雪の白
空の白にも
染まり寄り合う🦢🦢🦢
そんな白鳥の一団を見ることが出来て
次は
【回らないお寿司】を食べに宝生寿司さんに連れて行ってもらいました
回らない→回転寿司ではない
となるとそれはいわゆる
時価ってやつでしょうか?😱
と、身構えましたが
たまにご夫婦でランチに利用するお店と言う事で
お寿司大好きな私としては
とてつもなく楽しみにしていました
動画がまだあったので😝
1分程度のショート動画を作りました
宝生寿司さん周辺の
趣のある街並みをご覧ください
特にご覧にならなくても大丈夫です😆
2月に入って
豪雪で難儀を強いられる人たちのニュースを目にする度
雪景色にはしゃぐのは
どうにも申し訳ない気持ちになります
見慣れぬモノにただ興奮する浅はかさ
と
お許しいただければ幸いです🙂↕️
さて、
動画の中ではわかリづらいですが
宝生寿司さんは
じゃらんニュースの記事で
富山・金沢で絶対行きたいお寿司屋さんの1つとして紹介されていました
いや、
そうでしょう
とも!😆❤️
古民家を改築して造られた
店内に入れば
空気が別世界
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黄色い矢印の辺りの席に通されて、萩さんと並んで座りました
職人さんが
オレンジの矢印の木製のケースからネタを取り出して
お寿司を作ってくれるのです
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カウンターから座敷席に目をやれば
格子戸の向こうで舞う雪がとても綺麗
こう言う様子が
めっちゃエモい!
と表現されるのでしょう
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席に座って驚いたのはこの吹き抜けの天井
(鬼滅の刃の無限城みたいだ・・😳)
と思いましたが
場に相応しいおとなの振る舞いを心がけ
頑張って黙ってました😆
古民家特有の暗い空間で
照度の高い電球色が鮮明に照らしだす
見慣れない寿司ネタがキラキラとしていて
まるで美術館の展示物か
舞台セットのよう
その中で落ち着いた風情で立っている職人さんは
自信に満ちたパフォーマーのように見えました
(実際そうなのでしょう)
見るもの見るものあまりに素敵なので
最初は大人しくしてたんですが
だんだんウズウズして来て
写真撮影の許可を得て
これら↑を撮らせて貰ったのでした
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そんなわけで
全方位様々なことに気を取られ
肝心のお寿司の画は
非常に杜撰なこの1枚しかありませんでした😝💦
いつもなら
もうちょっと気の利いた角度で
お寿司に肉薄したはずなのに
とにかく早く
食べたかったんだと思います😝💧
お寿司はシャリがとても小ぶりで
昔ほど多くは食べられなくなったお年頃にも
とてもありがたい作りになってました
食べても食べても美味しいお寿司と
香り高く優しく染みる汁ものを
交互に楽しみました
うわこれめっちゃ美味しい!
今食べたの何?!
そう思っても
一口でなくなっちゃうからもうわからない
そんな幸せな反復を幾度繰り返したでしょう
私は考えなくても一通りのお寿司が食べられるランチセットを選びましたが
リピーターの萩さんは
好きなお寿司を職人さんに頼んでいました
そのこなれた感じが良いなぁと思っていると
お寿司を食べ終えた頃
メニューを見ていた萩さんが
「はすむしを下さい」
と言ったのです
「ハス、蓮根ですか?」
「うん、麦ちゃんも半分食べてみてね」
その時は
(加賀蓮根のセイロ蒸し🤔?)
位に思っていましたが
出された実物を見た時
ああ!
そうなるんですか!🤩🤩
と驚きました
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我が家でも
すりおろした蓮根と片栗粉を練って団子にして
鍋の具に使ったり
餃子の具にしたりします
もちもちしてとても好きなのですが
その蓮根の特性を
究極に洗練するとこうなるんだ😳😳
ということを
知ることができて嬉しかったです
私たちがこれを半分こで食べようとしたら
店員さんがすかさず
左から取り皿を
右から木製の匙を
さっと出してくださって
これにも驚きました😆
葛で綴じられたカツオ出汁のかぐわしさ
それよりも濃度の高い
蓮根のもちとろがエビや魚や野菜を絡め
出汁の葛餡と相まって
お口の中はもう夢の大騒ぎ😆😳😆😳😆❤️
宝生寿司さんの正式名称は
割烹 宝生寿司 とありました
お寿司だけじゃないんですね
そんな宝生寿司さんも凄いし
和食の店に行って
これがあったら頼んでみることにしてる
という
萩さんの見識もすごくて
エモいやら美味しいやら何やら凄いやら
あのランチは脳内
とにかく楽しく忙しかったです
話はここから飛躍しますが
思い出すのは
数年前通った
特別養護老人ホーム
トロミのついた流動食しか摂取できない方たちが
毎食
「はい!〇〇さん」
お皿にヴィダーinゼリーのようなパッケージをどん!と配布されていたシーン
あのおばあさんたちにも
蓮蒸しを食べさせてあげたいと思うし
私も
人生の終演にはもう一度
この蓮蒸しが食べたいなと思うことでしょう
でも
手間暇かけて研ぎ澄まされた味の究極を知ってしまったら
次は
それが毎日は続かないと言う不幸も生まれるし
「最期にどこそこのアレが食べたいのう・・」
となんとなく言ったおじいちゃんの言葉を聞いた子や孫が
おじいちゃんの最後の願いを叶えなきゃ
と大騒ぎになる
昭和のアニメもよく見ましたので
余計な事は考えない
ただ
あの日の
お寿司と蓮蒸しは
美味しかったな
と
いつまでも
折に触れ蘇る記憶の一つになればいいと
思います
これが若い頃なら
「この味は
きっと死ぬまで忘れない」
とか自信満々
言ってたんでしょうけれど・・😝
今日はそんな
お寿司と蓮蒸しの話
〜( ̄ー ̄)ノシ
🍣🍣🍣
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