「東芝エネルギーシステムズは、2020年代前半に超臨界CO2(二酸化炭素)サイクル火力発電技術の商用化を目指す。同技術は天然ガスコンバインドサイクル並みの発電効率を達成しつつ、高圧のCO2を回収できるのが強み。米国では石油増進回収(EOR)への税控除が拡大し、そこで使うCO2も需要増が見込まれる。東芝はこうした状況を追い風に石油会社などとの共同実証を進め、早期の商用化につなげたい考えだ。
超臨界CO2サイクル発電は燃焼器にCO2と天然ガス、酸素を投入する。CO2を高温・高圧で液体と気体の両方の性質を備える「超臨界」の状態にしてタービンを回す仕組み。CO2がシステム内を循環する過程で、天然ガスの燃焼による増加分をほぼ100%回収できる。」2019/8/14付け電気新聞「東芝の超臨界CO2サイクル発電、米国のEOR需要増が追い風」より
超臨界CO2サイクル発電の商用化近しと言う記事が出るようになってきました。来年とは言わずとも期待が高まります。
「アメリカでは「実証には石油大手なども資金を投じて本気で実現を目指している」。その背景には、米国でCCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)を行う事業者に対する税控除が拡大することがある。18年に成立した法律には税控除額をEORで従来の1トン当たり10ドルから35ドルへ、貯留で同20ドルから50ドルへと大幅に引き上げることが盛り込まれた。」(同上記事より)と税制面で普及を支援する動きがあるようです。
アメリカがやる事ですからいつも通り日本も追随して支援策を講じて欲しいものです。進次郎さん、環境面でも日本の電力供給の主力は再エネとこの超臨界CO2サイクル火力発電ですよね。
HIT(4.2kW)の発電データ
9月13日(金)曇り
太陽光発電量 5.9kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 3.9kWh
W発電量 9.8kWh
売電量 4.6kWh
買電量 4.4kWh
W発電自給率 102.1%
W発電設備利用率 8.3%
日照時間 0.0h
連系以来 3683日(10年と31日)
13日の金曜日で仏滅と言う貴重な厄日?でした。