風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

出力抑制

2018年06月25日 | スイッチング数推移など

 「佐賀県玄海町の九州電力玄海原発4号機が十六日に再稼働し、太陽光発電の普及が進む九州で原発が四基動く環境が整った。電力供給力が大幅に増えるため、九電が、今秋の連休にも太陽光発電事業者の出力制御に踏み切る事態が現実味を帯びる。出力制御が頻発すれば太陽光事業者の収支に影響が出るのは必至だ。電力需要が少ない時期に供給が大幅に上回れば広域的な停電を引き起こす恐れがあり、電力会社に出力抑制が認められている。ただ、これまで離島では実施例があるが、九州本土といった広域で行えば全国で初となる。」6/18付け東京新聞「九電、太陽光出力制限へ 原発4基稼働で今秋にも」より

 原発が動き出し、その分の電力が余る場合は太陽光発電に出力抑制を要請すると言う記事です。まだ原発を最優先で動かす考え方があるようです。原発が出力調整できないと言う我儘さ(欠陥)を当然と考えるのは何故でしょうか?水力や火力は出力調整をする事で需給を調整しますが、その分設備利用率が下がり、計算上の発電コストが上がります。原発は出力調整しない条件で発電コストを計算する事で見かけ上安い電源としているだけで、水力や火力並みに出力調整すれば発電コストは上がります。更に原発に特有な多額の費用を発電コストに参入する事が必要です。   
 水力、太陽光、風力など自然エネルギー発電の足りない時間帯の電力を平等な条件で火力、原発等の電力で補いあう考え方が これからの基本ではないでしょうか?

HIT210(4.2kW)の発電データ
(発電量はAiSEGの グラフ 発電量 ⇒ 数値一覧より)
6月24日(日)曇りのち晴れ
太陽光発電量      15.1kWh
エネファーム発電量(予約発電)  4.7kWh
W発電量        19.8kWh
売電量         14.4kWh 
買電量          1.7kWh
自給率          278.9%
W発電設備利用率      16.8%
日照時間           5.6h
連系以来     3237日(8年315日 )

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