あけましておめでとうございます。
みなさま、佳い新年をお迎えでしょうか。
こちらにお越し頂いておりますみなさま、
またそんなみなさまの大切な方々の
ご多幸とご健康を心よりお祈りしております。
…私の方は昨年は更新も滞りがちで、
近況をお報せする事もままならなかったのですが、
変わらず元気にしておりますので、ご安心くださいね。
こんな私ですが、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。
さて。
新年第一回目の本日は、年末年始を過ごした、石川県金沢市の
模様をお送り致します。
画像が多く少し長くなりますが、どうぞごゆっくりご覧下さいね。
さてさて、今回は先にお伝えしました通り、金沢旅情編です。
金沢…宗流がずっと一度は訪れたかった街なのですが、
今回は二泊三日の予定が急遽一日短縮となり、
駆け足での金沢旅行となってしまいました。
内容的にはちょっと物足りない感も否めない所はありますが、
どうぞあたたかな目で見守ってやって下さいね^^
2011年 12月31日。
朝六時半にお家を出発。アサハニガテデネムイノヨ…
京都駅からサンダーバードにて北陸へ!
…ホントは、車窓からの朝日を受けて輝く雪景色なども
ここにアップされる予定ではありましたが…
スミマセン、ネテマシタ。。。
気を取り直して金沢到着!京都から約三時間、案外近いもんです。
金沢駅はこんな感じで…
…えっ
何で二枚目は夜の画像なの?と、おっしゃるツッコミもあるかと思いますが…
これは大人の事情という事でご了承ください。
あくまでも、あくまでもあたたかな目で…お願いします。
まずはとりあえず荷物をホテルに預け、身軽になったらいざ出発!
とはいえ、女の子なのに荷物がほとんどない宗流。
女の子と言えば旅行の荷物が多くて…なんて話がつきものですが、
宗流、男性並みにいつものちっこいバッグ一つでどこでも行きます!
…こういうところが女子力の低さ、なんでしょうかね^^;
金沢駅からバスの一日周遊パスを購入、観光第一歩目は近江町市場。
事前にガイドブックでリサーチした新鮮なお魚をお昼ごはんに!
という事で向ったまではいいのですが…
実はそこに辿り着くまでに、引率者と道端で大ゲンカ勃発!
…まぁその辺りは軽く流すとして、機嫌を直すのに少々時間を取った後
まずは腹ごしらえです。
訪れたのは、近江町市場の入り口近くの「いきいき亭」さん。
ガイドブックにも必ず載ってる人気のお店らしく、
お店に入るのに20~30分ほど並びましたが、このくらいは許容範囲。
美味しいものを頂くのに、しばしの待ち時間は必至ですものね。
カウンターのみ、15席あるかないかの店内で注文したのがこれ。
…なんで雑誌の画像なの?とのツッコミ(再び)にお応えすると…
だって宗流、個室でない限りお店で写真を撮るのが苦手なんです、ハイ。
ここはみなさまの逞しい想像力をフル稼働し、こころの目にてご覧下さい。
さすれば自ずから何か見えてくるはずです!!←タブン
実はこの海鮮丼、鮓飯の上に直接ネタが乗ってる訳ではないんですね。
お丼が二重構造になっていて、ネタのお皿がお丼の上にのっかてるんです。
ご飯の上には干瓢と海苔が乗っていて、ネタをお刺身の要領で頂くスタイル。
宗流はこの方が断然お好みです。
驚くほどお魚が美味しい~!この日はカンパチ、中トロ、うに、いくら、甘エビなど、
12~13種類ほどのお魚がぎっしりと乗ってました。
カニ足もあったのですが、ちゃんと節のところを切り落として
中身をちょこっとのぞかせて食べやすくしてあったりと、細かな配慮が嬉しい。
お店の大将や店員さんも気さくに「どこから来たの~?」と話しかけてくれて
カウンター越しの会話も美味しいお魚のいい調味料になってます。
やっぱり美味しいものは、美味しい会話と頂きたいですものね。
お腹も気持ちも満腹になりました。ごちそうさまでした!
お腹一杯になった後は、歩いてカロリー消費!
近江町市場から、金沢城址まで徒歩で移動です。ケッコウアルイタナァ
途中でこんなものを発見。これは止水栓の蓋なのですが、
加賀前田家のお膝元。こんなところにも家紋である
「加賀梅鉢」の名残りが。宗流、こんなこだわりが結構好きです。
てくてく歩いて、ようやく到着。
まずはこんな雪景色がお出迎えです。
ここでは割愛しますが…犬並みに雪が大好きな宗流、
もちろんこの後、雪の上にダイブして転げ回りました!モウオトナナノニ…
…雪まみれになって叱られつつ、金沢城到着!
でも、金沢城址、というだけあって実はその当時の金沢城はありません。
いまある金沢城は、後に再建されたお城なのです。
ざくっとその歴史に触れてみるとですね…尾張の国(現名古屋市)で
前田利春(利昌)さんの四男坊として生まれた利家くん、
若かりし頃はちょっとしたやんちゃもしつつ、武芸にも勤しみ
「槍の又左」と言われるほどの槍の名手でもありました。
そして時の権力者織田信長くんの下でその手腕と手柄を認められ、
やがて能登の国(現石川県北部)を治める事となりました。
その後、時代は信長くんから豊臣秀吉くんの時代となり、
その間に賤ヶ岳の戦いやなんやかんやがあったりしたのですが、
最終的に秀吉くんから加賀の国を与えられて、金沢城主になったという事です。
いや…さすがにざくっとし過ぎましたので、これではクレームがつきそうです。
詳しくはこちらを。
金沢城…確かに美しいお城です。
特に画像の三枚目、きれいに長方形がならんだ「なまこ塀」などは
日本の建築技法の生んだ、整然とした美意識があるように思います。
けれど、そこに建造物としての意匠の美しさは感じるものの
どこか宗流は軽さのようなものが感じられるのを禁じ得ません。
歴史の重み、というのでしょうか。
これは私個人の思惑なので、否定や嫌悪とはまた別次元のお話ですが
私は形あるものが風化した形で晒されることも、悪くはない、
そんな気がするのです。
形あるものはいつかなくなる、それは事実であり残念な事かもしれません。
でも、だからこそ時代の波は途切れることなくうねり続ける。
その波に飲み込まれ、手を尽くしてもなくなるものは仕方ない。
歴史というものは、築かれては壊れ、またその上に築かれるもの。
栄華の波が枯渇し、既に人々に忘れ去られたような場所にも
「いま」や「過去」という時間の帯は絶え間なく張り巡らされ、
時は途切れることなどない、そんな気がします。
歴史というものは、人それぞれ味わい方はあるのでしょうね。
私は漠然とそんな風に感じるのですが…、
さてみなさまはいかが感じられるでしょうね。
金沢城のある公園からは、遠くに白山が臨めます。
きっと、この地で大きな根を下ろす山々は、波乱の時代の移り変わりを
じっと同じ場所で見つめてきたのでしょうね。
私の思う歴史観というものは、こういう事。
あるがままにある歴史。それが私の気持ちに一番響く気がします。
謹賀新年 金沢旅情2へ続きます。
宗流
こんばんは、Ryo-Yongさん!
ごめんなさい!
せっかくお誕生日のお祝いコメントを頂いて
いたのに、気付かないままでした。
ホントにお返事がおそくなってしまって
ごめんなさい。
そして、ありがとうございました!
ホント、美味しい海鮮丼でした^^*
お店のご主人もとても気さくな方で、楽しい
ランチタイムを過ごせましたよ。
Ryo-Yongさんはあの市場のご近所さんなの
かしら?北陸は美味しい海の幸に恵まれて
羨ましいです!
いきいき亭の海鮮丼、いかがでしたか?
美味しいでしょ?
こちらは昨日から
積雪の量がスゴイんです><
北陸の漬け物
「かぶら寿司」も美味ですよ(^^
Bergamotさん。
あけましておめでとうございます!
はい、のんびりと古都金沢の雰囲気を堪能して
きました^^v
金沢の街はホントに趣がありますね。
京都も同じく古都と呼ばれるものの、京都とは
また違い、きらびやかさとは異なる「粋」の
ようなものを感じました。
この「粋」のお話はまた後ほど出て参りますので
どうぞよろしければまたご覧くださいね。
Bergamotさんも、どうぞこの一年が更なる飛躍の
年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
本年も何とぞよろしくお願い致します。
いいお正月を迎えられましたね。
雪の加賀100万石、美しいです・・・(遠目)
アタクシも何年か前に訪れ、金沢城の二層の菱櫓と
多門櫓に守られている石川門(櫓門)の枡形、そして石垣の見事さ、
近くで見るとさすが100万石の城だ、と思い知らされました。
今年、宗流さんにとって素晴らしい1年でありますよう、
そしてご家族にご多幸あれと、
心より祈念いたします。
今年もどうかヨロシクです。