境上空に差し掛かった時
低く地上を覆ううろこ雲が視界を遮り
街の光を反射し
和紙のシェードを透かす灯りのよう
そんな雲を抜ければ
くっきり浮かぶ
向かい合う知多半島と渥美半島
夜景がこんなに美しく
海岸線を浮かび上がらせるものだとは知らなくて
機内通路の向こう側の女性が
カタログから選んだブランドバッグをいくつもCAに持ってこさせ、
優雅にゴールドカードで決済している様子を横目に
遠くランドマーク
みなとみらい
そしてたちまちの羽田沖からのランディングまで
子供のように
いつまでも
窓にかじりついておりました。
さて、
旅行はどの時点を以って
終わりなのでしょか? ( ̄▽ ̄?)
空港についた時?
自宅最寄り駅についた時?
家の鍵を開けた時?
ワタシの場合は
京急蒲田の駅のホームから
雑居ビルにかかった看板の灯りを見た時
でした ( ̄ー ̄)
ああ
ワタシも
あの小さな地上の灯りに戻ったんだ
ワタシはもう
等身大で
特別な乗り物の搭乗客でもなく
老舗旅館でもてなされる客でもない
約束された魔法は全て解けて
終わったんだ
( ̄∇+ ̄)
また行きたいかと聞かれれば
行きたい
と答えるだろうけれど
それは
遠い先のいつか
でもいい・・
しばらくはあのてんこ盛りの4日間の思い出を
スルメのように味わいながら
十分楽しめる
そんな気がしてマス
~( ̄▽ ̄”)~ オワタ~オワタヨ~