「日本の若者はついにここまで来たのかと思った。私は講義の時、いつでも質問や意見があれば言いなさいと言っている。にも関わらず何も発言せず、こういう形で意思を告げるという不健康な主張の仕方。それに何より、その内容だ。私は見下していない。ただ、あまりの無反応に感想を言ったにすぎない。もちろん、見下しても何の問題もない。envelopの単語を知らない「大学生」が知識のなさが批判される、あるいは嘆かわしく評価されるのは客観的に妥当なことであり、恥ずべきは自分である。それにも関わらず、それを「見下した」先生がよくないという。
これは、今の若者は子供の頃から大人から叱られたことがないことの結果だと思う。あることができない子がいると、そのことには触れないで、「別のことはできるよねー」などと甘やかされる。「馬鹿野郎!」と怒鳴るのがよいとは思わないが、できないのならもっと頑張れと言えばよい。だが世間は「頑張れと言ってはいけません」という。
人に迷惑をかけたらなぜいけないかを諭すことは必要だし、程度によっては叱ることもよい。だが、そういうことを日本の大人はしないで来た。要するに大人が、してもよいこと、してはいけないことをちゃんと教えなかったツケが今現実のものとなってきたのである。
個人の自由は何よりも大切だそうだ。がんばらなくてもいいそうだ。その結果、「大学生」が勉学をしなくてもよく、中学生レベルの知識がないことを嘆かわしいと指摘されると「見下すな」と主張する権利があるということになるらしい。世界の若者が人類にとって、地球の生物にとって悪影響を及ぼしていることの原因が人間にあるのに大人は対策をとろうとしないことに立ち上がったという、若者ならではの純粋さを「何も思わない」としても、いいらしい。がんこおやじは、そのような若者を断固として見下す。」9/22付け「自然日誌 たかつき」がんこおやじ「やっぱり」より
大学で直接学生に接する先生がお感じになった若者の「実像」です。コマーシャルでも「今のままでいい、頑張らなくていい」と言うようなフレーズがあったような・・・
身近には勉強にも習い事にも頑張っている若者も多く見かけますが、「子供の頃から大人から叱られたことがない。あることができない子がいると、そのことには触れないで、「別のことはできるよねー」などと甘やかされる。」と似た親子を見ることもあります。
”叱るよりほめて伸ばす”のが今の育て方だそうですが、下手をすると「努力せず、学ぼうとせずに今のままで良いんだ」と誤解する若者も育つのかも知れません。
そう言えば「今のままで何とか生きていけるから現政権を支持する」若者のコメントが放送されていました。
HIT(4.2kW)の発電データ
9月23日(月)晴れ
太陽光発電量 10.7kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 3.4kWh
W発電量 14.1kWh
売電量 8.5kWh
買電量 2.7kWh
W発電自給率 169.9%
W発電設備利用率 12.0%
日照時間 4.3h
連系以来 3693日(10年41日)