宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

うちのおばちゃんへ

2014-03-12 06:44:16 | 祈り
 僕が神界に帰ってから、よく心をくだいて
昌美のため、会のために尽くしてくれて
ありがとう。
 おばちゃんの支えがなければ、みんな
ここまでやってこられなかったろう。
 僕が今、自在身を得て、君のことを想うと
つくづく君の思慮の深さと明るさに救われ
支えられた一生だったと思う。

 僕は君に出合って、君によって真実の宗教家
としての自分を育てられたと思う。そして
君と出合ったことを、本当にこれは神の愛念
だったと深く識る僕なのだ。
 ことに、最後の十年余り、僕は君にだけ、
この身におそってくる痛みや業想念の
ものすごさを訴えた。この地上で、唯一僕が、
痛い寂しいということの許されるのが
君だった。
 このことを僕はどれだけ感謝したか、又、
今もしているかわかるだろうか。

 人間というものは、どこか一カ所に風穴を
持っていなければ、どんな聖人でも身が持つ
ものではない。まして僕は、五井昌久という
個性をそのまま肉体にのこした宗教者だった。
 僕のいたみ、僕の苦しみは、誰にもわかりは
しない。ただ地上でそれを知っているのは
君だけだ。そうして、その君が僕の妻であった
ことを、僕は神慮だったとおもう。
 しみじみと今、僕は君をおもっている。
 自在身となった僕は解き放たれた自在身
として、一層君のもとに光をおくっている自分
に気付くのだよ。

 どうか元気でいておくれ。風邪などひかない
ようにして、自分の心を大事に生きておくれ。
 僕が地上にいる間、君は君の心を僕に
ささげてくれた。今、光となった僕が、君を
しっかりと受けとめる番だ。

 又かくよ。祈っている。
               昌 久