マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

ポリカーボネートは固かった

2010-12-12 21:03:25 | W-SIM
Bluetooth対応ジャケットの基板は、何も考えずにEagle freeware版での最大サイズである80mm x 100mmで作ったので、ちょうどいいサイズのケースなんて都合良く見つかる訳が無いと思っていたのですが、予想に反して簡単に手ごろなケースが見つかってしまいました。



使ったのは秋月のポリカーボネート・ケースです。内寸が112x80x24mmの112-TSを使用。幅が80mmなので作成した基板がピッタリと収まってくれて気持ちいいです。高さは基板長100mmに対して112mmと長めですが、W-SIMがはみ出す作りになっていたので、これもちょうどいい具合に収まりました。秋月の商品カタログでは深さは14mmとなっていますが、これはタイポで実際には24mmあります。ちょっと深めで、Lipo電池が動いてガタガタするので裏側にはプチプチを詰め物として入れました。



ポリカーボネート・ケースって初めて使ってみたのですが、ドリルで穴開けてもヒビが入るようなこともありませんし、ネジ穴とか開けるには使いやすそうだと感じました。今回はタッチパネルを使うためにLCDを出すための穴をあけなければならず苦労しました。適切な電動工具でもあれば何でもない作業なのでしょうが、手作業でドリル穴をつなげてゆき、ヤスリがけする作業で何時間もかかってしまいました。この作業で疲れてしまったので、その後は充電用にUSBコネクタの穴を開けるので精いっぱい。W-SIM挿抜用の穴は省略です。詰め物をして蓋を閉めれば基板が動くこともないので、基板のねじ止めも省略しています。

電源スイッチとリセットスイッチを操作するためには、フタを開いてやる必要があるのが難点です。それでもケースに入れることで見違えるようにまとまった工作に仕上がった印象になり、自分ではかなり満足しています。