cafe de sou-ryu

ほっと一息
ちょっと休憩しませんか?

謹賀新年 金沢旅情2

2012年01月03日 14時28分28秒 | outing


こんにちは。
長いお休みだと思っていたお正月休暇も残すところあと僅か…
みなさま、お正月気分は満喫されていますか?
私は明日の仕事始めの用意をしなくてはいけないのに、
全く気分が乗らず、のんびりとコーヒーなど啜っています。
いや~間違いなく、あと数時間後には焦り出す私が見えます。
でも、もうちょっとのんびりしたい!!と、現実逃避ぎみの宗流です。



さてさて。
本日は、年末年始の金沢旅行の第二弾です。
前回のお話はこちらから


雪の金沢城を後にして次に向かったのは、兼六園です。
金沢といえば兼六園。ここは外せないポイントですよね^^


…なのですが、ここはほぼ画像がありません。
と、いうのもあまりに人が多くてびっくり!
どこを向いても人だかりが出来ていて、人を見てるんだか
お庭を見てるんだか、正直なところ解らなくなるほどでした^^;
唯一まともな画像がこれ。







兼六園名物(?)雪吊がご覧頂けるでしょうか。
これに雪がうっすら積もったら、さぞかし叙情的で美しいでしょうね…。
そこはみなさまの逞しい想像力を駆使し、こころの目でどうぞご覧ください
(↑二度目かよっ!)

ちなみに、この兼六園の説明はこちらから。←完全なる手抜きです。ソレガナニカ? 
はぁ。。情緒も何もあったものではありませんねぇ。



そうこうしているうちに、日も翳り夕暮れ時に。
とりあえず金沢駅前まで戻り、ホテルにチェックインしてからお夕飯です♪
ちゃんと事前に、ホテルやたまたま入った喫茶店のマスターから
美味しいお店情報を仕入れてきたので、夕食は美味しい海の幸を…と
わくわくしてお店に向かったのですが…お休みでした。。
大変美味しいと評判の小料理屋さんだったのですが、お休みでした。
…そりゃ年末まで開いてるなんて、そんな保障はありませんよね(泣)

仕方がないので(失礼な話!)、駅近くにある「台場」さんへ。 
小洒落たダイニングバー的なお店で、照明を少し落とした店内には
ジャズとお香が仄かに流れ、きっとデートなんかには人気なんでしょうね。
カウンター、テーブル、個室と席のバラエティーも豊かです。
ワインセラーならぬ日本酒セラーもあって、お酒好きの方も楽しめるお店です。



お料理はというと…
照明が落としてある分、画像が汚くてごめんなさい。
ホントはこの3割増しで美味しそうに見えます^^;






こちらは、私が一番食べたかった「のどぐろ」の一夜干し。
以前、会社の東京店に出張した時、北陸出身の上司に勧められて
初めて頂いたのですが、ホントに美味しいお魚です。
さっぱりとした脂が程よく乗っていて、一夜干しにする事で
旨みが凝縮されている、そんな感じでした。







金沢名物の治部煮です。
薄く粉をはたいた鴨や鶏をすだれ麩や野菜とともに煮物にしたお料理。
お肉についた小麦粉の作用で、煮汁には軽くとろみがついていて
あたたかさが逃げにくく、寒い冬にぴったりの一品です。
こちらはすだれ麩ではなく、生麩を使ってありましたが、
これはこれでとても美味しく頂きました。







こちらは鰤大根。
これはいつでも食べられるじゃん!と、言われそうですが…
実は今回、本来なら金沢・富山の旅の予定だったのですが、
やんごとない理由により富山は次回へ見送りになりました。
氷見の鰤をこの上なく楽しみにしていた宗流、
お隣の石川県にて鰤を食す。ザンネン
でも、鰤カマのとろけそうな食感に大満足でした^^








こちらはこの日のオススメ、はたはたの唐揚げ。
もともと水分の多いお魚ですが、こんがりとやや色黒目に揚がっていても
身はふっくらしっとり~。見た目はお世辞にも美しいとは言い難いのですが
なかなか美味でしたよ。








揚げ物が二品続くのはちょっと苦しいお年頃の宗流ですが…
食べたかった河豚焼き白子が品切れのため、雲子でガマン。
…う~ん。。これはちょっと火の通し過ぎかも。
それに、ちょっと衣が厚過ぎる感も否めない。
雲子の持つ独特のとろっと感がイマイチ感じられません。
宗流、雲子大好きなんですけどね…オシイ!


この他にも地鶏の焼き物やお造りなどなどを頂いたのですが、
リーズナブルなお値段でお腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした。



この後、ちょっと辺りを散策しようと試みたのですが、
あまりの寒さに生命の危機を感じてホテルへ逃げ帰りました。ヘタレカ!

そして、なぜかこの後の記憶が全く定かではありません。
お風呂へどうやって入ったのか、そしていつ眠ったのかも定かでない。
ある意味、素面でここまで記憶がなくなるのも怖い気がしなくないですが
たぶん、疲れてたんでしょうね。うん、そうに違いない!


気が付いたら、新年の朝日が部屋に射し込んでいました^^;
カウントダウンをし損ねた。。チェッ




謹賀新年 金沢旅情3 へ続く





宗流


謹賀新年 金沢旅情1

2012年01月02日 12時41分52秒 | outing




あけましておめでとうございます。
みなさま、佳い新年をお迎えでしょうか。

こちらにお越し頂いておりますみなさま、
またそんなみなさまの大切な方々の
ご多幸とご健康を心よりお祈りしております。

…私の方は昨年は更新も滞りがちで、
近況をお報せする事もままならなかったのですが、
変わらず元気にしておりますので、ご安心くださいね。
こんな私ですが、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。


さて。
新年第一回目の本日は、年末年始を過ごした、石川県金沢市の
模様をお送り致します。
画像が多く少し長くなりますが、どうぞごゆっくりご覧下さいね。


さてさて、今回は先にお伝えしました通り、金沢旅情編です。
金沢…宗流がずっと一度は訪れたかった街なのですが、
今回は二泊三日の予定が急遽一日短縮となり、
駆け足での金沢旅行となってしまいました。
内容的にはちょっと物足りない感も否めない所はありますが、
どうぞあたたかな目で見守ってやって下さいね^^




2011年 12月31日。
朝六時半にお家を出発。アサハニガテデネムイノヨ…
京都駅からサンダーバードにて北陸へ!
…ホントは、車窓からの朝日を受けて輝く雪景色なども
ここにアップされる予定ではありましたが…
スミマセン、ネテマシタ。。。


気を取り直して金沢到着!京都から約三時間、案外近いもんです。
金沢駅はこんな感じで…










…えっ
何で二枚目は夜の画像なの?と、おっしゃるツッコミもあるかと思いますが…
これは大人の事情という事でご了承ください。
あくまでも、あくまでもあたたかな目で…お願いします。


まずはとりあえず荷物をホテルに預け、身軽になったらいざ出発!
とはいえ、女の子なのに荷物がほとんどない宗流。
女の子と言えば旅行の荷物が多くて…なんて話がつきものですが、
宗流、男性並みにいつものちっこいバッグ一つでどこでも行きます!
…こういうところが女子力の低さ、なんでしょうかね^^;


金沢駅からバスの一日周遊パスを購入、観光第一歩目は近江町市場
事前にガイドブックでリサーチした新鮮なお魚をお昼ごはんに!
という事で向ったまではいいのですが…
実はそこに辿り着くまでに、引率者と道端で大ゲンカ勃発!
…まぁその辺りは軽く流すとして、機嫌を直すのに少々時間を取った後
まずは腹ごしらえです。






訪れたのは、近江町市場の入り口近くの「いきいき亭」さん。
ガイドブックにも必ず載ってる人気のお店らしく、
お店に入るのに20~30分ほど並びましたが、このくらいは許容範囲。
美味しいものを頂くのに、しばしの待ち時間は必至ですものね。







カウンターのみ、15席あるかないかの店内で注文したのがこれ。
…なんで雑誌の画像なの?とのツッコミ(再び)にお応えすると…
だって宗流、個室でない限りお店で写真を撮るのが苦手なんです、ハイ。
ここはみなさまの逞しい想像力をフル稼働し、こころの目にてご覧下さい。
さすれば自ずから何か見えてくるはずです!!←タブン


実はこの海鮮丼、鮓飯の上に直接ネタが乗ってる訳ではないんですね。
お丼が二重構造になっていて、ネタのお皿がお丼の上にのっかてるんです。
ご飯の上には干瓢と海苔が乗っていて、ネタをお刺身の要領で頂くスタイル。
宗流はこの方が断然お好みです。
驚くほどお魚が美味しい~!この日はカンパチ、中トロ、うに、いくら、甘エビなど、
12~13種類ほどのお魚がぎっしりと乗ってました。
カニ足もあったのですが、ちゃんと節のところを切り落として
中身をちょこっとのぞかせて食べやすくしてあったりと、細かな配慮が嬉しい。
お店の大将や店員さんも気さくに「どこから来たの~?」と話しかけてくれて
カウンター越しの会話も美味しいお魚のいい調味料になってます。
やっぱり美味しいものは、美味しい会話と頂きたいですものね。
お腹も気持ちも満腹になりました。ごちそうさまでした!


お腹一杯になった後は、歩いてカロリー消費!
近江町市場から、金沢城址まで徒歩で移動です。ケッコウアルイタナァ






途中でこんなものを発見。これは止水栓の蓋なのですが、
加賀前田家のお膝元。こんなところにも家紋である
「加賀梅鉢」の名残りが。宗流、こんなこだわりが結構好きです。







てくてく歩いて、ようやく到着。
まずはこんな雪景色がお出迎えです。
ここでは割愛しますが…犬並みに雪が大好きな宗流、
もちろんこの後、雪の上にダイブして転げ回りました!モウオトナナノニ…













…雪まみれになって叱られつつ、金沢城到着!
でも、金沢城址、というだけあって実はその当時の金沢城はありません。
いまある金沢城は、後に再建されたお城なのです。

ざくっとその歴史に触れてみるとですね…尾張の国(現名古屋市)で
前田利春(利昌)さんの四男坊として生まれた利家くん、
若かりし頃はちょっとしたやんちゃもしつつ、武芸にも勤しみ
「槍の又左」と言われるほどの槍の名手でもありました。
そして時の権力者織田信長くんの下でその手腕と手柄を認められ、
やがて能登の国(現石川県北部)を治める事となりました。
その後、時代は信長くんから豊臣秀吉くんの時代となり、
その間に賤ヶ岳の戦いやなんやかんやがあったりしたのですが、
最終的に秀吉くんから加賀の国を与えられて、金沢城主になったという事です。

いや…さすがにざくっとし過ぎましたので、これではクレームがつきそうです。
詳しくはこちらを。



金沢城…確かに美しいお城です。
特に画像の三枚目、きれいに長方形がならんだ「なまこ塀」などは
日本の建築技法の生んだ、整然とした美意識があるように思います。
けれど、そこに建造物としての意匠の美しさは感じるものの
どこか宗流は軽さのようなものが感じられるのを禁じ得ません。

歴史の重み、というのでしょうか。
これは私個人の思惑なので、否定や嫌悪とはまた別次元のお話ですが
私は形あるものが風化した形で晒されることも、悪くはない、
そんな気がするのです。
形あるものはいつかなくなる、それは事実であり残念な事かもしれません。
でも、だからこそ時代の波は途切れることなくうねり続ける。
その波に飲み込まれ、手を尽くしてもなくなるものは仕方ない。
歴史というものは、築かれては壊れ、またその上に築かれるもの。
栄華の波が枯渇し、既に人々に忘れ去られたような場所にも
「いま」や「過去」という時間の帯は絶え間なく張り巡らされ、
時は途切れることなどない、そんな気がします。
歴史というものは、人それぞれ味わい方はあるのでしょうね。
私は漠然とそんな風に感じるのですが…、
さてみなさまはいかが感じられるでしょうね。







金沢城のある公園からは、遠くに白山が臨めます。
きっと、この地で大きな根を下ろす山々は、波乱の時代の移り変わりを
じっと同じ場所で見つめてきたのでしょうね。
私の思う歴史観というものは、こういう事。
あるがままにある歴史。それが私の気持ちに一番響く気がします。




謹賀新年 金沢旅情2へ続きます。



宗流


美しき国、麗しの花

2011年04月12日 23時23分00秒 | outing


こんばんは。

まずは、昨日の地震に遭われた方にお見舞いを申し上げます。
お疲れとご心配が募られてらっしゃる事と存じますが
まずは何よりお身体の無事を心よりお祈り申し上げます。



さて、本日は今年の京都の桜をご紹介いたします。
とても花を愛でる気持ちが起こらないと仰る方も多いかもしれませんが
ほんの少しだけでも、自然の色彩に心穏やかになりますように。
今日は自宅のすぐそば、烏丸六角にある六角堂の桜です。







この日は晴れた日曜日。
青空に浮かぶ桜色は、まるで春の雲を思わせるようでした。









降り注ぐのは、桜色の雨でしょうか。
それとも桜色の陽射しでしょうか。
はたまた桜色の傘の許での雨宿りでしょうか。










空に架かる天井格子は春爛漫の桜色。










桜楓(おうふう)は一つの景色に桜と楓が描き込まれた様子です。
これも桜楓の景色と言っていいかしら。









花と蕾。
まだまだうら若きお嬢さん、といった風情です。










六角堂はビジネス街のビルの谷間の異空間。
古いお堂のすぐそばには、近代的な建物がそびえ立ちます。










美しき空の許、麗しの花は穏やかに咲き誇ります。






宗流


紀州の初春 その4

2011年02月28日 23時42分14秒 | outing

こんばんは♪
本日の京都は、雨の月曜日。
でも、傘を持つ手も手袋なしでも冷たくない。
ほんの少し前なら、雨が雪に変わったり、
手袋なしでは凍えるくらい空気が冷たかったのに
いつの間にか季節は冬より春に近くなってきたんですね^^
明日から三月。弥生の曙はもうすぐです!


さて、前回まで3回に渡ってご紹介しておりました
「紀州の初春」も今回でいよいよ最終回。
とはいえ…これもお正月の旅だから、二カ月前になるんですよね。。オソッ!!
本日は旅の恒例、おみやげ編です♪



どうにもハプニング続きの和歌山マリーナシティを後にし、
紀州の旅も終りに近づきました。
この旅で最後に訪れたのは、ここです↓







ここは、和歌山市にある紀三井寺です。
このお寺、正式名称を「紀三井山金剛宝寺護国院」というそう。
画像の右手にも石碑にそれが見られます。ナンダカモノモノシイナマエ…

実はこの紀三井寺、もともと宗流の立ち寄りリストに入っていた訳でなく、
国道を走っていると、山手に赤々とした建物を見つけ何気なく寄ってみました。
立ち寄ったからには行ってみなくてはなりません!
という訳で、楼門をくぐってみると…

やけに急な石段!!
あいにく画像はないのですが、231段の階段に参詣者が列をなしています。
上りは一所懸命で気付かなかったのですが、降りる際に知ったのには
この階段の坂は「結縁坂(けちえんざか)」と呼ばれるんですって。

何でも江戸時代の豪商・紀ノ国屋文左衛門が母親を背にこの寺にお参りしていた際、
坂で草履の鼻緒が切れて立ち往生していると、和歌浦にある玉津島神社の宮司の娘さんが
偶然通りかかり、鼻緒をすげ変えてくれた事をご縁に、その娘さんと恋に落ちたとか。
そしてその娘さんをお嫁さんに貰い、玉津島神社の宮司さんの出資によって
舟を手に入れミカンと材木を江戸へと運び、商いを成功させたそう。
それにあやかり、彼の成功のきっかけとなったこの坂を「結縁坂」と呼んだそうで
ここを思い人と登れば縁が叶うとか叶わないとか…^^*
もちろん、神社の娘の宗流は、もしお世話係の靴ひもが切れたとしても
グズグズしてたら置いてくよ~とばかりに厳しく言い放ちますけどね。
でも何はともあれ、これでがっちりと縁が結ばれた事うけあいです。
たぶん…腐れ縁の!!!コレハマチガイナイ







結縁坂を登り切ると、ひときわコギレイな仏殿に到着!
中には由緒正しき宝物の仏像なぞがある様子ですが、残念ながらこの日は
一刻も早くお家へ帰らなくてはいけない使命があった宗流。
仏殿の辺りから臨む和歌山の街と海、傾きかけた陽光にしばし見とれ、
先ほど上った結縁坂を降り、帰路へとつきました。
さよなら和歌山。また会う日まで~!!



ところで。一刻も早くお家へ帰る使命の原因がこれ↓



















マリーナシティではさんざんな目に遭いましたが
そのすぐお隣の「黒潮市場」で、新鮮なお魚を購入して
その日の夜の晩ご飯に♪
実は、今回の旅行は自分のものはこれ以外何もなし^^;
たくさんその土地のものがあり、心惹かれるものばかりではあったのですが
色んな方に旅のお裾分けを…という事で、
気付けば何も自分用に買わずに終わっちゃいました。
でも、贈った方に喜んで頂けたらそれで充分!
お土産は形あるものだけじゃありませんものね。
宗流にとっては思い出が何よりのお土産です^^v


さて。まずは宗流の大好きな雲子です♪
さっとお酒を振って、昆布を敷いてごく短時間だけ蒸気を当てたら
もみじおろし・お葱・ポン酢であっさりと。
ぷりっと、ふわっと、とろっと…がお口に広がる幸せ。
こういう突出で一献…というのは下戸の宗流の一生の憧れ。
もちろん熱燗ではなく、熱いご飯がお供です^^;カナシイ


そしてお造りは寒ブリと甘エビ。
ホントは和歌山・黒潮市場といえばマグロがイチオシなのですが
前日の夕食に、その年の最後の贅沢とばかりに、
大トロをお刺身とお寿司で堪能したのでこの日は寒ブリに^^
ブリの脂の乗り具合もまずまず、子持ちの甘エビも甘くてとろり。
魚介類の甘みを存分に味わいました。
甘エビはその夜に飽きるほど頂きましたが、それでもまだ残ったので
翌日のブランチにトマトクリームのパスタにも使いました。


ブリはお造り以外にも^^
実はこの日のブリは半身をまるごとお買い上げ!
お造りにはちょっと歯応えのある尾に近めの部分のお造り(画像)と、
お腹に近い部分は薄造りにドレッシングでカルパッチョ風に。
(↑画像がどこかいっちゃった~!号泣!!)
そしてカマとアラはお塩と粗引き胡椒でグリル焼きに。
さっと焼いて甘みを引き出した玉ねぎを付け合わせに、レモンを絞って頂きます。
普段ならブリ大根にする事も多いのですが、最近は塩胡椒グリル焼きが
ことの他お気に入りの宗流。
脂の強めのこの時期のブリカマも、いい感じにあっさりと頂けます。
お馴染みのブリ大根の目先を変えたい時にぜひ。

お腹一杯。
ごちそうさまでした♪



今年最初の旅行は、まさかの連続の旅でしたが
終わってしまうとまた行きたくなるのが不思議です^^
冬の和歌山は美味しいものの宝庫。
そして、海も山も空も大きく雄大な姿で私たちを迎えてくれます。
日常の忙しさから離れ、非日常の時間の中で自分をリセットする旅。
旅の空の下で感じる出来事は、些細な事が思い出になる、
それが私のこころのサプリメント、そんな気がします。

今回の旅はいつもに比べ、その土地のものをご紹介できず、
宗流のドタバタ紀行となりましたが、
あたたかな目でご覧頂き、ありがとうございました!
ぜひ次回は何処かの街で、大人のしっとり旅行をご紹介できればなぁ。
…と、思っております←ガンボウ

さてさて次回はいつになることやら。




宗流

紀州の初春 その3

2011年02月21日 21時57分55秒 | outing
こんばんは♪


束の間の休息の連休も終わり、今週も始まりました!
今週も明るく元気にまいりましょうね~♪

ところで…先週末から宗流は元気がありません…。
原因は、お友達のブログコメントでもちょこっと触れましたが
先週末、金曜日の健康診断。
健康優良児の宗流、悪い所は多分どこもなさそうですが
美味しいものを頂き過ぎて、ただいま順調に育ってます、体重が。。
自分で設定した、ここまではOK!ラインの体重より1kgオーバー。
ショックです。。たかが1kgと言われるかもしれませんが、
150cmの小柄な宗流、ジャイアント馬場や小錦の1kgとは重みが違います!!イイワケ
…何で冬にやるかなぁ。夏バテ時にしましょうよ、法律で!!orz…



さてさて、ブルーな気分はあっちへやって…アッチッテドコ???
本日は「紀州の初春 その3」いよいよ和歌山県の旅も後半!マダツヅクノ…???
前回、ポルトヨーロッパでのアトラクションで、思わぬ受難を被った宗流でしたが…
今回もまさかの受難は続きます^^;


真冬のずぶ濡れウォータースライダーで、すっかりみそぎを終えた宗流。
業と一緒にこころと身体の温度も奪われ、すでに若干帰りたいモード。。テンションダダサガリ!
ようやくそれを察したお世話係は、何とか機嫌を取ろうと必死です。
あれやこれやと提案をするものの、即座に却下の宗流。アサッテキヤガレ、バカヤロウ!
そこで足りない気味(?)の知恵を絞り、お子ちゃまをあやすように、
宗流ちゃん、観覧車乗る~??
との、妥協案を打ち出してきました。


観覧車…これならスピードも出ないし、怖くなかろう!
ましてや、高速で落下する事もないし。ソリャ、ダイジコダ!!
眼下にはきれいな建物と、晴れて雄大な太平洋が広がり、
ハプニング続きの旅の中で、あわよくばロマンチックなひと時に浸れるかも…
それなら一緒に乗ってあげない事もなくってよ~♪
と、機嫌を直し、いざ!と向ったのですが…
まさかここで、新たな刺客(?)と遭遇するハメになろうとは!







画像が小さくて、大変見えづらい事この上ないのですが…
観覧車の「Danger」の部分をご覧頂けるでしょうか。
よーく見て頂くと、他のゴンドラとどこかがビミョーに違います。
他のがカワイイ赤色なのに、これだけ地味~な彩色。イロガナイッ???
それもそのはず、まさかのスケルトン仕様!
名付けて…アンラッキー観覧車、スケルトンにする必要一切なしっ!!

足許も周りもすぱーんと丸見え、視界はパノラマ360度!
…これって、思いのほか怖いんです…。
宗流、高速落下モノもかなり苦手なのですが、
高い所から下が見えたり、囲いの不確かな乗り物が何よりも苦手なんです。
何でも見えっぱなしはいけません。身も蓋もありません。
こう…女性の「チラッ」くらいがちょうどいいんです。。タブン、キット

観覧車乗り場に到着すると、白々しく理由をつけて時間稼ぎをしつつ
安全なゴンドラの回ってくる頃合いを見計らっていた成果か、
どうやら例のスケルトンは、宗流の前のカップル辺りで消化されそう!
しめしめ…心の中でガッツポーズを取った宗流!


しかし、次の瞬間。
順番で目の前にやってきたのは、まさかのアンラッキー観覧車!!ナゼダッ、オーマイガッ!!
またしても係のおにーさんの
「楽しい空の旅を~♪」とうさんくさい言葉と営業スマイルを受けつつ、
観覧車とのガチンコ勝負に挑んだ宗流です!…ダカラ、ナンノショウブ??


観覧車はゆっくり、ゆっくりと不穏な音と共に(?)上昇。
通常なら…「あー見てぇ、あんなに遠くまで見えるぅ♪」なんて
甘いムードが充ちるラブラブ空間のはずがここは違います。
倦怠期まっただ中、会話も成立しないカップルなみの、実に険悪な空気。
ちょっとでも動くと、宗流の悲壮な声が響きます。

海が見えるよ~♪
気を利かせてスケルトンを避けてくれればいいものを、
お世話係は呑気なセリフを吐いてます。ドレダケノンキクンダッ!!
手負いの熊状態の宗流、もちろん海どころではありません。
いや、海どころか視線はできるだけ周りを見ないよう常に一定。
ほぼ観覧車としての機能ゼロ!まともな会話もないまま、
魔の10分は過ぎて行きました…。ラブラブタイムハドコ…???



あ~…いま思い出しても、不本意にブルーな気分に陥りそうなので、
次っ!次にまいりましょう!!
次はマリーナシティ唯一の素敵な瞬間です♪







この日はたまたま、↑こんなおにーさんと遭遇。
大道芸人ひろとさん、とおっしゃるジャグラーさんだそうです^^
宗流、ジャグリング大好き♪
幾つものボールや火のついたクラブを放り投げたり、
見ているとヒヤヒヤしますが、アトラクションのヒヤヒヤとは全く別物!!
ともすれば惨事にもなりかねないのに、顔色も変えずトークで観客を盛り上げつつ
繰り広げられる鮮やかな芸の数々には、爽やかな感動すら覚えます。
この日のジャグラーさんも、とてもお話の上手な人で
芸はもちろん、30分弱の短い時間ずっと笑って見ていました^^


ところでこのジャグラーさん、ジャグリングの披露が終わると
お客様に、500円を頂けるととても嬉しいです!とおっしゃってたので
宗流もお財布にあった500円玉を二人分ボックスにチャリン!
もうちょっと出せばよかったなぁと、その時は思ったのですが…

後で知ったのですが、彼は500円貯金をされているとの事。
そして、それまでずっと貯めてらした500円玉で、数年前に結婚式を挙げられたそうです。
何だかそのお話を知って、宗流はとても気持ちが暖かくなりました。
女性として、そんな大事なお金で一生の記念になる日を迎えられたら
こんなに嬉しい事ってないでしょうね。
しかも場所は、彼がよくジャグリングを披露している海遊館。
その場所で多くの人々に祝福され、きっと二人の最高の日となった事でしょう。

ひたすら夢を追いかける彼について行こうと決めたその奥様が、
生涯幸せな気持ちでいられますように…そんな風に願わずにいられません^^*
どうか、彼が世界一のジャグラーさんになれますように♪




さてさて。
次回はいよいよ感動の(?)エンディング!
旅の締めくくりと、恒例のお土産編です♪



宗流







紀州の初春 その2

2011年02月19日 03時32分14秒 | outing
こんばんは♪

前回は早朝からの京都出発~和歌山県田辺市での
吹雪の中の浜辺遊びの様子をお伝えしましたが
今回はその後~翌日の模様です。ハジマリハジマリ~!!


さてさて。
和歌山県田辺市の荒れ狂う海を堪能した後、のんびりとお茶をしていると
もう夕方前。とりあえずその日の日中の観光コースは一旦休憩。
そのまま和歌山市内のお宿へと向かいました。

…ところで、宗流の旅行予定はいつもラブストーリーより突然です。オダカズマサカヨッ!!
今回の旅のプランが立ったのも、昨年のクリスマス頃でした^^;
もちろんホテル予約も出発の数日前…という強行策でしたが、奇跡的にお部屋確保!
すんでのところで最悪の事態、厳寒の中の車中泊は避けられました。カコ、ニガイケイケンアリ…
今回のお宿は和歌山城すぐそばの、きれいで快適なホテルでしたが
スペースの都合上、残念ながら割愛致します。


そして、その夜は大変美味しいお寿司とお刺身を堪能したのですが
他のお客様がお店にいらっしゃると、写真を撮れない小心者の宗流…
海の幸豊富な和歌山で、新鮮なお魚に感動する宗流を
ここはひとつ、暖かい心の目でイメージして下さい!

…ちなみに…普段は比較的小食な宗流、あまりの美味しさに感激し、
つい調子に乗って食べ過ぎ、ホテルへ帰ってからすこぶる気持ちが悪くなるという
オマケがもれなくついてきましたが…そこはスル―して下さいね^^;
キョウクン! クイシンボーモホドホドニ!!

そんなこんなで、
2010年最後の夜は若干の悲壮感と共に、静かに更けていきました。




明けて2011年!!
まずはこちらから







旅のお約束、お城シリーズ!!今回はもちろん和歌山城です。
和歌山城…このブログに載せるのは初めてなのですが
実は宗流、もうお腹いっぱいなほど訪れているお城です^^;

という訳で(?)、その歴史について、さらっとしれっとお伝えしますと…
この和歌山城は、徳川御三家のひとつ紀州藩・紀州徳川家の居城で
紀州徳川家は、8代目将軍の吉宗、14代目の家茂を輩出した、由緒正しきお家柄です。
ごくごく簡単に言うと、暴れん坊将軍の実家ですね。カンタンニイイスギ!!







由緒正しきお家柄のお城だけに、どことなく横顔も凛々しい気がします。
宗流、お城マニアという訳では全くないのですが、
それでも日本のお城などに見られる高度な建築技術や端正な姿は、
様々な情報や技術を得た現代のものとはまた違う、重みのようなものを感じます。
もちろん、それは越してきた歴史の重さでもあるのでしょうが、
それだけではない、当時の人々の持つ技術の賜物であるという
そんな背景も手伝って、そんな風に感じるのかもしれません^^







ところで、この日は前日の荒れたお天気も嘘のような快晴!
お城の天守閣からの展望も、海と空が同じ色♪
何となく、幸先の良さすら感じます。ヒゴロノオコナイカシラ♪
これからお城を後に、さらに海の近くまで向いま~す^^







次に到着したのは、和歌山マリーナシティです。  
この辺りは、新鮮なお魚が並ぶ黒潮市場やヨーロッパをイメージしたミニ遊園地、
ヨットハーバーや海釣り公園などが併設された、ちょっとしたレジャー地域です。
黒潮市場でのお土産はまた後ほどご紹介するとして、今回はその中から
ポルトヨーロッパのご紹介です!












ちょっとしたヨーロッパ気分です。
いや、よく考えれば、宗流がヨーロッパ数ヵ国を旅した中で
こんな風景を目にした覚えはほぼないのですが、たぶんヨーロッパです!
誰がなんと言おうと、ここはヨーロッパ。
そう思って見れば、そこはもうヨーロッパ。デ…ヨーロッパノドコダヨ!!
そのようにしか見えなくなるから不思議です。
でも、それはさておき…きれいな建物がいくつも並んでいますね♪


辺りを散策していると、一枚目の写真のような遊技施設が目につきます。
しかし…宗流は当たり前のように、ことごとくスル―します。
なぜなら、乗り物恐怖症だから!!
年始早々、ジェットコースターなんて絶対にイヤ!!
と、思っていたら、お世話係が前日の仕返しとばかりに執拗に宗流を誘います。

あれにしよう~♪

と、お世話係が目を輝かせて指差すのは、落差22mを一気にダイブするウォータースライダー!
ちょっと離れ目に見ても、恐ろしいほど水しぶきがあがっており、
その勢いたるや、何らかの修行か罰ゲームとしか思えません。
(注:この先の、自分の都合の悪い画像はハナからありません、あしからず)

…嫌~!怖い…きっと無理!!多分泣く!!!
宗流は心の中で半泣きになりましたが、ここで弱みを見せる訳にいきません。
ここで勝負から逃げては女がすたります。ナンノショウブ??
若干逃げ腰の感は否めませんが、ええ、平静を装って並びましたとも!!


係のおにーさんに謎のビニールポンチョと営業スマイルを手渡され、
無言のまま着用するといよいよ順番の時が来ました。
しかも、一番前! あり得ない!!オーマイガッ!!
宗流、神社の娘なのに思わず目の前に十字を切りましたね。。

そして有無を言わせぬまま出発!イッテラッシャイ

きゃ~っ!ぎゃ~っ!!うぇ~ん!!!

…わずか3分が、ほぼ永遠のように感じました。
勢いよく着水すると、ポンチョなんて全くの役立たず。
頭から膝まで、洗面器で水をかぶったくらいびしょびしょです(泣)
何のためのポンチョだっ!!気分盛り上げ用かよっ!!
しかし、思わず毒を放ってしまいそうになるのを堪え、
にっこりと「ありがとう♪」と係員さんに言えたのは、さすが大人だと
自分で自分を褒めてあげたくなった宗流です。エライゾ、ソウリュウ!
とりあえず、持っていたタオルで髪とお顔をふきふき。
けれど、その時の宗流の瞳をひっそりと濡らしていたのは、
水しぶきのせいだけでない事は間違いありません…。



次回、更に宗流の受難は続きます。。





宗流


紀州の初春 その1

2011年02月16日 00時09分38秒 | outing
こんばんは♪


本日は、この間PCのフォルダを整理してましたら、
今年のお正月にお出かけした時の写真をUPするのを
すっかりさっぱりと忘れていた事に気付き、
遅ればせながらの、年末年始の旅日記です^^;オソスギッ!!

…やや遠ざかる記憶の糸を手繰り寄せてのお出かけ記録。
今回は紀州路、和歌山編です!!
少々長くなりますが、どうぞよろしければお付き合い下さいね^^


さて。
お出かけは、昨年12月31日、午前5:30から出発です!
でも、朝が極端に苦手な宗流…
ぐずぐずしていて危うく置いて行かれそうになりました。
しかも、前の夜にあまりにハイテンションだったせいか、なかなか寝付かれず
睡眠時間30分からの出立、ともすれば、旅行というより修行です!モウネムイノナンノッテ…zzz



車は一路、京都~奈良県の吉野郡を通って、
第一目的地の和歌山県田辺市、熊野大社本宮を目指します!
…しかし、奈良の入り口までの道は難なく通過したものの、
吉野に差し掛かったあたりでアヤシイ雲行き…その理由がこれ↓






京都を出た時は、全く雪などちらついていませんでしたが
一旦高速を降りて一般道に入った途端の雪国っぷり。カワバタヤスナリジョウタイ!!
そしてまさかのチェーン規制…もちろん足回りはノーマルタイヤ!
しかも雪はちらちらを通り越し、若干吹雪き始めてきた模様。♪ユーキヤコンコン
運転席からは、海より深い溜息が聞こえてきます。

しかし、その隣で宗流は美味しくおやつを頂きつつ
「一蓮托生! 心中覚悟で Let's go ♪」とすかさず指示を与えます。
たぶん、その一言で運転手は「それも本望」と思ったに違いありません。タブン


魅惑(?)の山中ドライブを堪能し、目指す第一目的の熊野本宮大社へ到着!
朝5:30に出発し、時刻は既に11:00…なかなかの長丁場でした(運転手が)











熊野本宮大社は和歌山県田辺にある神社なのですが、熊野本宮大社、熊野速玉大社、那智大社の
の三つの神社を総称して、熊野三山と呼ばれているそう。
宗流はかなり子供の頃、那智大社に行った事はあるのですが、
熊野本宮大社は初めての場所でした。
神社といえば…実家が神社の宗流としては、いわばお友達のようなものですが、←オコラレルゾ、ソウリュウ!!
実家の事もあまりよく知らないのに、よそさまの神社について詳しいはずはありません^^;
その辺りの事情を汲み取って、温かい目で詳細は→コチラをご覧くださいね♪


到着した頃には、それまでの雪も嘘のような青空が!!
このあたりはどうやら、宗流の神通力が通じたに違いありません。タブンナイ!!
優しい木漏れ日が降り注ぐ、参道へと続く石段を登り切ると、
威厳を醸す檜皮葺きの社殿に到着!
何はともあれ、気持ちを引き締め、去りゆく一年の感謝とともに
新しい一年の無事を願ってのお参りです。

ところでこの熊野本宮大社、実はあるものでとても有名な神社なのですが
さてさて、それは何かご存知でしょうか???

答えはこれです!↓↓↓







サッカー好きの方ならなおの事よくご存知かも^^
八咫烏、日本サッカー協会のシンボルです。
もちろん、シンボルとして作られた訳ではなく、八咫烏は日本神話にも登場するものだそう。
協会のシンボルになったのは、1930年代の事なんですって。
これは何となく意外だった宗流、実はここに赴くまで協会メイドのデザインと思ってました(恥)
そして画像が解りにくいかもしれませんが、よく見て頂くと
「天地人」とあります。この八咫烏はこの三つを表すものとされているそうです。
天地人を司る三つ足の鳥…よく見るとなかなかシンボリックなデザインですね。
地を駆ける人々が天(世界)を繋ぐ、そんなサッカー理念をあらわすようです。


その後は熊野本宮大社の近くでさくっとお昼ごはんを頂いて、次の目的地へと急ぎます★
少し長くなりそうですが、次も一気にまいりましょう♪
どうぞゆるゆるとお付き合い下さいね^^




さて、次に目指したのはここ↓ 








一見すると、閑静なお家のようにも見えますが、
ここは熊野大社と同じく、田辺市内にある南方熊楠顕彰館。
実は今回の旅行で、宗流が一番行きたかった場所です^^

南方熊楠…みなさまはこの名前を聞かれた事はありますでしょうか?

彼は生物学・民俗学などで知られる、高名な博物学者です。
宗流、実は植物や動物が大好きで、以前から熊楠にとても興味がありました。
ここ顕彰館は熊楠の遺した研究資料などが閲覧できる、熊楠ファンにはたまらない場所!
…なのですが…
あり得ない事に、この日は休館日でした(号泣)







よくよく調べて行かなかった自分が悪いんですけどね…
でもね、でもね、泣き事を言わせて頂くと、以前ここに出向いた時も
改修中でまさかの入館禁止だったんです。
だからこそ、今度こそは!と張り切って出向いたのですが
今回も再びふられてしまいました(大号泣)サヨナラ、クマグス~!!

なので、残念ながら外観だけの撮影です^^;
もし宗流と同じく興味を抱かれた方は、→ぜひコチラをどうぞ 




思い人にふられ失意の宗流…
でも、せっかく和歌山へ来た事ですから
広い太平洋でも見て心を癒そう…と、とりあえず海へと足を向けました。

…がっ!! この頃には再び風が、吹雪が荒れまくり!!
近畿一温暖なはずの和歌山地方、ここでもまさかの大雪模様です。

この日…買ったばかりのあったかな白いダウンを着ていたのですが
足許はデニムのミニスカートにブーツ…。
寒いったらありません。こんな日にミニスカートって自殺行為です。ネタラシヌ…
しかも海風が激しい浜辺なんて、遭難しても文句は言えません。







画像では結構明るめに映っていますが、実際は鉛色の空と暴れる波…。
チェーンの柵などないのと同じ、全くの役立たずです。
爽やかに海風を感じて…なんて場合じゃありません。
写真を撮った際は、奇跡的に雪が一時止んでいましたが、
この直後、目も開けていられないくらいに再び吹雪き始めました。







でも…とりあえず行かなくては!
使命感なんて微塵も感じていないのですが、行くしかありません。ドコニ??
もちろん、海風を感じる最端の地へ!!
一枚目の海画像に、小さくテトラポットが写ってますよね、あのへんです。

とはいえ、かよわき乙女の宗流は、途中で身の危険を感じて引き返し(ケンメイナセンタク!!)
運転手兼お世話係に単独で探検に行かせました。
案の定、激しく風に吹かれまくってましたね。
ええ、立っているのも難儀なくらいに…。
全身雪まみれでぐっしょりと濡れたお世話係が戻ってきて言う事には…
台風中継のリポーターの気持ちが心底解った、
一緒に来ればよかったのに、だそうです。


…死ぬわ!バカ者!!



この後。
身体が芯からすっかり冷え切り、若干ネガティブな気持ちに陥りながら
海から約10分ほど離れた駐車場を目指し、競歩なみの勢いで歩いたのですが、
…ダメです。もう無理です。カンベンして下さい(泣)
と、宗流が途中でくじけていじけて動かなくなったので、
暖かなオアシスで、気付け薬を頂きました^^*








Vanilla Cafe さん、美味しいコーヒーをありがとう!
何とか行き倒れずに済みました♪  
この日、丁寧に淹れてもらったコーヒーがあまりに美味しくて、
思わずお家用にお買い上げ~♪

身体も暖まってすっかり気を良くし、お店を出た頃は足取りも軽く
次への目的地へと急ぐ宗流でした^^


次へと続く




宗流







睦月の雪

2011年01月17日 22時37分36秒 | outing
こんばんは♪
この週末は冷え込みましたね~^^;
みなさまのお住まいの地域はいかがでしたか?
この寒さでお風邪など引かれてないといいのですが…。


京都の土曜日は冷え込んだものの、雨も雪も降らずのお天気でしたが
日曜日の夕方から一転!
夕方四時半ごろから空にちらちらと舞い始めた雪は、
およそ二時間ほどで京都の街並みを白く刷きました。

夜中もしんしんと降り続いた雪で、今朝の風景を激変!
今日は雪景色の週明けでした^^
本日はそんな夕べの京都の模様です♪
もしかしたら、雪なんてもうお腹いっぱい!
と、おっしゃる豪雪地域の方もいらっしゃるかもしれませんが、
あまり雪の積もらない京都。
雪が降るとワンコもびっくりするくらい喜ぶ宗流です。
本日は雪も溶けそうなくらいの温かな目で見守ってやって下さいね。


宗流、久々の雪につい勢い余って、昨夜は意味なくお散歩してきました^^
寒くったってへっちゃらだい!あったかダウンがあるもんね~♪
まずは一枚目。



お家のすぐ近くの二条城です。
…夜のフラッシュで、ちょっと恐い様子になっちゃいました^^;
素人さんなので、この辺は御容赦下さい。。

最近こそサボりがちですが、ここは晴れている夜は宗流のジョギングコース。
雪の中で見るお城は、いつも見慣れたものなのに
何だか見知らぬお城のようでした。




二枚目。
この時はまだお散歩開始から間もなく、二条城のすぐ前のケヤキの木も
まだメイクの途中。
もう少し後だと、きれいに雪化粧が施されてたかも。




三枚目。
この場所も二条城のすぐそばの、堀川御池あたりです。
実はこの場所、以前にもこのブログで登場してます^^
それが→ここ
人っ子はおろか、わんこすらいません。
と、いうより…お散歩途中あまり人の姿を見ませんでした。
まだ夜七時半くらいだったのに…。


…ここからお散歩はまだまだ続いたのですが、
公園だの、人の足跡のない駐車場だの、よそさんの会社の前だので
たいがい嬉しがって小さい雪だるまを作っていたら
気付くと凍死寸前でした^^;
あまりに身体が冷えてしまった事にようやく思い当たり、
生命の危機を覚えて写真どころではなく
ここからは一目散にお家へと帰りました。。
でも、今年も始まってまだ半月ですが、一番楽しい夜でした♪


そして今朝。
目覚めると、路面を覆った昨夜のふわふわの雪は、かちこちの氷に変身!
お家の前は即席のスケートリンク状態。。
出勤のためにマンションを出た瞬間、見知らぬおじさんがいきなり転倒。
ちょっと恐怖を感じながら、ゆっくりと会社へと歩きだしたのですが
しばらく歩くとあちこちで「すてーん」と転ぶ人続出!!(恐)
そこでしばし考える宗流…

このままいくと…ゆっくり歩いたとして宗流が転ばないはずはない!
一度ならず、二度、いや三度は当たり前のはず…。
そう悟った宗流、急いで玄関まで引き返し
「どうせゆっくり歩いて転ぶなら、一か八か自転車ですいーっと!」
と、そのまま自転車で会社へ向かいました^^;

幸い転ぶ事もなく無事到着しましたが、
こんな朝に自転車で来たバカ者がいる!!
と、京都の底冷えより冷たい視線が突き刺さりましたね。。
でもね…だって…だって、歩くの恐かったんだもん。


みなさまの中で、もし平凡な日常の中に刺激を求める方がいらしたら、
朝起きて予想だにしないほど
路面ツルツルの事態に陥った際には、
ぜひ一度自転車に乗ってみて下さい。
およそ自転車本来の機能はゼロです!
ある意味、ドキドキのスリルを味わえるかもしれません。
ただ残念ながら、事故に遭う可能性も否定できませんので、
自己責任の上で…ぜひ!



宗流







ゆるりゆるりと…

2011年01月10日 18時29分25秒 | outing
こんばんは♪
今日は空からちらちらと白いものが舞い散り、
とても冷え込む京都です。
みなさまのお住まいの地域はいかがでしょうか?

楽しみにしていた三日間のお休みも、一日は仕事で
残り二日もあっという間に終わりが近付いています。
ウィークデイの三日間だと過ぎるのがゆっくりですが、
お休みだとホントに早い。
何か仕掛けでもあるのかしら…?と訝しがる宗流です^^;

さて。
本日はお休み二日目、昨日のお出かけ模様です^^
ホントは今年初のお出かけは、年末年始のプチ旅行だったのですが
こちらはまた改めて。
今日は「京都・伏見のゆるゆる散策」をお送りいたします!
画像も多く、ちょっと長くなりますが宜しくお付き合い下さいね♪




昨日は朝一番、唐突にお出かけが決定。
”表でお昼御飯をほっこりと頂きたい~!”
ということで、ふと思い出したお店目当てに京都の伏見へLet's Go !!
久々に地下鉄でお出かけしてきました♪

到着したのは「桃山御陵前駅」
ここから徒歩五分てくてく歩くと、目的のお店へ到着です。


伏見といえば、兵庫県の灘に次ぐ銘酒の産地。
残念ながら宗流は下戸なので、あまり詳しくはないのですが、
黄桜株式会社や月桂冠株式会社などの大きな酒造会社や、
玉の光や月の桂、桃の滴などの産地で有名な地域です。




このお店「月の蔵人」はそんな伏見の銘酒の数々とともに
手作りのお豆腐や京料理が手軽なお値段で愉しめるお店。
洛南方面で宗流が好きなお店の一つです♪


11時半頃到着したにもかかわらず、お店は結構な混雑ぶり。
ホントはこの月限定の「睦月御膳」を頂きたかったのですが、
限定20食は既に完売。もう一つの限定品「蔵人御膳」を頂きました。
お昼は手ごろなランチが主ですが、夜は豊富な日本酒ラインナップが楽しめ、
昼夜とも使い勝手のよいお店です^^





お店が随分賑わっていたので、もともと店内写真を撮るのが苦手な宗流…
こちらの画像をこっそりとお借りしました^^;
(月の蔵人さま、蔵人御膳詳細より)

一番最初に運ばれる、お塩で頂くできたてのざる豆富に始まり、
こじんまりとまとまったお膳には、八寸や炊き合わせ、揚物など
それぞれがちょうどよい塩梅で配置されています。
中でも宗流のお気に入りは「汲み上げ湯葉刺身」♪
とろりとした食感は、あっさりと淡白にした雲子に似ているかも。
ざる豆富と湯葉刺身だけで満足度急上昇↑↑↑!
食後のコーヒーまでほっこりと美味しく頂けました。ゴチソウサマ~!!




お腹いっぱいで満足したので、次はちょっと散策に。
すぐ近くにある「黄桜カッパカントリー」に向かいました。



漆喰の壁に腰板塀、社名を染め抜いた赤い大きな幕が目印の店構えは
この伏見の横町界隈ではランドマーク的な建物です^^
ここでは清酒の製造工程や、黄桜の懐かしいCMやキャラクターのカッパコレクション、
たくさんの黄桜商品のお土産が楽しめます。







上のつくばいは黄桜酒造の中にある「伏水」です。
この美味しい水が銘酒の命!
水清き地に美味し酒あり、でしょうか。
これらの名水は伏見の酒蔵の近辺で幾つも見られ
お家に持って帰られる方も多くおられます。
このお水で美味しいコーヒーを淹れてみたいなぁ♪

そして、ちょうどお昼過ぎのお陽さまが、
偶然ベストショットを撮らせてくれました。




青空に伸びる、たかーい煙突。
一番てっぺんに登ったら気持ちよさそうだなぁ。
お陽さまの光を眼下に見られるかな^^





黄桜酒造を後に、さらにぷらぷらと周囲の散策は続きます。
ここでちょっとした、プチ伏見豆知識を^^
この伏見は、江戸時代の頃より上方から京へと荷や人を運ぶ船が着く港町でした。
十石舟・三十石舟と呼ばれる運河を進む舟は、
陸路の発展とともにやがて使われなくなりましたが
現在は伏見の四季の風情を水路から眺める屋形船として残っています。




この日は屋形船は運航されていませんでしたが、
水路の脇に沿う遊歩道からは、軒を並べる酒蔵が見られます。
この水路は宇治川派流(うじがわはりゅう)といい、春の桜・夏の万灯など
四季折々の風情を感じられる、心地よい散歩道です♪








そしてここ。↑
「旅籠」との看板が上がっていますが、ここは何の建物でしょうか^^
ヒントは、つい最近までちょっとしたブームになっていた人物ゆかりの場所です。

ここは、「寺田屋事件」で名を残す寺田屋さんの玄関です。
一つは1862年、薩摩藩尊皇派が島津久光によって鎮撫されたと言われる寺田屋騒動。
もう一つは1866年、薩長同盟を斡旋した坂本龍馬と共に
龍馬を護衛していた長州藩の三吉慎蔵が、
伏見奉行の捕り方たちに襲撃された寺田屋遭難の二つの事件。
これらの出来事の舞台となった旅籠です。

特に龍馬の事件は、昨年の「龍馬伝」の中でも重要な場面として取り上げられていましたね。
伏見奉行の捕り方たちが宿を取り囲み、襲撃の時を図っていた事に
ここで奉公していた入浴中の女中「お龍」(後の龍馬の妻)が察知し
裸のまま階段を駆け上がりその危機を伝えたというお話は有名です。





上の画像は「寺田屋」の現在の姿です。
でも残念ながらこの建物自体は、鳥羽・伏見の戦いで焼失し、
本来の西隣に建てられていたものだそうです。
いまはこのように多くの観光客が往来する平和なこの場所。
しかしわずか百有余年以前には、ここに日本という国と旧体制・新体制の波が
ないまぜにされて押し寄せ、近代日本誕生の礎ともなる一場面を担ったのです。
そう思うと、時代の一頁とは歴史にとって僅かな瞬間であり、
その後の幾多の人間の運命を握る大きな賽だったのかもしれない。
そんな風に思う宗流です。








時代の風の息吹を感じた後は、
ほっこりと一杯のコーヒーの香りで締めましょう。
との事で、「伏見夢百衆」で頂いた「水だし珈琲と酒カステラ」です^^

このカステラ…驚くほどしっとりしてます!
お酒をベースにしたシロップかしら、半月の敷紙にまで染みてます。
大吟醸をたっぷりと使ってあるだけに、口に含むとほんわりと香りが広がります。
お酒に弱いお子様には、ちょっと不向きかもしれませんが
それほど甘みが強くなく、お茶うけや夕食後のくつろぎタイムにいいかも。
カフェに併設されたお土産もの売り場にも置いてあり
これは甘モノとはいえ大人のお土産ですね♪

またお茶だけでなく、三種類の利き酒を味わう事もできます。
お酒好きの方には、こちらの方がオススメかもしれませんね^^
お店は大正時代に建てられた月桂冠の旧本社だったそうで、レトロ感もたっぷり。
大正ロマンに思いを馳せながら、宵待ちにちょいと喉を湿らすのもいいですね。
でもくれぐれも…車を運転される方はお気をつけ下さいね!




お家を出て、到着までに30分足らずの小さな小さなゆるり旅。
でも、ちょっとした歴史に触れる旅は案外近くにあるものだと、
改めて京都を見直す京女の宗流でした♪



宗流


お一人さまランチ♪

2010年09月11日 17時54分48秒 | outing
こんばんは。
今回は前回UPしました午前中の お出かけ の記事の続き、
本日のランチタイムのひと時です♪

土曜日の日中、のんびりランチはお休みの日のちょっとしたお楽しみです^^
…でも、今回はちとビミョーな箇所もアリ。
まぁ個人的な主観なので、そこは大人の温かい目で見逃してやって下さいね^^;



午前中、風俗博物館にお出かけしてお勉強を終えると、もういい時間。
宗流の体内時計が「ゴハン~!」とせがんでいたので
帰りに博物館近くのsecond house でランチを頂いてきました。 


このsecond houseは、京都に数件(滋賀にもあり)お店を構えてらっしゃる
パスタとケーキのお店なのですが、今日伺った七条西洞院店は 
元銀行だった建物を再生させたお店で、この近辺ではちょっと目につくお店です。

まずは外観から。












建物が大きくて、近くからだとちょっと見切れましたが、
大きな石の柱に木製のドアが目印。
一見するとお洋服屋さんやギャラリーのようにも見えますが、
表にあるグリーンの看板が、cafeですよ~と主張してます^^










店内は高い天井に木の梁が解放感を感じさせます。
窓も多く、晴れた日には陽の光がほどよく射し込みます。
内装に使われた木材の温かい色彩と、太陽の光は仲良しみたい。
おやつタイムをまったりと過ごすには、とても気持ちがいいですよ^^




メニューはパスタやイタリアンの前菜を中心に、
ドリンク類やスイーツも揃ってます。
今日は何にするかなぁ~♪










本日はランチセットから、きのことイタリアンソーセージのぺペロンチーノ、
サラダ・ドリンクをチョイス!
まだまだ表は夏の名残りの暑さが厳しいので、重目のソースはご遠慮申し上げました。
うっすら汗ばむ身体に、冷たいブラックアイスが心地良かったですね^^


・アイスコーヒー
・グリーンサラダ
・バゲット
・パスタ


ボリュームは充分でしたよ、かなり満腹感はありました^^
が…!! ここからは私の個人的感想です。 
パスタはちと宗流のイメージとは違ったかもしれません。
よく画像をご覧頂くと、パスタにミートボール状のお肉が入っているのですが
これがどうも気になって気になって。
このお肉、ケーシング(腸詰)されていないソーセージの中身なのですが
もう少しスパイスを効かせた粗引きのポークの方が美味しい気がしましたね。
お肉が細かく挽いてあると、どうもミートボールを彷彿とさせます^^;

ついでに、これも好みのお話なので、何とも言い難いのですが
オイルベースのパスタにしては、少しパスタの太さが気になるかも。
もう少し細めで、乳化したパスタオイルをさらっと絡めた方が
良かったような気がしないでもないですね。
惜しい…!!
でも、あくまでもあくまでも、あくまでも好みの問題です!(←強調)



ちなみに、このイタリアのソーセージはSalsiccia(サルシッチャ)というのですが、
ケーシングされているものも、そうでないものもそう呼ばれます。
サルシッチャはアンティパスト(前菜)プリモピアット(パスタ)
セコンドピアット(メイン料理)のそれぞれで色々な調理をされて使われます♪
宗流の好きなソーセージの一種です。


…随分好き勝手を言いましたが
名誉挽回という事で(?)今日はおみやげつきです^^









・フルーツタルト
・いちぢくのタルト



宗流、実はケーキよりもタルト好きです。
こちらはまだ今現在冷蔵庫で眠ってますが、夜に頂く予定です。
さてどんなかなぁ~楽しみです♪




大体が何でも美味しく頂く宗流ですが、たまには元調理師の独り言も
あったりなんかしちゃいます^^; シツレイシマシタ
でも、お店としてはけして悪くはないですよ。
ウッディーな雰囲気もまったりできますし、
今日の宗流はお一人さまランチ使いでしたが
デート中ちょっとお茶でも♪なんてシチュエーションも○なお店です。
比較的京都駅からも近いですし、スイーツでも頂きながら
散策プランを立てるのもいいかもしれませんね。





宗流