宇宙(そら)は家

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五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
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臓器移植について(1)

2021-08-15 22:43:13 | 祈り
臓器移植が良いか悪いかということはね、
今日本の中で問題になって議論されている訳
ですね。
問題になってるというのは何が根元か
というと、愛するものと別れたくない、
愛するものの体に傷をつけたくない、
という風なことねえ。
つまり、臓器を移植される側の人たちの
悲しみですよね。
五体満足のまま焼いてあげたいとかですね。
何かそういう気持ちが日本人には非常に
強いんです。
これは、何の宗教を信仰しているとか
何とかじゃなくって、日本人の精神性
といいましょうかね、国民性といった方が
いいかしら、そういうものなんですね。
だから、自分の愛するものの臓器が、
例えば肝臓や心臓、腎臓というものが、
何かの為であるにせよ、ぼんぼん
持ってゆかれる、傷がつくということは
耐えられない気持ちがする。
それと今は、人工的な、肉体の臓器じゃ
ないものが発達を致しましてね、それが
働きをするようになる。
そういうもの二つからめて考えていかないと、
つまり、人工の臓器移植と、肉体の人間の
臓器移植と両方考えていかないと、
いいか悪いかという問題は駄目なんだ
ということです。
         (つづく)