風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

再エネお預かりプラン

2019年09月06日 | スイッチング数推移など

 東電さんが、
「ご家庭に蓄電池を設置しなくても、余剰電力を当社がお預かりし、他の時間帯にご使用したものとみなすプランです。」
「蓄電池の設置にかかる初期費用やメンテナンスの負担が無く、余った電気で電気料金を節約いただけます。」
と言うキャッチフレーズで「再エネおあずかりプラン」を公表し、その詳細(訂正版)が発表されました。

その料金や加入条件については、
サービス料金 4000円/月(消費税10%込)
買取単価   毎月250kWhまでは、お客様が使用した電気の電力料金相当で単価の
       高い順に買取り。250kWhを超える分、また、250kWh以下の使用
       電力量を上回る分の余剰電力については、8.5円/kWhで買取り。
申込受付   2019年9月9日から専用サイトにて開始予定(Webでのお申込みが必要)

加入条件   同一住所で当社との「電気の受給契約」及び「再エネ発電の受給契約」
       を締結していること。
       料金をクレジットカードでお支払いいただくこと。
となっています。(一部省略しています)

「蓄電池の代わりに東電さんが余剰電力を預かってくれて、電気料金に充当してくれる」と言うのは非常に魅力的でオッと思わせるのですが、残念ながら「サービス料金」とやらで毎月4000円掛るのが大欠点。しかも東電から電気を購入していないと成り立たない方式なので当方にとってはアウト。
 詳しく計算していませんが東電から毎月250kWh程度購入される場合で、余剰電力が毎月250kWh+470kWh以上あると電気料金支払いがゼロ円で売電収入があることになりそうです。250kWhで電気料金を相殺し、8.5円x470kWhでようやく4000円のサービス料金を相殺できる計算になります。ここまで余剰電力を出せる個人住宅は余り無さそうですが・・・蓄電池があると買電量をゼロにできる上に、余剰電力を売電できる可能性がありますが、それだけでは蓄電池の原価償却に長期間かかる・・・悩ましいところです。

HIT(4.2kW)の発電データ  
9月5日(木)曇り
太陽光発電量     10.6kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)   2.0kWh
W発電量           12.6kWh
売電量           8.2kWh 
買電量         4.2kWh 
W発電自給率      146.5% 
W発電設備利用率     10.7% 
日照時間        3.7h
連系以来   3675日(10年と23日)

コメント
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