スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

「銀河鉄道の夜 Gray ticket, Green ticket」ご来場ありがとうございました。

引き続きSOUKIへの応援、叱咤激励、何卒宜しくお願い申し上げます。

2013-08-28 20:49:37 | SOUKI
下記の文章は公演パンフレットに掲載した挨拶文です。

18年前の郡司正勝作品「青森のキリスト」での出会いが本公演を生んだのです。
私にとってこの1年充実した日々でした。
終演後、たくさんの笑顔に出会えたことが…また次に向かうエネルギーとなりました。
ご観劇頂きました皆様、応援してくださった皆様、本当に感謝いたしております。
引き続きSOUKIへの応援、叱咤激励、何卒宜しくお願い申し上げます。

スーパーパントマイムシアターSOUKI
代表 江ノ上陽一

 

武智的郡司世界之京屋振                    

京伝の読本に、滝夜叉姫の立ち腹のシーンがあることを私に教えてくれたのは、武智鐵二先生だった。
また、常磐津の「将門」の通しを京屋で復活したいと仰ったのは郡司正勝先生だった。
江ノ上陽一さんから今回のお話しがあった時、真っ先に頭に浮かんだのは、この両師の言葉だった。
昨年が武智鐵二生誕100年、今年が郡司正勝生誕100年と師雀右衛門の1周忌。
更に今年は平将門生誕1111年!!! 私は気絶しそうになった!
何卒、鷹揚の御見物のほどを。
                                 中村京蔵

誰も成し得ていない事への挑戦と覚悟、それがお二人から教えられたこと 

「この本で作品を創ってみなさい。」と、郡司先生から手渡されたのが『和数考』という本だった。
確か97年の事。プレッシャーも感じたはずだが、嬉しさの方が遥かに大きかった。
舞台人としてのスタートはヨネヤマママコ先生に弟子入りした90年だとしたら、
次のステップアップがこの97年だ。そして本公演が更なるステージへ昇るきっかけとなると信じている。
「妖しい火花」を散らせるように京蔵さん、大倉君と1年かけて練に練ってきた「瀧夜叉姫」。
どうぞ、お楽しみください。

                                 江ノ上陽一