風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

パワー半導体

2019年09月18日 | スイッチング数推移など

 「パワー半導体は電気の直流・交流や周波数を変換したり、電圧を上げ下げしたりして、電気を効率よく使えるようにする部品だ。家電や太陽光発電装置、電車、電気自動車(EV)、産業機器、電力網など電気が関わる幅広い製品で使われる。シリコンと比べたSiCの利点は、低い抵抗と高速動作、高温でも動くことなどだ。部品の小型化や冷却機構の簡素化につながる。既に鉄道車両やEVの一部でSiCパワー半導体が採用されており、JR東海が20年度に東海道新幹線に投入予定の新型車両「N700S」にも搭載される。

 SiCを含むパワー半導体の課題の一つが「導通損失」と「スイッチング損失」だ。前者はパワー半導体に電流が流れている際に抵抗によって生じる。後者はパワー半導体に電気を通したり切ったりする際に起こる。

 国際会議で木本教授が発表するのは導通損失対策だ。SiCと酸化膜の境界の面にできる欠陥を熱処理によって大幅に減らす。一般的なMOS(金属酸化膜半導体)型電界効果トランジスタ(FET)向けで「SiCという材料が本来持つ性能を引き出せるようになる」(木本教授)という。従来のシリコン製の界面がきれいなのに対し、SiC製の界面は原子レベルでわずかな構造の乱れが生じている。それがトランジスタ性能を落とし、流れる電流が減る原因になっていた。」9/17 4:40付け日経電子版「パワー半導体が効率アップ 京大やロームが新技術」より

 家電や太陽光発電装置、電車、電気自動車(EV)、産業機器、電力網など電気が関わる幅広い製品で使われるパワー半導体のエネルギー損失が減る事でこれらの電気機器の省電力が進むことになり、総電力消費量の削減に大きく貢献することになります。無駄な発熱を抑える!素晴らしい!

HIT(4.2kW)の発電データ  

9月17日(火)晴れ
太陽光発電量     19.8kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)   4.2kWh
W発電量           24.0kWh
売電量          14.7kWh 
買電量         2.8kWh 
W発電自給率    198.3% 
W発電設備利用率     20.4% 
日照時間       11.4h
連系以来   3687日(10年35日)

コメント
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