風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

排熱利用効率

2018年12月03日 | スイッチング数推移など

 エネファーム一次エネルギー利用効率(enefarmカタログ)

 ガスを使うエネファームは電気と違って送電ロス相当の輸送時のエネルギー損失が無いので一次エネルギー利用率が85.8%と電気の37%に比べて断然高い!としています。

 発電所の場合は発電時に排熱ロスと家庭まで届くまでの送電ロスの合計が63%としていますが、ユーザーに届いてからのロスはありません。それに対してガスの場合はユーザーに届くまでのガス自体のロスは無い(ガス圧発生用ガスポンプのエネルギーは要りますがガス会社持ち)がエネファーム発電時の排熱のうち湯沸に利用し切れない排熱ロスが14.2%あるとしています。

 例えば11月にエネファームが使ったガス量61.29㎥の14.2% 8.7㎥分が排熱ロス相当になります。これにガス単価107.45円を掛けると935円となりユーザーがガス代として負担するロス料金になります。

 エネファームとしては一次エネルギー利用効率85.8%に満足することなく、ユーザーが直接負担するロス料金を少しでも減らすため今後排熱利用効率を90%以上に上げて欲しいところです。燃料電池ユニットと熱交換ユニットの配置・連系方法を改善するなどで熱交換率を良くし排熱利用効率が90~95%になると湯沸量を増やせるうえ排熱ロス料金が大幅に下がって良い事ばかりですが・・・ 

HIT(4.2kW)の発電データ

12月2日(日)曇り
太陽光発電量       1.4kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)    6.6kWh
W発電量         8.0kWh
売電量          1.0kWh
買電量          2.8kWh
W発電自給率      81.6%
W発電設備利用率         6.8%
日照時間           0.3h
連系以来   3398日(9年111日)

コメント
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