今日も明日も本格的な冬の気候
明日は雪が降るとか降らないとか・
寒くても出不精にならないようにと
近隣でのイベントをチェックする今日この頃の私、
先日、上野松坂屋で「東叡山寛永寺(とうえいざんかんえいじ)
根本中堂奉納天井絵「叡嶽双竜(えいがくそうりゅう)」を
見てきました。
本来は天井にある絵を床に置き、見る側が階段数段を登るという会場の作り。
同じ絵でも飾る場所、見る人の位置により、随分見え方が違うのだろうと思います。
床にあっても大変迫力のある絵なので、天井にある絵を見たい、
「双竜に天井から睨まれたい」なんて思いました。
以前、北京一さんから舞台に立ち左右45度(合わせて、90度)で
パフォーマンスをする。この角度は劇場の客席からみたときにちゃんと見られる角度で、
これ以上、角度を大きくすると背中しか見えないお客様が出てきてしまう
表現している部分が見えないとパントマイムは成り立たないからねという教えを頂いた。
見せる側になったときの自分を振り返れば、
基本訓練やテクニックでは意識しながら身体を使えるが、
想像することや表現することになると夢中になり、
自分の身体や顔の角度を意識していない・・・
今、火曜日にやっている怒・泣・笑の表現でも
上を向くのも下をむくのも45度まで、
顔が上り過ぎても下を向き過ぎても表情が見えなくなる。
と気付いた私でした
スーパーパントマイムシアターSOUKI新関祐子