読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

柴田哲孝著「WOLF ウルフ」

2015-06-15 | さ行
有賀雄二郎、ネイチャー・ミステリーシリーズ。幻のニホンオオカミは生存するのか?
奥秩父両神山周辺で次々とカモシカや子牛が襲われ遂には人も襲われる事件。目撃した人は、大きな「山犬」を見たと言う目撃情報。
猟友会達よる山狩りが行われ、森の中に点々と続く、そこに存在しないはずの足跡が発見される。
森林管理事務所の黒沢澄子から連絡を受けたフリーライターの雄二郎と留学中のバンクーバーから一時帰国中の息子の雄揮が調査を始めるのだが・・・。
あらすじと真相の大体の予想は途中からついてしまうが絶滅したはずの二ホンオオカミが存在するのかというロマンと自然界の奥域まで踏み込んで畏れを失った人間の傲慢さが印象に残った。
御巣鷹山の捜索経験者の元自衛隊員のハンター菰田のキャラが気に行・・・
結末は「う~ん」そう来たか・・・。
2015年2月角川書店刊

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