苹果・林檎・りんご
この中で「苹果」って表現に
なぜか惹かれる
賢治は「銀河鉄道の夜」のなかで
「苹果」を12回、「りんご」を3回と
書き分けているんだ
研究書には「天上の果物」と位置づけて
「オオリンゴ」と読ませたかったのではないか
と、記されてる
天上とは仏語では「人間界の上にあり、最上の果報を受けるものが住む清浄な世界」
天上界に向かう銀河鉄道に「苹果」を登場させたのは
アダムとイブの神話の善悪の知識の樹の実が「リンゴ」って
言われてることも関係してるのかもね
賢治の故郷の岩手の花巻はリンゴの名産地だし
「リンゴ」
ニュートンもリンゴで万有引力を発見、BEATLES、Apple社もマークはリンゴ
まぁ、なにかわからんけど
「リンゴ」には
そこはかとない魅力があるんだろう
でも、やっぱ俺はこの漢字が良いっすね
書けって言われたらすぐに書けないけど…(^_^;)
「苹果」♪♪
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一