やっぱり下半身

マニフィカ カンタービレ声楽教室



先週土曜日に発表会が終わってから初めてのレッスンをすることになる今週。

私が発表会を通じて思ったことも併せて少し書いてみたいと思います。



発表会を行ってそれぞれの方がレベルアップできたこと、それが最大のメリットとであると思いますが、

私個人としては、特にこれからのレッスンを進めていくのにとても良かったことは、

伴奏者さんとの合わせと本番を完全に客観的に見ることができたことです。



伴奏合わせは教室で行いましたが、この時には近くで一曲通してどのように体を使っているか、ということを見ることができました。

普段は伴奏をしながらだったり、完全に体を見ながらとなるとピアノなしで歌って頂く、という形でしたので本当によかったです。

更に本番では緊張する状態でできたこと、要するに自分のものになっている事柄と、更に広い会場での声の響きを確認できました。



皆さん、とても素晴らしい出来で、現時点でのそれぞれの実力から見ると100点どころか120点の出来でした。

が、もっと成長できる伸びしろはいっぱいあります。

やりましたね！もっとうまくなれるし、もっと歌うのが楽しくなるよ！（笑）



伸びしろのお話に戻りますが、やっぱり一番多くの方にとっての課題は下半身です。

緊張した中でも、そう、めちゃくちゃ緊張していても下半身がしっかりしていたらもっと安定するのに、とか。

不安定さだけでなく声を聴いていて、やっぱり体を使う配分が下に移動すれば声が変わったり、歌う上での処理がもっとやりやすくなる、とかとか。

上半身の力みを解く為には、とかとかとか。



昨日、今日が発表会後初めてのレッスンだった方には今後の進め方についてもお話をしました。

感心するのはどの方も発表会でのことをものすごく上手に消化されていることです。

ご自身で自覚しながら得たもの、そこに私が発見したものをうまく絡ませながら、この成長の機会を逃さずにレッスンを進めていけたらいいなと思っています！

楽しみです♪




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