前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

行きは良い良い壮絶?吉野ツーリングレポ その3 最終章

2011年11月26日 | Weblog
雨に濡れることを覚悟しながら、それでも登らないと帰れない私たちは決死の覚悟で?裏金剛を登り、
ひたすら河内長野へと向かう私たち。

冷たい雨が容赦なく私たちに降りかかる。しかし、ジッとこらえながらひたすら前だけを向いてペダルを
回し続ける。

出来ることなら降らないで欲しかった。しかし、ここまで濡れてしまったら諦めもつくというもの。
それに濡れても登らない限りは大阪へは帰れない。汗
与えられた宿命とも言うべきものか?
はたから見たら、こんな雨やのに走って・・・と思うかもね~

多分、他のサイクリストさんは、早々と走って昼過ぎには遅くとも家に帰っていたことだろう。
雨の予報のある日に長距離を行く方がどうかしてるんだろうけど・・・
それでもこの日しか吉野に行けるチャンスはなかったからね~

ま、ある意味、色んな経験、貴重な経験をしたから良かったということで・・・笑
何事も前向きに考える性格なもんで・・・・笑






そして夕暮れ時、ブレないように写真を撮ろうとしてもどうしてもブレちゃうんだよね。
なんでだろう?
ま、ちょっとブレてるけど、金剛を登る途中に下の景色が見えるところがあるんだけど、そこで珍しい景色を
見れたから載せておくね。

ちょっとわかりにくいけど、山の中腹に雲があるんだよ~

天気が悪かったため、かなり雲が下がっているのがわかる。

丁度、山と山との間に白いものがあるでしょ。
それ、まぎれもない雲なんだよ。

天気の悪い葛城や牛滝、鍋谷なんかでも見られる光景。え?あんまり天気の悪いときは走らないって?
そりゃごもっとも・・・笑






こうして登ってる最中でもずっと雨はしたたり落ちていた。
あー、これから帰るまで降るんかなー・・・と思いながら、ひたすら一心不乱にペダルを踏み続ける。
こうなったらフォームも、踏み方も何も考えてる余裕はない。

早く帰らなければ・・・ちょっとでも早く・・・と考えながら・・・

しかし、脚が疲れていて思うようにペダルが踏めない。返って遅くなっている。
そう、疲れもピークに達し、雨で体力がよけいに消耗しているのがわかる。

しっかり路面濡れてるのが下の写真からでもわかるでしょ。

ははは、こんな中を私たちは走っていたのさ。




どんな状況でも走るのが好き。ただ走りたいだけ。速くなくてもいい。そう、走れる状況にある自分が幸せ。
吉野まで実際自転車で毎年行くようになるとは思ってもいなかった。
今となっては、もっと色んな所、もっと遠くまで自転車で行きたい・・・そう思えるようにまでなった。

少しずつ体力が毎年落ちていってるのがわかるだけに、少しでも長く走り続けたい・・・そんなことを考えながら
ひたすらペダルを踏み続ける。
そう、ペダルを一切止めようとは思わない。

登りは遅いけど、登ったあとの達成感は人の何倍も味わえる。平坦も今回しんどかったけど、それでも走る。
そう、走ることを決してやめないのだ。
ペダルをこげば、時は進む。距離も進む。
ペダルを止めれば時はそこでストップしてしまうのも同然・それは悲しすぎる。

自転車は雨に濡れてかわいそうだけれど、自転車も頑張って走ってくれている。
だから私も頑張る。

何のトラブルもなく走ってくれる機材に私は感謝する。

そしてようやく・・・





金剛山頂へと到着~~~~~

途中、旦那が前で見え隠れする絶妙な位置で走っていた。
私はそれを見ながら走り続けた。

辺りは殆ど暗くなりかけていた。フラッシュをたいて記念撮影。
周りの丸い白い点は雨の証拠。


まだこのときも雨は降っていた。

私たちは、少しだけ止まって又すぐに下山することにした。
下る途中で完全に真っ暗に・・・・
それはいいんだけど、雨で路面ウエット、おまけに真っ暗なため、いつもよりも凄く慎重に降りて行く。





これが寒いのなんのって・・・

登ってる最中は、雨にあたりながらでも体温が高く、身体はまだ温かさを感じながら登れるんだけれど、
下りは最悪・・・
冬用ジャージを着用し、冬の手袋もしていたけれど、どんどん体温が下がっていくではないか!
脚は凄くかじかみ、手は氷のように冷たくなっていくのを感じながら、いつもの3倍ぐらいの遅さでゆっくり
下っていく。
とばそうにもとばせない状況、それに寒いからと言って止まっていたら、よけいに時間がかかってしまう・・・

このときほど、金剛の下りが無茶苦茶長いと思ったときはなかったね。
いつもなら多分15分ちょっとか20分ぐらいで下ってくるところを倍以上の時間かかっていたに違いない。
時計は真っ暗で確認できなかったけど、恐らくひょっとしたらもっとかかっていたかもしれないね。

身体全体が氷にさらされている感覚とでも言うべきなのだろうか?
ほんと、雪山を下ってくるかのような勢いだったよ。
そうだな~ 今となっては防寒対策万全にする雪山だけど、まだ何も知らず薄着で葛城に登り、下りは
身体が冷えてえらい目にあう・・といった状況・・とでも言っておこうか・・・汗

とにかく、このときは身体も濡れており、おまけに金剛の下りは夏でも涼しさを感じ取れるぐらいの気温な
わけで、このときは本当に参った!って感じだったね。


悪戦苦闘しながらも何とか下ってきた私たち。
手はかじかみ、脚もいうことを効かない状況となっていた。汗




しかし、そんな私たちにちょっとしたご褒美が待っていた。

河内長野の駅からちょっと行ったところに、綺麗なイルミネーションがあった。

ちょっと寄り道して立ち寄った。

ね、綺麗でしょ。喜





そして旦那も綺麗なイルミネーションをバックに写真撮影。
え?寒いはずなのに・・って?
寒かったけど、こういうのを見ると、立ち寄りたくなるんだよね。喜

そしてこの頃には雨は上がっていた。不思議~~~~~





そして、私たちは冷えた身体を少しでも温めようと、コンビニで暖かいものを購入。
スープ春雨とホットコーヒーを飲んだ。喜

不思議なもので、この日はまだ日本海側に低気圧があり、思ったほど風は吹かず、助かったのだ。
そう、今回の雨は太平洋側にある低気圧の通過によるもので、まだ日本海側の低気圧は通過していなかったため、
南風だった。金剛では本当に寒かったけれど、平野部に入るとさほど寒い!とは思わなかった。
それが良かった。

これがもし日本海側に低気圧がなかったとしたら、雨の後北風が吹いていたことは間違いない。
日本海側に低気圧があったから、南風のままだったことが幸いした。

それにしても金剛の下りは本当に身体が凍りつくかのような感じだったよ~ 驚






そしてようやく私も知っている道まで戻ってきた。
いつも牛滝に行って帰ってくるルートのちょっと外れたところに、イルミネーションが綺麗な所が
あるという噂を聞いていた旦那。
そこに行くことに・・・・


クリスマスが近いと、家のそこここでイルミネーションするをする家が増えてきたよね~

貝塚のとある家も毎年ド派手に飾るところがあって、毎年見に行くんだけど、今回は初めてのところに
見に行くことに・・・
また、そのド派手な家も12月になったら公開するね~






そして今回大活躍したのがライトの役目。
暗くなることを想定して走っていたため、あらゆるライトを装備。
実はこの横にもチカチカするライトをつけており、おまけに前輪にはピアライトというものもつけており、
5秒感覚に光の形が変わるものを装着していた。

当然後ろには赤いテールライトを点滅させていた。


そしてこのライトを頼りに走る。走る・・・暗くなっても走るのみ。
そう、前進あるのみである。喜

考えたら暗くなったらなったで、色んな光の助けがあった。
というのも、暗くなっても車のライトの光・街灯の光・店の光などに助けられる。
そして車のライトの光で先の方まで見えることにより、雨の路面の濡れ方で段差が若干あるとか、
水溜りがあるとかが瞬時に分かる。
そう、路面はガタガタだけれど、晩はそれがわかりにくかったりする反面、ちょっとしたライトの光でそれが
わかりやすかったりする。
街灯も広範囲で明るかったりするから晩とはいえど、走りやすいのだ。喜

それに慣れてきたら、晩の路面でも見えやすくなったりするんだよ。

最初、走り出しのときは晩に走るのが怖いなーと思った時期もあったのは確かだ。
しかし、今となっては基本毎晩暗い中、通勤で帰ってくるし、路面状況を把握できてたりするから暗い晩でも
走るのは苦にはならない。

とはいえ、明るいときに走る方が絶対安全は安全なんだけどね。汗

小さな石ころでも枝を踏むだけでも落車する可能性があることを考えれば、明るいときに走る方が
確実だ。





そして、すっかり遅くなった私たちはサイゼリヤで夕ご飯を食べることに・・・喜

まずはワインで乾杯。そして一応身体を温める・・という名目で・・・笑
(そんなに身体は冷えてなかったけど・・・ 苦笑)





そしてあさりスープがお勧めメニューとなっていたため、それをチョイス。

旦那はほうれん草スパゲティ、私は海老ドリアを頼み、ピザをはんぶんこして食べた。

おいしかった~





この日は登りで脚が疲れ、吉野の帰りに雨に降られ、凍りつくような思いをしながら下ってきた金剛山、
そして夜のイルミネーションを楽しむという色んな出来事があったけれど、やっぱり自転車って楽しい!って
思えた一日だった。

こんなに金剛の下りが長いと感じたことは今までなかったんだけれど、これもいい経験だったことだろう。
冬ジャージを着ていたことが幸いだったね。
実は、吉野の行き道は暑いぐらいだったから、冬ジャージは失敗だったなーと思っていたぐらいだった。
天候が変われば、気温がグッと変わる。今の時期は着るものに悩むわけだけど、風邪も引かず、パンクもせず、
無事走りきれたことに感謝したい。

この日の走行距離は実に161kmをさしていた。
久々に長距離を走った翌日、まだまだ脚はヘロヘロ状態だったわけなのさ。

旦那はまだ平気だ・・・元気だ・・・どこもあまり疲れていない・・と言っていた。
さすがターミネーター。笑

私は疲れはその日にやってくる。旦那はきっと翌日出てくるよ・・と笑いながら話す。
しかし、翌日になってもケロッとしたままの旦那。
私もそうなりたいものだけど、歳はごまかせぬ。あ、旦那の方が6つも上なんだけど・・・汗

このあと、いつまでも疲れが残っている私でった。

けど、この日も本当に思い出に残るツーリングとなったことは間違いない。
あの金剛での下りの凍りつくような経験は、いつまでも色んな人に話することになるだろう。
それぐらい貴重な経験をしたということなのさ。

しかし、それでも私たちはこれからも走り続ける。
そう、色んなドラマを見るために・・・


行きは良い良い壮絶?吉野ツーリングレポ その2

2011年11月26日 | Weblog
朝の天気を見ていると本当に雨が降るのだろうか?ぐらいの勢いの晴天の中を出発した私たちだったけれど、
吉野に着く頃にはすっかり暑い雲に覆われていて、駅のところではパラパラと降りだした雨。
ま、予報どおりといえばその通りである。

しかし、私たちはまだ前に進む。
そう、本題の吉野に向かってひたすら登り続ける。といっても距離は2kmほどの山である。
吉野の山はそんなに勾配はきつくなく、無理せずゆっくり登れば登れる坂である。あ、何度も登ってるから
どんな勾配か?どのくらい続く坂か?を知り尽くしてるからしんどいと思わないのかもね。
初めて登る道って凄くしんどく感じられるものだけど・・・これって不思議だよね。
いつも思う・・・


そして私は相変わらず旦那の背中を見て登る:・・
これが、旦那より速く登れたら喜んで前に行くんだけど・・・
悔しいけど旦那の方が速い。笑

ここでも私は桜の時期のことを思い出しながら走っていた。





そして無事上までたどりついた・・・・・・
のだけれど・・・・

あれ?

通行止めの看板・・・
自転車やったらいけるやろう・・・と途中まで中に走って進むも、もう一つの立て札があり、そこには
人が立っていて、山が崩れる可能性があるから通行止めなんです・・・と止められてしまった。
仕方なく私たちは元来た道へと引き返し、ガクンとうなだれる旦那を撮影。苦笑

ここからまっすぐ行けばいつもの蔵王堂にいけるんだけど、もう一つ、迂回して行く道をたどることに・・・

グルーッとちょっと回り道。一旦違うところを登って、ドドーンと下って少し行くと蔵王堂にいける・・・と
旦那は道を知っていた。
良かった・・・違うルートからでも行ける道があって・・私はほっと胸をなでおろす。





ドーンと登ってドドーンと急坂を下ったらいけるよ・・・との旦那。
私はその後ろをついて走るだけ。楽なもんである。(坂はしんどいけど・・・汗)

ま、ここを登って蔵王堂に行けるんだから、良しとしよう。
せっかくここまで来て、行けないとなることほど、悲しいものはないもんね。苦笑

そしてドドーンと下った先に・・・





無事蔵王堂へと到着できた~~~喜
嬉しかったね。
あー、いつもの蔵王堂や~~~ 良かった!たどり着けて・・・と思ったね。




そして、2人で蔵王堂看板をバックに写真を撮ってもらう。
吉野に来ると、必ずここでは写真を撮ってもらう。
皆と来たときは当然皆と一緒に記念撮影する。

やっぱり吉野といえば、蔵王堂でしょ。喜

桜のときはここに来るまでも歩行者天国と化する道。
この日はスッと来れた。当然か・・・笑





一人でも写真撮ったるわ・・・とカメラを向けると、自転車を上にかかげる旦那。
凄い。

しかも軽々と・・・

余裕の表情である。
それもそのはず。今回旦那が乗ってた自転車は自分の持ってる自転車の中でも凄く軽量の自転車なのだ。
恐らく一番軽いんじゃないかな。
フルカーボンのロードだけれど、買ったのはもう約20年前とか・・・いや、もっと古いかも・・
又聞いとこう・・・それもそのはず。今のカーボン自転車ってフレームが凄くごついでしょ。
これ、クロモリ?ぐらいの勢いの細さでしょ。驚






そして、階段を上がっていき、肝心の蔵王堂でも写真を2人で撮ってもらう。

ここも桜の季節にはたくさんの人で賑わっているけれど、秋はちらほら人がいる程度。
ま、いつものことだけどね。
確か蔵王堂も世界遺産に登録されてたんじゃないかな?






そして少し自転車を走らせた後、山の景色を撮ったのが下の写真。
やっぱり山はどこ行ってもいいものだ。
綺麗よね。

そして、上から下を見下ろし、この下から自転車で登ってきたんだな~としみじみ実感できる。
登っているときはしんどいだけだけど、登りきったときには安堵の表情に変わるのが面白い。
そう、自分の脚で登ってくるのが大きな値打ちがあるというもの。





そして世界遺産吉野山の看板で撮ってもらった写真が下の写真。

私はこの吉野を走りながら、旦那に言った。
昔から吉野は桜で有名なのは知っていたけど、凄い渋滞するって聞いてたから、行ってみたいと思いながら、
自転車を始めるまで来たことがなかった。それが、今となっては自転車で自分の足で吉野に桜を見に来れるように
なったことが嬉しい・・・と・・・・
皆に自転車で吉野?とびっくりされるけれど、自転車で来るからこそ大きな意味があると思う・・と・・・

そう、この吉野に来ると、いつもそのことを思い出す。
今まで付き合った人とは吉野には来たことがなかった。けれど、今は毎年、こうやって自転車で来れる。
桜の時期も、そして今回の秋の紅葉シーズンのときも・・・

何とも幸せを感じる時間なのだ。






時間は押していたのは知ってたのだけれど、別の箇所でもちょっと写真撮ってくるわ・・と
私は場所を移動。

そして何枚か写真を撮った。
やっぱり吉野はいいなー・・と思いながら・・・・

向こうの方の山が重なり合うように山並みの姿を現している。
こういうの、私大好きなんだよね。喜





下の写真はさっきとほぼ場所が一緒になってしまったね。
とりあえず載せておこう・・




そして写真を撮るために歩いて移動していた私。
旦那は自分の自転車に乗り、私の自転車も持ってきてくれた。

この乗り方、危ないように見えるけど、返って別の自転車を持ってる方が安定して、ゆっくりでも走れるらしい。

私はやらないけどね。汗


そして、私たちはいよいよ帰路へと向かうことにした。
そして吉野をズーッと下っていくことに・・・





山頂では雨は降っていなかった・・・・
が、しか~~~~~~~~~~~~~~~~~っし・・・・
最近の天気予報ってよく当たるね。汗 当たらなくてもいいときもあるのに・・・


というのも、下って金剛の登り口のコンビニまでは結構距離がある道。

ひたすらほぼ平坦な道をずっと行くんだけれど、そこでポツポツ雨が身体や自転車に当たるではないか!
オイオイ!降らんでええっちゅうに!

その雨はしだいに霧雨からシトシト雨に・・・そしてやがて結構降り出してきたではないか。

旦那言うには、私たちが帰ろうとしている方向がもしかしたら、結構降ってるかもしれない・・とのこと。
え~~~~~!ガーン

田んぼの田舎道をひたすら走り、このときでもわかりにくいけど、雨はずっと降っていた。

そして・・・





どうにかこうにか金剛近くの今井町のコンビニまでたどり着く私たち。
やっぱり降ってきたなー・・・

そして雲行きを見た旦那の判断。今金剛降ってるなー・・・ここよりも金剛の方が・・・

けど、雲は若干移動していってるから走り出すころには弱まってるんちゃうか・・・との判断。

旦那の言葉を信じたい・・・汗


そしてコンビニ時点での自転車はこの有様。
ライトもかなり濡れていた。





ヘルメットも濡れてるのわかりやすいかな~と旦那のメットを撮影。
こんな感じ。苦笑

ま、濡れるの覚悟で走っていた私たち。予想的中・・・・と言った感じ。
だからそんなに驚きもしなかった。けど、どうせ走るならいい天気とまでも贅沢は言わない。
せめて降らないで~~~と言うのが本音である。
けど、全体的に雨の予報が出ていたからいつ雨が降り出してもおかしくない状況・・・とわかっていながら
走ってたのは私たちなんだから仕方あるまい・・・汗






コンビニ休憩を終え、しばらくは雨はやんでいた。
しかし、やっぱりほどなくして雨が降り出す。

五条病院を超え、右折するとイチョウの木がずらり並んでるんだけど、今年はなかなか涼しくならなかったからか?
まだイチョウの木は青々しているものが多かった。

下の写真でも路面がウエットになってるのがわかる。
この後もずっと雨の中を走ることに・・・

私は金剛を登り始める前に、雨しのぎにとウインドブレーカーを着用することにした。
そして、靴には持ってきていたナイロン袋をシューズカバー代わりにつけ、少しでも中まで雨が浸透しないように
工夫した。

そして私たちは金剛を登り始めることにした。





11月23日の吉野。間違いなく帰る頃には真っ暗になっていることを想定し、ライトをたくさん用意し、
いつ真っ暗になってもいいように工夫していた私たち。
特にこの日は天気が悪いため、5時には暗くなり始めることはわかっていた。

何度も走っていると、次はこうしよう・・次はこうした方がいい・・という知恵が備わる。

正月、生石高原に初めて行ったときは大変だった。
そう、犬鳴山を登ってる最中に暗くなってしまい、2人ともライトというライトを準備していなかった。
雪も生石山にあるとは思ってもおらず、全くもって準備不足。そして帰りの犬鳴では、和歌山側の夜景が見れたという
前代未聞の出来事が・・・

まあ、色んな経験が自分を育てる・・といった感じかな。

色んな経験が、次の知恵を生み出す。走らなければわからないこと、走って本当に勉強になることがたくさんある。

雪山でもそうだ。最初の頃、雪が嬉しくてグローブに雪を盛り、遊んだあとで下るときがあり、換えのグローブを
持っていなかった私は、雪で濡れたグローブをつけて下ることに・・・そのときの手がかじかんでかじかんで・・・汗
大体想像できるでしょ。苦笑 以来、登るときや遊ぶときはインナー手袋は決してささず、ポケットに入れておくこと
に・・・
下りで耳が寒いから耳宛をちゃんと持って行っておく・・・
靴下も2枚履き、防寒対策を万全にして雪山に挑むことになっていった。

そしてこの日の経験も、本当ならあまり頻繁に経験はしたくないものの、ある意味貴重な体験を出来たんじゃないかな・・・
と考える。
何と前向きな考え・・・って?驚

そう、このときの登りは、まだ寒いとは思わなかった・・・
が、下りが・・・・壮絶な寒さとの戦いになろうとは、このときはまだ知るよしもなかったのだ。汗
おまけに既に真っ暗・・・そして路面はしっかり濡れており・・・・

そのレポは又今度~~~

お楽しみに~~~~