緊張とうまく付き合う方法

マニフィカ カンタービレ声楽教室



来月に試験を迎える生徒さんがいらっしゃいます。

なので発表会が本番の試験のよい練習になると思っていました。

今日は発表会後最初のレッスンだったので、発表会のことを振り返りながら受験に繋がるお話をしました。

その中で彼女が発表会の時にどういったことを思ったり、緊張の具合も聞きましたが、では歌う前にどういったことをしたのかもお聞きしました。



ところで。

私はとても緊張をするタイプです。

自分自身、もっと緊張の度合いを緩められたらいいのにな、そうできたら楽だろうなぁと思います。

が、そんなことを言ってても仕方がないので、この緊張状態になっても体はよいパフォーマンスができるように準備をするようにしています。

歌う、要するに体を動かすことなので、特に状態よく歌うのに大切な体の部位を動かしたり、動きを確認したりもします。



生徒さんには、歌の試験の前の待ち時間の間、声が出せないときでも、頭の中に歌を流しながら、例えば跳躍音程などの前の準備が必要な場面でのタイミング、その時の体の動きを確認することもできる、という話もしました。

そうしていればたとえ声を出していなくても、体がカチコチになることはないと思います。

歌は息が浅くなると影響が覿面なので、吐いて吸ってをしてみたり、息が入る場所やその動きを感じるのもよいと思います。

歌に限らず緊張している時には呼吸が浅くなっていると思いますので、呼吸を確認することは大事なことだと思います。

役に入るイメージをリピートして、舞台に立った時にスムーズに再現できるようにしておくのもいいですね。



こんな風に振り返ってみると結構いろんなことができそうですよね。

今日の生徒さんに聞くと試験直前の待ち時間が15分ほどあるようですが、15分もあればたくさんのことができます。

必ずしも動かないといけないとかではなく、この瞬間によいパフォーマンスをするために自分に何が必要なのか、どういう状態にあるとよいのか、目的を明確にして今から計画を立てていくとよいと思います。



オリンピックが開催されていますが、選手の皆さんの気持ちの準備ってどんな感じなのかな～ととても興味があります。

今日もカーリングとスピードスケートでメダルを獲得しましたね。

おめでとうございます！！

でも、メダル獲得に限らずこの日の為に生活の全てを掛けて努力をしてこられた選手の皆さんに山盛りの拍手を送りたいです。

ひたむきな人って本当に美しい！




大阪・京橋　カンタービレ声楽教室
ホームページはこちら♪

ただ今新規生徒さまを募集中です！！

お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら