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ちょっと休憩しませんか?

「こもの屋の小さなこもの展」 カタログVOL7

2009年02月14日 10時53分54秒 | my works
おはようございます。
本日はバレンタインデーですね♪
みなさん楽しい気分でお過ごしでしょうか?
今日もいい一日になりますように…。



さて、「こもの屋の小さなこもの展」本日は七日目です。
気づくと、もう一週間ほどになるんですね。
早いものです。

今日はのお話は「カメオ」についてです。
画像はToy-2101995-13の帯留。 
大きさは長さ約3.5cm・幅約2.7cm・高さ約1.4cmとなります。
(金具部分の高さを含みます)


宝飾店などのウインドウに、よく大きな巻貝に
繊細な彫り物を施したものを目にする事がよくあります。
カメオは貝殻だけでなく、大理石やメノウの表面に
貴婦人の像や花、鳥などの図柄を彫って加工した
美しい装飾品の総称です。


私はあまり(全く)宝飾品に詳しくないので
ネット検索をしてみたところ、このカメオの歴史はとても古く
古代ローマの時代にはもう存在していたそうです。
そして、宝飾品としての価値だけではなく
古代ギリシャ時代には、このカメオの技法を施した
宝石をはめこんだ指輪を、印章の代わりに使う事もあったようです。

またカメオの彫り方は大きく分けて二通りあり、
表面に浮き彫りを施したものをカメオ、
沈め彫りを施したものをインタリオというそうですが、
一般にはカメオとインタリオをまとめて「カメオ」と
呼ぶ場合が多いとのことでした。

美しい貝や宝石に、あれほど繊細で優雅なものを
彫り込むんですから、高価でも仕方ないのかもしれませんね…。


ですが高価なカメオはなかなか手に入りにくいものです。
今回「こもの展」でご紹介させて頂いておりますものは
アクリル樹脂に加工を施した「アクリルカメオ」といわれるもので
本物のシェルカメオやストーンカメオに比べ、
ずっとずっと安価にお手にして頂けます。
お値段にしては、レリーフ部分もなかなかきれいなものです。


それに…
本物のカメオだと、取り扱いやお手入れに心配がありますが
このアクリルカメオなら、どんどん使って頂いても大丈夫!

何しろ、宗流でご紹介しているのは「和装小物」なんですもの。
陳列するための装飾品ではありません。
「使ってなんぼの和装小物」だと私は思っています。


宗流


※明日2/15(AM:10:00~)より
「こもの屋の小さなこもの展」をHPにて開催します!
どうぞご覧下さいませ。(ページは本日2/14よりご覧頂けます)

和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp



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