自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

今シーズン初レース - Rosena Ranch Circuit Race

2017-02-27 12:37:45 | サイクリング
きのうは、私にとっては今シーズン初のバイクレースに参加して来ました。ロードバイクのレースには、主に次の3種類のレースがあります。

1. ロードレース
2. クリテリアム
3. サーキットレース

ロードレースは、比較的登り下りが多い、大体1周15-30kmくらいのコースを2~3周します。プロのレースでは、交通を完全に止めてレースを行いますが、我々のようなアマチュアのレースの場合には、片側だけを通行止めにしてレースを開催することが多いです。長いコースを確保する必要があるので、ロードレースは基本的に辺鄙な場所で行われます。そして、交通規制が大変なため、レース開催の許可を取るのが難しく、開催されるロードレースの数は多くありません。


クリテリアム(通称クリット)は、通常、週末には人通りがほとんどない、インダストリアルパークで交通を完全にシャットアウトして行います。インダストリアルパークというのは、まあ日本で言うと、郊外のオフィス街っていう感じです。コースは短く、1-2kmくらいのコースをひたすらクルクル10~20周します。コースは完全に平坦です。オフィス街と言う比較的狭いエリアの交通規制だけで済むので、クリテリアムはバイクレースの中で一番開催がしやすく、最も頻繁に開催されます。


そして、サーキットレースは、ロードレースとクリテリアムの中間のようなもの。ロードレース程ではないもの、少しアップアンドダウンのある、3~4kmのコースを10~20周くらいします。


クリテリアムは、コースが完全に平坦なため、集団がばらけずに、狭いオフィス街の道路を高速で走ります。また、タイトなコーナーが多いため、落車事故が頻繁に発生します。まあ、1レースに、大体1回くらいは落車事故が発生します。私も、何回かクリテリアムに参加しましたが、あまりにもリスクが多いので、クリテリアムには出ないことに決めました。


きのう参加したのは、3のサーキットレースという種類のレースです。往復3kmちょっとのコースを13周します。コースは、ひたすら緩やかな登りと下りの繰り返しです。こんな感じで。





去年もこのレースに参加しましたが、去年参加したのは30歳以上のカテゴリー4とカテゴリー5の混合レースです。ところが、今年はこれと同じレースがありませんでした。今年は、30歳以上カテゴリー3とカテゴリー4の混合に変わっていました。カテゴリー4/5とカテゴリー3/4では、レベルが全然違います。


これ以外に私が出場出来たのは、年齢制限なしのカテゴリー4レースです。ランチタイムに一緒に練習している26歳の若者が、このカテゴリー4に出場すると言うので、私もこのカテゴリー4レースに出場することにしました。そして、折角車を1時間以上運転して行くのだからということで、無謀にも30+ Cat3/4にも登録しました。1日で2レースに出るのは初めてです。はてさて、どうなることやら。


まず、Cat4の開始です。人数はざっと見たところ、60-70人といったところでしょうか。レースが始まってすぐに気付いたのが、去年出場した30+ Cat4/5よりは、かなりスピードが速いということです。





1周目を終えた時点で、「これはかなり苦しいレースになるぞ」と思いました。でも、頑張って集団に遅れないように付いて行きます。ゴール地点にある、あと何周かを示す電光掲示板が、「8,7,6,...」と減って行きます。それと同時に、だんだん体力も消耗して行きます。


そして最終ラップ。最後のUターンを終え、短い登りを登り切った地点から、勝負が始まります。ここから下りのスプリントが始まり、ゴールの手前300mくらいの地点で、緩い登りに変わります。ここから本当のスプリントが始まります。でも、私はこの最後の登りのスプリントが始まった直後に、心臓も脚も売り切れ。全速でゴールを駆け抜けることが出来ませんでした。去年は、何とか最後まで頑張れたのに...


多分、ペースが去年と比べて速かったこと、そして、去年は、コーチに付いてやっていたトレーニングのピーク(5月中旬)で参加したこと、が大きな違いだったような気がします。平均速度は、去年が35.5km/h、今年が37.2km/g。この1.7km/hの違いが体力と脚を消耗させたのだと思います。もっともっと高速走行を持続出来るようにならないと。まあ、今後の課題ですね。


てなわけで、このCat4のレースが終わった時点で、もうクタクタ。もう1つの30+ Cat3/4のレースは、DNS(Do Not Start)にしようと思いました。ところが、このレースに参加するために、チームメートが4人ほど来ていて、「そんなこと言わずに出ようぜ、出ようぜ」と言います。この言葉に乗せられて、2つ目のレースにもとりあえず参加することにしました。


2つ目のレース直後は、体、脚とも疲れていましたが、「何だ。思ったより漕げるな」という感じです。でも、3周、4周と周を重ねるごとに、どんどん脚が疲れてくるのが分かります。結局、7周目の途中で集団から遅れてしまい、8周目を終えた時点でDNF(Did Not Finish)。まあ、もともと無謀な計画だったので、よしとしたいと思います。


今回のレース、私自身の評価は、100点満点中60点中くらいってところでしょうか。マイナス要素は、最後のスプリントで力尽きてしまったこと。そして、2レース目を完走出来なかったことですね。次回頑張りたいと思います。



さて、Julie子。金曜日に病院に行って来ました。Julieお気に入りのカートに乗って。





このカート大活躍です。トイレに行くのにも、これに乗って、いつも行っていた公園に行くと、キチンとトイレが出来ます。何より、Julieはこのカートに乗って出かけるのが大好きなようです。このカートを見ると、不自由な後ろ足を引きずって、頑張って歩いて来ます。


今回ドクターは、Julieの脚の状態を見て、今後抗がん剤治療を行わないという決定を下しました。多分、ガンが後ろ足に転移して歩けなくなっているのだろうと。でも、骨をスキャンして精密検査をしたとしても、何の処置も出来ないので、治療はもうやめましょうとのことです。


これからはJulieの生命力に頼りたいと思います。Julieが気持ち良く生活が出来る限り、Julieの面倒を見てやるつもりです。頑張れJulie!


では。