今日は緊急事態宣言への対応のため、面接練習が予定より少し遅れての開始となりました。
先生からはジェンダーに関する各国間での格差、SDGsについての解説などのお話がありました。その後、生徒一人一人個人面接の練習をしていただきました。今年はコロナ対策のため先生と生徒との距離を離し、また間にはアクリル板を設置しての実施となりました。冒頭の先生からのお話についても同じ建物内にいるものの、密を避けるために教室を分散し、オンライン授業のシステムを使って各教室とリアルタイムでお話しいただくなど、これまでにない形式での面接練習となりました。しかし、始まってみれば入室前には生徒たちは相当緊張し、練習終了後は笑顔を見せながら自分の座席に戻っていく、いつもの光景が見られました。
以前も書いた通り、入試において面接試験が無い生徒たちにも面接練習を受けさせています。今年はコロナ禍の中、筆記試験による入試を行うことができず、面接試験のみで合否が決定されるとしたら、の想定でかなりの緊張感をもって練習を行いました。また、筋道立てて論理的に応答することにより、作文や国語の記述問題のトレーニングの一助になるとも考えています。
各教室を見て回ると、自分の順番が来るのをそわそわしながら待っている生徒があちこちにいます。このような緊張感を味わうこともとても大切な経験だと私は思っています。