こんばんは♪
本日の京都は朝から五月らしい爽やかなお天気。
皐月晴れって、きっとこんな感じかしら…
そんな事を思わせる、眩しいほどの空模様でした。
お天気がいいと、それだけで何か嬉しくなる宗流です^^
さて。
しばらく多忙続きでブログもUPできないままにいたら、
いつのまにやらのGW突入…早いですね^^;
みなさま、素敵な連休をお過ごしでしょうか?
どこか旅行にお出かけの方も多いのでしょうね。
宗流は連休前のお仕事の整理がなかなか終わらず
前半はどうやらお仕事続きになりそうです。
お楽しみはゆっくり後で、となればいいのですが…。
先にも触れましたが、今日はホントにいいお天気♪
桜の季節が過ぎ、新緑や次の花々の咲き誇る季節となりました。
そして、水辺にも春の陽射しが降り注ぎ、
きらきらと美しい反射を水面にたたえています。
流れの向きや水底の様子によって、
それぞれの水面に映される太陽の子供のような光。
今日はそんな水辺のひと時のお話です。
会社の決算が迫り、日常業務と重なって何となく気忙しかった4月末。
忙しさもあったのですが、実は会社でちょっとした出来事があり
少し気持ち的にテンションが下がっていました^^;
自分の作業上での失敗ならままある事なので(?)
反省のうえ改善すれば何とかなるのですが、
人間関係の不調には、どうやらとても打たれ弱いようです。
相手のある事ですから、私の主観だけでは言えませんが
小さな会社だからこそ、どこかでフォローし合わないと
物事はスムーズに動かない、私はよくそう思います。
もちろん私が理想論を語っても、それは簡単に実現する事ではありません。
でもそんな大きなお話ではなくとも、普通に生活する中で
ほんの少し他人に目を向けるだけで解決する些細な事はたくさんある。
いつもそんな風に感じているのですが…
あまり言っちゃうと愚痴になりそうなので
詳しくは割愛させて頂きますけれどね^^;
ここ最近の、そんな思いを抱えながらの先日の昭和の日。
仕事で使うために発注していた生地を受け取りにお店に向かったのですが、
あまりにいいお天気に、休日出勤をしているのが急に切なくなって
ちょっと回り道をして京都市内を流れる大きな川、
鴨川まで自転車でぶらりと寄り道をしました。
お天気も良かったせいか、鴨川の土手にはお散歩やジョギングを
楽しまれる方も多くいらっしゃいました。
私も近くのスタバでコーヒーを買って、しばしの休憩。
ぼーっとベンチに座って流れる川面を眺めていました。
空が広いと思うのって久しぶり。
何となくふとそう感じました。
爽やかな風も、降り注ぐ柔らかな陽射しも春そのもの。
自分の気持ちが滞っていても、季節の巡りは足を留める事なく
日々の中にそれぞれの時の色を挿していきます。
もしも時間に色がついているとしたら、こんな風に
季節を彩るって事なんだろうなぁ。。とぼんやり思いました。
そんな時、土手をジョギングする見知らぬ男性の姿に
ふと知人の姿を重ねて見た気がしました。
それは、宗流が一番最初に就職したホテルの上司。
先日のお話にも登場した、お兄さんの方の男性です。
人が見ている所でよく動くのは当たり前。
人の見えない所でも同じように動けるか、否か。
それが人として成長できるかどうかの分かれ道。
私はその上司にたくさんの事を教わりましたが、
この言葉は宗流が今も信条にしている大切な言葉です。
ジョギングをしていた男性は上司とは全く違う人でしたが、
私の元上司もジョギングが好きで、
仕事が始まる前によく会社の近くを走っていました。
それが何気なく連想させたのかもしれません。
私はこころの中で、何度もこの言葉を反芻しながら
しばらく何をするでもなく、その場で佇んでいました。
…数日前、川面を眺めながらそんな事を考えていたのですが、
何となくまだすっきりと色々な事を水に流すとはいかないようです。
穏やかな春の陽射しを受け、照り返された陽光が
きらきらと輝いていた川面。
理想という光を、自分の流れに映す事はなかなか難しいものです。
でも、川は流れているからこそ川であり続ける。
止まればそれはただの大きな水たまり。
水が流れている間はきれいな透度を保ちます。
何しろ流水は腐らず・淀む水には芥溜まるって言いますもの。
たとえ小さな川であっても、
さらさらと絶え間なく流れ続けていきたいものです。
それではみなさま
Have a nice holiday !!
宗流
和装小物 宗流
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