エネファームの発電出力は最大700Wとなっていますが、需要に応じて発電するから500Wの需要の間は500Wに張り付いています。そこで例えば電気ポットに水を足して急に消費が1000W以上に跳ね上がってもすぐには700W発電にはならない事が分かりました。レスポンスが遅い印象です。 0.5kWが0.7kWに増えるのに5~6分かかります。
燃料電池の仕組みから急激な変化に対する追随は難しいのでしょうか?しかし、急激な需要減の場合は瞬時に出力が落ちます。これは売電にならないように周辺回路で出力がカットされるように設計されているのか、需要減には燃料電池が即応出来るのかは分かりません。
エネファームの出力が需要に追いつくまでは”不必要に”買電する事になりますから、買電量を出来るだけ減らしたいと言う観点からは追随できるような速さで負荷を増やす必要がありそうです。でもそんな面倒なことは出来そうもない!
一昔前に比べれば使い勝手が良くなり性能も改善された燃料電池ですが、出力レスポンス時間を短くするのが今後の課題でしょうか? どうしても出力増レスポンスを短縮できない場合は、素人目には小容量のリチウムイオンなどの蓄電池を内蔵し、需要に追いつくまでの間は蓄電池から放電するなんて言うのも有りなような・・・
HIT210(4.2kW)の発電データ
(発電量はAiSEGの グラフ 発電量 ⇒ 数値一覧より)
6月1日(金)晴れ
太陽光発電量 21.4kWh
エネファーム発電量(予約発電) 6.1kWh
W発電量 27.5kWh
売電量 18.9kWh
自給率 286.5%
設備利用率 23.4% (W発電量(kWh)/(24h*(4.2+0.7)kW)
日照時間 8.6h
連系以来 3214日(8年292日 )