nextDriveから届いた”無償評価サンプル”+α(柿と人形はサンプルではありません)
CubeJ1とスマートメータの連係接続やアプリEcogenieについて意見などをやり取りしている内に、"それならWebカメラなどを評価サンプルとして無償提供するので思い付いたことをfeedbackして欲しい"という事になり、何の縛り(義務)も無いならとの条件で受けることにしました。2日後には早速評価サンプルが送られて来ました。CubeJ1本体とWebcam それに温湿度センサ 振動センサがあります。スマートメータのBルート受信以外にはとりわけて関心は無いのですがwebカメラで映像が、温湿度センサでその場所の温度と湿度が、さらに振動センサを取り付けたドアや金庫(当方にはそんなものなし)が動いたと言う事がCubeJ1経由でインターネットに送られてスマホで”見える化”できると言うふれこみです。小さい子供も犬猫もいないので必要性は特に無いのですが機能testとしてはおもしろそうです。β版の製品を実際の環境で使わせて改善点が出れば修正して行くスタートアップ企業ならではやり方のようです。新規なIoT分野ではよくある事なんでしょうか?
11月23日の発電データ
発電量 6.2kWh (AiSEGデータ)
売電量 4.2kWh
自給率 59.0%
設備利用率 6.2%
日照時間 1.6h
日照時間当たり発電 3.88kW
連系以来 3024日(8年102日 )
「長らく大手3社の寡占状態が続いた日本の携帯電話市場は格安スマホが登場し、価格競争が始まったもののまだ道半ばだ。一方、IoT向け通信サービスは、携帯電話とは異なる形で値下げ競争が進むとみられる。
携帯電話と違ってIoT通信は免許が不要な帯域も使える。京セラ子会社などサービスの提供会社数が相次ぎ登場し、競争が生まれやすい。IoTには通信サービスが欠かせないため、価格低下はIoT自体の普及を促すことになる。
IoT通信には各国で新興勢力の参入が相次ぐ。仏ベンチャーのシグフォックスは2012年から独自技術を使ってフランスやスペイン全土をカバーする通信サービスを提供する。年間1ドルの低価格を武器に水道メーターの遠隔検針などのIoT案件を相次ぎ獲得。日本を含む世界30カ国以上で事業を展開する。」11/15付け日経電子版「値下げ合戦 スマホの次はIoT 参入障壁低く、世界で価格破壊 」より
電力のスマートメーターのAルートデータ送信に携帯電話の電波を1回線分使うのはコストがかかり過ぎでは思っていましたが、似て非なるIoT通信だったのでしょうか?水道・ガスメータやスマートメータの情報量は少ないので安いコストで運ぶ方法がありそうですし、安くなければ普及しないはずです。農産物の生育状況や土地の含水データなども少ないデータですから安い通信方法でないと実用化は出来ないはず。
最近使い始めたCubeJ1によるスマートメータのBルート(Wi-SUN通信)情報収集もIoT通信の実用事例のようです。トラブルの多かったBルート情報の安定受信もCubeJ1とスマートメータの距離を短く(8m⇒4m程度)することで解決しています。
11月22日の発電データ
発電量 10.2kWh (AiSEGデータ)
売電量 7.2kWh
自給率 109.7%
設備利用率 10.1%
日照時間 4.3h
日照時間当たり発電 2.37kW
連系以来 3023日(8年101日 )
「雄のカブトムシの大きな角は、幼虫からさなぎになる際に、小さく折り畳まれた袋状の組織を広げるだけでできることを、名古屋大大学院の後藤寛貴特任助教らのグループが突き止め、英科学誌電子版に発表した。
グループによると、雄の角は幼虫からさなぎに脱皮する二時間弱の間に一気に伸びる。幼虫の頭には、角のもとになる「角原基(つのげんき)」と呼ばれるしわくちゃの袋状の組織があることがこれまで知られていたが、短時間で大きくなるメカニズムは分かっていなかった。
実験では、袋状の組織にカブトムシの体液を人為的に一分間で注入しても角はできたことから、細胞の増殖によるものという仮説は否定された。さらに、角原基をホルマリンに漬けて細胞を正常に働かなくしても角は形成されたことから、細胞の変形などによるものではないことも確認できた。
そこで、本物の角原基をスキャンしてコンピューター上にバーチャル角原基をつくり、シミュレーションで広げてみたところ、角原基の表面が伸び縮みしないように設定しても正常な角ができることが判明した。
こうした結果、角は細胞増殖などで成長するのではなく、複雑に折り畳まれた状態から展開するという単純な仕組みだったことが分かった。広がる際は、角に体液が流れ込み、エアバッグが膨らむように一気に形成されるという。」11/22付け朝日新聞夕刊「カブトムシの角は エアバッグ方式 脱皮で一気に伸びる謎 解明」より
カブトムシを幼虫から育てた記憶はなく、山で樫の木で樹液を吸っている成虫を手掴みしただけで角の生え方まで考えた事も有りませんでした。「複雑に折り畳まれた状態から体液が流れ込み展開する」仕組みだったとは驚きです。
11月21日の発電データ
発電量 22.9kWh (AiSEGデータ)
売電量 17.3kWh
自給率 157.9%
設備利用率 22.7%
日照時間 9.9h
日照時間当たり発電 2.31kW
連系以来 3022日(8年100日 )
「相反点プロペラ式は、たがいに逆方向に回転する2段のプロペラを用いて発電を行う方式。従来のプロペラ式発電では、1段のプロペラで内軸磁石を回転させ、外側コイルは固定されている。一方、相反転方式では、潮流を受けた前後2段のプロペラが外側コイルと内軸磁石を逆方向に回転させる。これによって、磁界を切る相対速度が増加するため、高い発電効率が期待できるとともに、同じ発電量の装置と比較して小型化が可能になるという。
さらに、起電圧が高くなるため、送電ロスや電力制御機器の容量が軽減できる利点もある他、発電機に発生する回転トルクが逆回転により相殺されるため、外部への反作用がなくなることで支持構造を簡素化することができ、設置費用の削減も期待できるとしている。 「相反転プロペラ式」の概要 出典:NEDO
2017年10月17~20日に、長崎県伊王島から沖に約2kmの地点で、実用化時に想定される実機の7分の1スケールモデルを利用した曳航試験が実施された。発電装置を台船の船尾から深さ3.5mの位置に設置し、タグボートで曳航することによって実海域の環境下での潮流を模擬した。その結果、前後2段プロペラの回転の安定性、イーグル工業が開発したメカニカルシールによる防水性能などを確認し、実海域における装置の安全性を確認できたという。
発電出力については、流速2m/sにおいて定格発電出力が1.38kWであるところ、試験時の流速1.3m/sの条件で、379Wの出力を確認できた。この発電出力は発電効率43.1%に相当し、設計した発電効率42%を上回る。これをプロペラ直径7mの実用化機に置き換えた場合、流速4m/sで、543.6kWの出力が期待できるという。」11/20付けスマートジャパン「潮流発電に2枚羽の新方式、想定を上回る発電効率43.1%を達成」より
周りを海に囲まれた日本では潮流発電を使わない手はありません。たがいに逆方向に回転する2段のプロペラを用いて発電を行う相反転プロペラ式潮流発電の試験で40%を超える発電効率が想定される結果が出たと言う記事です。発電した電力を陸地に送るためにはケーブルを繋ぐために固定設置になりそうですが、その場合の設備利用率はどの程度になるのか。昼夜を問わず発電できるのは風力と似ています。小型化できれば急流が多い日本の河川に設置しても使えるのではないでしょうか?
地熱発電以外の自然エネルギー発電ではそれほど高い設備利用率は望めませんがそれぞれの特徴を有効に連系して利用することになるのでしょうか?
11月20日の発電データ
発電量 9.0kWh (AiSEGデータ)
売電量 6.1kWh
自給率 90.9%
設備利用率 8.9%
日照時間 1.9h
日照時間当たり発電 4.74kW
連系以来 3021日(8年99日 )