マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

Make Controller -- TINET動き始める

2008-08-12 08:35:38 | Weblog
AT91SAM7X内蔵のEthernet(EMAC)用にTINETのドライバを作成して、TINETが動き始めました。PHYの部分の操作については、Make Controller用Firmwareに含まれているlwIPのコードを参考にさせてもらいました。どうやらもともとはATMELのサンプルコードがベースになっているようです。

TINET 1.4はこれまでのジャケットでもPPP接続で使用してきていますが、今回はEthernetでの接続になるので、イーサネットのドライバが必要になります。以前TINET 1.3でAT91SAM7X用にドライバを作成したことがあるので、今回はそのコードをもってきて、PHYの部分を若干修正した程度です。ドライバ部分では、CPUのバイトアライメントに応じての設定があるのですが、毎回ここでハマリます。今回も、アライメントに関連するコード部分の修正が必要でした。1.4では移植性を向上させるために新たな定義も追加されて、わかりやすくなっていたのですが、ちゃんと資料を読んでいなかったわたしは逆に時間を費やしてしまいました。やっぱり、ちゃんと資料は読まなくてはと反省。

今のところ、pingのクライアント機能で動作確認をしたところです。この後はUDPを動かしていきますが、TCPは当面使わないで作業を進めるつもりです。TCPを載せるとフラッシュもRAMも喰うので。。