マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

Make Controllerの気に入らないところ

2008-08-06 23:39:07 | Weblog
届いたばかりのMake Contorollerですが、回路図を見ているうちに、いくつか気に入らない点が見えてきました。

  1. リセットスイッチが無い。JTAG経由でのリセットはできますが、それ以外にはリセットスイッチもありません。Power on resetだけのようです。電源スイッチもありませんから、電源入れ直す必要があります。やはりリセットスイッチがあった方が便利かな。
  2. I2Cが使えない。I2C用のTWIピンがUSBのプルアップ制御とホスト接続検出のために使用されてしまっています。そのため、I2Cのデバイスを接続することができません。
  3. UARTは基板上のパッドだけで、端子は実装されていない。自分で端子をつなぐ必要あり。デバックシリアルのピンはステータスLED用に使われてしまっている。
  4. アプリケーション・ボードの電源端子はターミナルブロックになっており、ねじ止めです。やはりジャックの方が使い易そうです。

上記のうち、2以外はアプリケーション・ボードの問題なので、ベースボードを自作することで解決可能です。2はコントローラ・ボードの問題なので、残念ながらI2Cの使用はあきらめざるをえません。コントローラ・ボードには基本回路は全て載っていますので、ベースボードを自作するとは言っても、ほとんどコネクタ、ジャック、スイッチを用意するだけで済みそうです。