
最近の空港はなかなかシンプルな食堂も多くなった。空港の食堂は高い・まずいと言うのが印象的であったが、鬼太郎空港という小さな空港にも、街中にある居酒屋なども入っていたし、価格にしても特に高いと言う設定ではない。空港で居酒屋でもあるまいしと思い、隣接する蕎麦屋「阿礼」と言う店に入ってみた。
搭乗前、1時間30分程度の余裕があるので、のんびりできる。当然もう運転する必要は無い。ビールとつまみ。空港が一望できる席に案内され、何となく満足。帰京するサラリーマンが夕食代わりに入っている店らしい。静かな雰囲気が良い。生ビールは550円とやや高いが、お得なつまみ2品あったので、それで攻めていく。
「ソーセージ5本350円」「焼きイカ380円」。十分なつまみである。まずは麦酒を飲み干し、一安心。旅の無事を二人で祝う。何となく疲れたが、国内旅行では夫婦では最長(新婚旅行・四国14日以来)。これも今までのご褒美と解釈している。つまみはご当地物ではないが、蕎麦は仕上げとして食べられる。なかなかの店である。小さいが分煙も実施されている。
ソーセージは、シンプルな物。これで十分。イカはさすが海に近いせいか、十分名量が出された。特記するほどのことではないが、2サイクル(おかわり)をしながら、私は麦酒を3杯呑んでしまう。今回も良く麦酒を飲んだ旅だった。
最後は出雲蕎麦(しかしここは鳥取)。メニュー上は「三色割子定食980円」となっていた。円が「縁」になっているのも粋である。天ぷら(海老)・大根おろし・とろろの組み合わせ、これにおにぎり・香の物・小鉢も付くのだから立派なセツトである。
私は麦酒でお腹が満たされている。妻がほとんど食べてくれたが、やはり出雲蕎麦の味。なかなかおいしい。汁も独特の甘味のある物。先日食べた「出雲蕎麦」である。私もひと鉢抱いたがおいしい物だった。ここは蕎麦屋、いろいろな蕎麦も準備されていた。満足する仕上げでした。やはり豪華な旅館の食事よりもこの程度の食材が体に合うのかもしれない。

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