事故になった恋人はまだ生きていたのにトリアージで、もう間に合わないという意味のブラックをつけられた・・・喪わされた者たちの悲しみ。
医療トリアージ=命の選別をテーマにした犯罪ミステリー小説。
ホテルでのシンポジウム講演中の講師、救命医若林玲二が爆破死傷事件に巻き込まれた。
現場に駆けつけた救急救命士の知人に向かい「私にブラック・タッグをつけろ」と言い気を失った。
トりアージ・タッグの黒の意味は死。
大阪府警の岸刑事と倉吉警部補のコンビが爆破犯人を追う。やがて重要参考人が浮かび追求するがしかし二転三転する真犯人。
爆破事件の裏側に隠された真相は・・・。
2転3転の為展開が遅くイライラした。花粉症でタバコ好きで関西弁で話す倉吉警部補のキャラがもう一つ掘り下げ不足でしっくりこずなじめなかった不満があるが、深く知らなかったトリアージの意味や問題点を考えるいいきっかけになった。犯人の動機も納得できた。
「トリアージ(Triage)」とは、人材・資源の制約のある緊急災害医療において、
最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、
治療の優先度を決定すること識別救急。
黒 (Black Tag) カテゴリー0
死亡、もしくは救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とし救命不可能なもの。
赤 (Red Tag) カテゴリーI
生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性があるもの。
黄 (Yellow Tag) カテゴリーII
今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要なもの。
緑 (Green Tag) カテゴリーIII
救急での搬送の必要がない軽症なもの。(Wikipediaより)
元刑事部捜査警部で職務中の事故で九死一生を得て重症を負い車椅子生活になるも
2年後そのまま退職せず会計課に勤務する本多警部はいう
『いま生きてるのは何かの結果やのうて原因や。生き抜いて結果を残す。』(313P)
2010年02月 講談社刊
医療トリアージ=命の選別をテーマにした犯罪ミステリー小説。
ホテルでのシンポジウム講演中の講師、救命医若林玲二が爆破死傷事件に巻き込まれた。
現場に駆けつけた救急救命士の知人に向かい「私にブラック・タッグをつけろ」と言い気を失った。
トりアージ・タッグの黒の意味は死。
大阪府警の岸刑事と倉吉警部補のコンビが爆破犯人を追う。やがて重要参考人が浮かび追求するがしかし二転三転する真犯人。
爆破事件の裏側に隠された真相は・・・。
2転3転の為展開が遅くイライラした。花粉症でタバコ好きで関西弁で話す倉吉警部補のキャラがもう一つ掘り下げ不足でしっくりこずなじめなかった不満があるが、深く知らなかったトリアージの意味や問題点を考えるいいきっかけになった。犯人の動機も納得できた。
「トリアージ(Triage)」とは、人材・資源の制約のある緊急災害医療において、
最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、
治療の優先度を決定すること識別救急。
黒 (Black Tag) カテゴリー0
死亡、もしくは救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とし救命不可能なもの。
赤 (Red Tag) カテゴリーI
生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性があるもの。
黄 (Yellow Tag) カテゴリーII
今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要なもの。
緑 (Green Tag) カテゴリーIII
救急での搬送の必要がない軽症なもの。(Wikipediaより)
元刑事部捜査警部で職務中の事故で九死一生を得て重症を負い車椅子生活になるも
2年後そのまま退職せず会計課に勤務する本多警部はいう
『いま生きてるのは何かの結果やのうて原因や。生き抜いて結果を残す。』(313P)
2010年02月 講談社刊
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