アメリカ人になるためのテスト

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いよいよ今週末から、世界最大のサイクリングイベント、「ツール・ド・フランス」が始まります。ツール・ド・フランスの前には、自転車メーカーやパーツメーカーから新製品の発表が相次ぎます。


そして、以前にも書きましたが、グループライドのスピードがこの時期、やたら速くなります。いや～、今日のライドもきつかったです。こういう時は、集団の先頭近辺に居ないとダメです。今日は、集団の真ん中くらいで走っていたのですが、気が付くと私より少し前のライダーが先頭集団に付いて行けず、間隔が空いていました。集団で走っていると、前の様子がよく見えないので、先頭集団から置いて行かれてるとは全く気が付いていませんでした。


ここから、他のライダーと必死で先頭集団を追いかけます。でも、これがなかなか大変。結局、信号で先頭集団が止まるまで、ギャップは縮まりませんでした。まあ、いいトレーニングにはなりましたか。



さて、実は2週間前に、移民局（正式には国家安全保障省、Department of Homeland Security）から手紙が届きました。去年の９月に、アメリカ国民になるための手続きを申請したのですが、それに対するテストの通知が届いたのです。


周りの人間に聞くと、申請からテストまで、普通は２～４カ月。なぜか私の場合は、１０カ月近くもかかってしまいました。悪いことを過去にした覚えはないのですがねぇ...


このテスト、面接官とのインタビュー形式で行われます。面接官は、アメリカの歴史、立法／行政／司法の仕組み等について、質問します。このテストのための、情報、例題などを集めたのが、この冊子。





このテスト、はっきり言って、勉強しないと絶対に受からないと思います。読んでみると知らないこと、忘れてしまったことばかり。例えば、


1. 独立宣言を書いたのは誰？
2. 上院の定員は何人？
3. あなたの住んでいる州の知事は誰？


等です。1の答えは、「トーマス・ジェファーソン」です。そうそう、歴史で習いましたよね。でも、30数年間忘れていました。2の答えは、「そんなの知るか」、ですね。どうやら100人だそうです。3の答えは、数年前なら、「アーノルド・シュワルツネガー」と誰でも簡単に答えられたのですが、今は「ジェリー・ブラウン」です。言われたら、「あっ、そうだった」と思うのですが、パッとは出て来ませんね。


私の試験日は7/18。やっと先週の日曜日から勉強を開始しました。といっても、１時間弱、その冊子に目を通しただけですが。まあ、あと３週間近くあるので、大丈夫でしょう。でも、油断は禁物です。この試験に落ちた、と言う話もチラホラ聞きますんで。



さて、Julie子。こいつは、何とか我々のベッドルームに忍び込んで、一緒に寝ようとします。基本的には、「Julie、ダメ。アウト！」と言って、ベッドルームの外で寝かせようとするのですが、油断しているといつの間にかベッドルームに入り込んで、隅っこで隠れます。こんな感じで。





ちょっと隠れるには、図体がデカ過ぎますねぇ。本人は隠れたつもりになっているようです。


では。