いつまでも向上し続けたい。
気だけじゃなく、心の底から若々しく元気であり続けたい。
けど、それは理想の上の理想である。
自分では若いつもりでいても、やっぱり身体は正直。
調子のいいと思うときもあれば、走ってみて全然ガタガタ・・・という情けないときだってある。
けど、それは皆とて、同じことだろう。自分だけがそう思ってるのではないはず。だから、いかに自分で調子を
合わせて走っていくか?どうしたら、いつまでもイーブンな感じで走り続けられるか?それがネックとなっている。
HCレースに出るまでは、元々サイクルロードレース参戦を主きにおいていた。それが今や、HCレースの方に
入りつつある。当然それは最初から順位を狙うようなものではない(自分の力が)ことはよくわかっている。
けど、とにかく登りたい・・・こんなときしか登れる機会がないと思い、色んなHCレースを探して参戦する。
そして色んな意味で、とってもいい勉強になり、いい刺激となり、自分を目覚めさせてくれる。
周りの人はとてもよく頑張っている。
私なんて、普段走ってはいるものの、ただ自分の走れるペースで走っているだけ。何もトレーニングにもなっていない。
景色を見ては止まり、しんどくては止まって休憩する。
トレーニングというより、とにかく自転車を楽しんでいると言ったほうがいい。
けど、今回のレースに参戦することで、やっぱり女の人でもこんなHCレースに参戦しようとする人は凄いなー・・と
改めて感じさせられた。
私は一体何を今までしてるんだろう・・・と、半ば恥ずかしいようなもどかしい気持ち。
けど、楽しむことは人一倍大好きな私。
だから走り続ける。楽しく走り続けたい。その中で、又新たな何かを自分で見つけたい。
そしていよいよ私も、ここ、伊吹山ドライブウエイの入り口へとやってきた。
どうしてもサイクルロードレースと比較してしまうんだけど、サイクルレースの場合、スタートを待っている選手同士、
緊張して顔がこわばっている、あるいは集中している人が多い。
けど、HCレースの場合、なぜか周りの人としゃべったり、和やかモードのときが多い。
だからある意味、緊張しないのかも・・
サイクルロードの場合は人との駆け引きがあるため、あまり自分の内を見せないときが多いのか?
HCの場合、人との戦いもあるけれど、自分との戦いを強いられる。だから、緊張してスタートしたときの方が、身体が
硬くなって、良くないから最初から和やかモードなのかもね。
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さて、いよいよ戦いの火蓋がきって落とされた。
最初、のんのんさんと同じぐらいのレベルで走る。
登りに自信のある人は、最初から積極的に前にズンズン登って行く。
1kmぐらい登った地点で、少し私がのんのんさんの前に出る。けど、しばらくしてやっぱりオーバーペース
だなー・・・しんどいな・・・と思い始める。
そんなとき、30秒後から出発したMANAMIさんが、私をいとも簡単に追い抜かす。
頑張って~~~ 私の分まで頑張って~と声をかける。
少したれ気味になっていた私。そのとき、のんのんさんが私を追い抜かし、その瞬間、”一緒に頑張ろう!!”と
声を掛けてくれた。喜
私は嬉しかった。
一緒に頑張ろう・・・の言葉の中に、私は色んな励みの言葉が含まれてる・・と感じた。
登りはしんどくてきつい。しかし、しんどいのは皆一緒。だから、この坂に負けないように一緒に坂と戦おう!
のんのんさんは、きっとこういう意味を含めて、一緒に頑張ろうと言ってくれたんだ・・と思ったのだ。そして
のんのんさんも、しばらくして姿が見えなくなり、私は自分との戦いをすることに・・・
勾配は決してきつい激坂・・というわけではない伊吹山。しかし、勾配がきつくなったり少し緩くなったりを
繰り返す。それがだんだん足に応えてくる。しかもメーターを見ててもなかなか距離が進んでいない。
出発して4km地点ちょっと手前からようやく綺麗な景色が見え始める。かなり上まで来たような感覚。
時折カーブの向こうで走っている人が確認できる。
あー、あそこをこれから走るんやな~と認識する。
前の方で疲れた選手が力なくペダリング。それを見ながら私はその人を追い抜かす。しかし逆パターンも当然ある。
私がヒョロヒョロと登っている中、いとも軽やかに追い抜かしていく選手も多々あり・・・・だったね。汗
その人についていこうとするも、あえなく撃沈。汗
けど、登ってて思ったね。ヒルクライムレースに参戦する女の人の多くは、コンパクトギア使ってる!と・・・
後ろは私と同じぐらいのギア比なのにあきらかにクルクルペダルが廻っている。私はノーマルギア。
やっぱ、登り用にコンパクトも一つぐらい持っておくほうがいいのかな?迷うところ・・・
コンパクトを使い慣れるのが私には怖い。
肝心の鈴鹿ロードなんかのレースでは、ノーマルギアでスプリントをかけたい。コンパクトはHCには適してるかも
しれないけれど、スプリントで勝負かけれなくなると、その方が辛い。汗
で、レポレポ・・・
時折見える絶景に思わず、綺麗~と見とれてしまう私。
メーターを見るとまだ6km・・・そしてまだ7km地点・・・汗
かなり登った感覚があっても、まだこれで約半分の地点か・・・みたいな・・・
今回12kmのレースと距離が短くなった。けど、やたらと距離が長く感じられる。
そして登り始めて9km地点の手前から、山肌が見えてくる。そう、あまり草木がなくなってくる。そして言ってた
土砂崩れの地点。あー、ここか・・言ってた土砂崩れは・・・
私はその地点を見ながら登る。かなり大きく土砂崩れしてたね。 コーンを立て、一部通れなくしてあった。
少し下りもあって足を休めはするものの、逆に今度登りにさしかかると、足が動かない。既に一杯一杯の状態なんだろう。
踏もうにも足に力が入らない状態。周りにいる選手も苦しそうにあえいでいる。
そして、豪雪だった今年。なるほど、上に行けば行くほど、路肩に雪がまだ残っているのが確認できるようになってきた。
ゴール近くには、壁の方にもドドーンと雪が残っているではないか。
私は思った。こりゃ、12kmにしてて正解だったんじゃないかな・・・と・・・
そりゃ、走るなら17km全走行距離を走りたかったけど、上に行けばさらに雪深くなっていただろうことは、この地点でも
想像できたぐらいだったからね。運営する側としては大変だっただろう。
そしてラスト1kmの看板・・・
少し前に女の人が走ってるのを確認。ゼッケンを見ると私と同じカテゴリー。よし、あの人を頑張って抜くぞ!
私は殆ど脚に余力が残っていないものの、頑張ってその人に追いつこうと踏む。特にラスト1kmの地点は勾配がきつい。
ラスト500mぐらいの地点で私はその人に近づき、そして追い抜いた。後は踏んで、追い抜き返されないように踏ん張ろう。
私は貧脚な足を必死に動かし、ペダルを踏む。
その人もかなり疲れていたのか、ゴールした後も姿が見えなかった。良かった、一つでも順位を上げれて・・・
私はホット胸をなでおろす。
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そして上の写真がゴール地点。
めでたく私もここに足を踏み入れることができたのだ。喜
ゴール後、計測チップを返し、しばらく風景を眺める。
んー、やっぱり伊吹山はいいなー・・・私は楽しみにしていた景色をしばらく堪能した。
その風景も後から載せるからね~
そして本来ならば17km地点が本当のゴール地点。
ここからさらに登って行くわけだけど、下の写真で確認できるかな?
間に道が走っているのが・・・・
筋みたいにズーッと繋がっているのが道路である。
本来ならばここを走っているはずだった。
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そして下を見ると、まだまだ頑張って登ってくる選手が続々と、頑張っているのが確認できる。
私は既にゴールし、その人たちを見送る。
そう、皆ゴールを目指し、必死に自分との戦いを繰り広げている人たちなのだ。
ヒルクライム・・・それは本来、本当に自分との戦いなのだ。その戦いに打ち勝った人にだけ、絶景が楽しめるのだ。
写真でも十分その絶景の素晴らしさは伝わるだろうけれど、やっぱり自分で苦労して登ってきたあとに見る景色、
それが忘れられないのさ。
ね、この写真でもまだ路肩に雪がしっかり残ってるのがわかるでしょ。驚
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そして、絵にかいたような山々の景色。
待ってました!この風景を・・・喜
残念ながらこの景色は12km地点での景色なんだけど・・・
本当は、15km地点ぐらいに広がる絶景が私はもう一度見たかったんだけどね。あの景色は今でも忘れはしない。
登りながら見た15km地点ぐらいの絶景・・・ワー綺麗!と思った景色。
その景色が今回は見れなくて残念。

山が折り重なるようになってる景色が私は大好き。
心落ち着く癒し系の景色。
やっぱり登ってきて良かった。走れて良かった・・と思った瞬間がここにあったというものなのさ。
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本当に絵にかいたような景色を私は眺めていた。
これぞ伊吹山!みたいな・・・喜
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そして計測チップを返却し、完走賞を貰う。喜
伊吹山を無事完走したという証をもらったのだ。喜 前はなかったような気が・・・汗
私は思ったね。又来年も絶対来たい・・・多分抽選だろうけど、又抽選に当たりたい・・・と・・・
そして今度は17km走りたい・・・と・・・・

今回伊吹山を走った私の愛車を撮影。
旦那が言うには、この自転車も軽い・・と・・・・
軽い自転車に乗るのは簡単だけど、要はやっぱり自分の脚力が問題だよね。
いくらいい自転車に乗ろうが、速くは走れない。自分の脚力がものを言う。私はそう思う。
だから自分の足をきたえないとね。汗
そりゃ、軽い自転車は最初は確かに軽いと思う。しかし、ずっと乗ってたらその軽さに慣れてしまう。
すると、それが普通になってしまい、逆に少し重い自転車に乗ると凄く重く感じてしまう。
一番理想なのは、普段重い自転車に乗っておき、ここというレースで決戦用に軽い自転車を使用する・・・が一番の
理想なんじゃないかな。

そしてしばらくして、再びサイクリスト仲間と合流できた。喜
お疲れ様でした~~~~と声を掛け合う。
一緒に苦しいことに果敢に立ち向かった人たち。
やっぱり最高の笑顔でしょ。喜
ヒルクライムはこれが素晴らしい。
苦しい思いを一緒にするからこそ、後の結束力、仲間意識が強くなる。それが何と言っても素晴らしい!
本当に・・・
そして、今回、よっちゃんのお友達、ハナさんともお友達になった。この人も旦那さんと伊吹山に参戦していた。
実は帰りのサービスエリアで再会し、お話させてもらえたのだ。偶然一緒のSAで休憩していたのだ。喜
やっぱりめぐり合わせってあるんだろうね。私は思った。
私達は皆でお互いの健闘をたたえあった。

そして下山を待っている間もあれやこれやと色々楽しいお話に華を咲かせた。
途中、なぜか私のチェーンが2回外れるというアクシデント。汗
ギアをアウターにしてペダルを廻そうとするもうまく入らず・・・
そんなとき、よっちゃんの旦那さん、ダーリンがササッとチェーンを入れてくれた。喜
助かった。ありがとうございます。
ズラーッと下りを待つ長打の列。
けど、皆と一緒にいたおかげで、寂しい思いをすることなく、楽しく時間を過ごせたことが私には嬉しかった。
持つべきものは友だね~~~ 喜
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そして下ってる間中、のんのんさんとずっとおしゃべりタイムに華を咲かせる。
そのとき、偶然年齢の話になって、同い年だとわかった。
わー、凄い~ 私はよけいに親近感を持った。
色んな女性サイクリストを知ってるけれど、なかなか同級生っていない中、のんのんさんとは同い年。
嬉しかった。
これからも自転車に乗り続けましょう。
そして、下ってから少しして表彰式となるわけなんだけど、当然私なんかは全然足元にも及ばない。
しかし、仲間がちゃんと表彰台に登ってくれたことが私には嬉しかった。
私には当然無理なことを、仲間がちゃんと果たしてくれる。私は自分のことのように嬉しかった。
その模様は又今度・・・
とりあえず今日はここまで・・・
またね~
気だけじゃなく、心の底から若々しく元気であり続けたい。
けど、それは理想の上の理想である。
自分では若いつもりでいても、やっぱり身体は正直。
調子のいいと思うときもあれば、走ってみて全然ガタガタ・・・という情けないときだってある。
けど、それは皆とて、同じことだろう。自分だけがそう思ってるのではないはず。だから、いかに自分で調子を
合わせて走っていくか?どうしたら、いつまでもイーブンな感じで走り続けられるか?それがネックとなっている。
HCレースに出るまでは、元々サイクルロードレース参戦を主きにおいていた。それが今や、HCレースの方に
入りつつある。当然それは最初から順位を狙うようなものではない(自分の力が)ことはよくわかっている。
けど、とにかく登りたい・・・こんなときしか登れる機会がないと思い、色んなHCレースを探して参戦する。
そして色んな意味で、とってもいい勉強になり、いい刺激となり、自分を目覚めさせてくれる。
周りの人はとてもよく頑張っている。
私なんて、普段走ってはいるものの、ただ自分の走れるペースで走っているだけ。何もトレーニングにもなっていない。
景色を見ては止まり、しんどくては止まって休憩する。
トレーニングというより、とにかく自転車を楽しんでいると言ったほうがいい。
けど、今回のレースに参戦することで、やっぱり女の人でもこんなHCレースに参戦しようとする人は凄いなー・・と
改めて感じさせられた。
私は一体何を今までしてるんだろう・・・と、半ば恥ずかしいようなもどかしい気持ち。
けど、楽しむことは人一倍大好きな私。
だから走り続ける。楽しく走り続けたい。その中で、又新たな何かを自分で見つけたい。
そしていよいよ私も、ここ、伊吹山ドライブウエイの入り口へとやってきた。
どうしてもサイクルロードレースと比較してしまうんだけど、サイクルレースの場合、スタートを待っている選手同士、
緊張して顔がこわばっている、あるいは集中している人が多い。
けど、HCレースの場合、なぜか周りの人としゃべったり、和やかモードのときが多い。
だからある意味、緊張しないのかも・・
サイクルロードの場合は人との駆け引きがあるため、あまり自分の内を見せないときが多いのか?
HCの場合、人との戦いもあるけれど、自分との戦いを強いられる。だから、緊張してスタートしたときの方が、身体が
硬くなって、良くないから最初から和やかモードなのかもね。
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さて、いよいよ戦いの火蓋がきって落とされた。
最初、のんのんさんと同じぐらいのレベルで走る。
登りに自信のある人は、最初から積極的に前にズンズン登って行く。
1kmぐらい登った地点で、少し私がのんのんさんの前に出る。けど、しばらくしてやっぱりオーバーペース
だなー・・・しんどいな・・・と思い始める。
そんなとき、30秒後から出発したMANAMIさんが、私をいとも簡単に追い抜かす。
頑張って~~~ 私の分まで頑張って~と声をかける。
少したれ気味になっていた私。そのとき、のんのんさんが私を追い抜かし、その瞬間、”一緒に頑張ろう!!”と
声を掛けてくれた。喜
私は嬉しかった。
一緒に頑張ろう・・・の言葉の中に、私は色んな励みの言葉が含まれてる・・と感じた。
登りはしんどくてきつい。しかし、しんどいのは皆一緒。だから、この坂に負けないように一緒に坂と戦おう!
のんのんさんは、きっとこういう意味を含めて、一緒に頑張ろうと言ってくれたんだ・・と思ったのだ。そして
のんのんさんも、しばらくして姿が見えなくなり、私は自分との戦いをすることに・・・
勾配は決してきつい激坂・・というわけではない伊吹山。しかし、勾配がきつくなったり少し緩くなったりを
繰り返す。それがだんだん足に応えてくる。しかもメーターを見ててもなかなか距離が進んでいない。
出発して4km地点ちょっと手前からようやく綺麗な景色が見え始める。かなり上まで来たような感覚。
時折カーブの向こうで走っている人が確認できる。
あー、あそこをこれから走るんやな~と認識する。
前の方で疲れた選手が力なくペダリング。それを見ながら私はその人を追い抜かす。しかし逆パターンも当然ある。
私がヒョロヒョロと登っている中、いとも軽やかに追い抜かしていく選手も多々あり・・・・だったね。汗
その人についていこうとするも、あえなく撃沈。汗
けど、登ってて思ったね。ヒルクライムレースに参戦する女の人の多くは、コンパクトギア使ってる!と・・・
後ろは私と同じぐらいのギア比なのにあきらかにクルクルペダルが廻っている。私はノーマルギア。
やっぱ、登り用にコンパクトも一つぐらい持っておくほうがいいのかな?迷うところ・・・
コンパクトを使い慣れるのが私には怖い。
肝心の鈴鹿ロードなんかのレースでは、ノーマルギアでスプリントをかけたい。コンパクトはHCには適してるかも
しれないけれど、スプリントで勝負かけれなくなると、その方が辛い。汗
で、レポレポ・・・
時折見える絶景に思わず、綺麗~と見とれてしまう私。
メーターを見るとまだ6km・・・そしてまだ7km地点・・・汗
かなり登った感覚があっても、まだこれで約半分の地点か・・・みたいな・・・
今回12kmのレースと距離が短くなった。けど、やたらと距離が長く感じられる。
そして登り始めて9km地点の手前から、山肌が見えてくる。そう、あまり草木がなくなってくる。そして言ってた
土砂崩れの地点。あー、ここか・・言ってた土砂崩れは・・・
私はその地点を見ながら登る。かなり大きく土砂崩れしてたね。 コーンを立て、一部通れなくしてあった。
少し下りもあって足を休めはするものの、逆に今度登りにさしかかると、足が動かない。既に一杯一杯の状態なんだろう。
踏もうにも足に力が入らない状態。周りにいる選手も苦しそうにあえいでいる。
そして、豪雪だった今年。なるほど、上に行けば行くほど、路肩に雪がまだ残っているのが確認できるようになってきた。
ゴール近くには、壁の方にもドドーンと雪が残っているではないか。
私は思った。こりゃ、12kmにしてて正解だったんじゃないかな・・・と・・・
そりゃ、走るなら17km全走行距離を走りたかったけど、上に行けばさらに雪深くなっていただろうことは、この地点でも
想像できたぐらいだったからね。運営する側としては大変だっただろう。
そしてラスト1kmの看板・・・
少し前に女の人が走ってるのを確認。ゼッケンを見ると私と同じカテゴリー。よし、あの人を頑張って抜くぞ!
私は殆ど脚に余力が残っていないものの、頑張ってその人に追いつこうと踏む。特にラスト1kmの地点は勾配がきつい。
ラスト500mぐらいの地点で私はその人に近づき、そして追い抜いた。後は踏んで、追い抜き返されないように踏ん張ろう。
私は貧脚な足を必死に動かし、ペダルを踏む。
その人もかなり疲れていたのか、ゴールした後も姿が見えなかった。良かった、一つでも順位を上げれて・・・
私はホット胸をなでおろす。
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そして上の写真がゴール地点。
めでたく私もここに足を踏み入れることができたのだ。喜
ゴール後、計測チップを返し、しばらく風景を眺める。
んー、やっぱり伊吹山はいいなー・・・私は楽しみにしていた景色をしばらく堪能した。
その風景も後から載せるからね~
そして本来ならば17km地点が本当のゴール地点。
ここからさらに登って行くわけだけど、下の写真で確認できるかな?
間に道が走っているのが・・・・
筋みたいにズーッと繋がっているのが道路である。
本来ならばここを走っているはずだった。
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そして下を見ると、まだまだ頑張って登ってくる選手が続々と、頑張っているのが確認できる。
私は既にゴールし、その人たちを見送る。
そう、皆ゴールを目指し、必死に自分との戦いを繰り広げている人たちなのだ。
ヒルクライム・・・それは本来、本当に自分との戦いなのだ。その戦いに打ち勝った人にだけ、絶景が楽しめるのだ。
写真でも十分その絶景の素晴らしさは伝わるだろうけれど、やっぱり自分で苦労して登ってきたあとに見る景色、
それが忘れられないのさ。
ね、この写真でもまだ路肩に雪がしっかり残ってるのがわかるでしょ。驚
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そして、絵にかいたような山々の景色。
待ってました!この風景を・・・喜
残念ながらこの景色は12km地点での景色なんだけど・・・
本当は、15km地点ぐらいに広がる絶景が私はもう一度見たかったんだけどね。あの景色は今でも忘れはしない。
登りながら見た15km地点ぐらいの絶景・・・ワー綺麗!と思った景色。
その景色が今回は見れなくて残念。
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山が折り重なるようになってる景色が私は大好き。
心落ち着く癒し系の景色。
やっぱり登ってきて良かった。走れて良かった・・と思った瞬間がここにあったというものなのさ。
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本当に絵にかいたような景色を私は眺めていた。
これぞ伊吹山!みたいな・・・喜
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そして計測チップを返却し、完走賞を貰う。喜
伊吹山を無事完走したという証をもらったのだ。喜 前はなかったような気が・・・汗
私は思ったね。又来年も絶対来たい・・・多分抽選だろうけど、又抽選に当たりたい・・・と・・・
そして今度は17km走りたい・・・と・・・・
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今回伊吹山を走った私の愛車を撮影。
旦那が言うには、この自転車も軽い・・と・・・・
軽い自転車に乗るのは簡単だけど、要はやっぱり自分の脚力が問題だよね。
いくらいい自転車に乗ろうが、速くは走れない。自分の脚力がものを言う。私はそう思う。
だから自分の足をきたえないとね。汗
そりゃ、軽い自転車は最初は確かに軽いと思う。しかし、ずっと乗ってたらその軽さに慣れてしまう。
すると、それが普通になってしまい、逆に少し重い自転車に乗ると凄く重く感じてしまう。
一番理想なのは、普段重い自転車に乗っておき、ここというレースで決戦用に軽い自転車を使用する・・・が一番の
理想なんじゃないかな。
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そしてしばらくして、再びサイクリスト仲間と合流できた。喜
お疲れ様でした~~~~と声を掛け合う。
一緒に苦しいことに果敢に立ち向かった人たち。
やっぱり最高の笑顔でしょ。喜
ヒルクライムはこれが素晴らしい。
苦しい思いを一緒にするからこそ、後の結束力、仲間意識が強くなる。それが何と言っても素晴らしい!
本当に・・・
そして、今回、よっちゃんのお友達、ハナさんともお友達になった。この人も旦那さんと伊吹山に参戦していた。
実は帰りのサービスエリアで再会し、お話させてもらえたのだ。偶然一緒のSAで休憩していたのだ。喜
やっぱりめぐり合わせってあるんだろうね。私は思った。
私達は皆でお互いの健闘をたたえあった。
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そして下山を待っている間もあれやこれやと色々楽しいお話に華を咲かせた。
途中、なぜか私のチェーンが2回外れるというアクシデント。汗
ギアをアウターにしてペダルを廻そうとするもうまく入らず・・・
そんなとき、よっちゃんの旦那さん、ダーリンがササッとチェーンを入れてくれた。喜
助かった。ありがとうございます。
ズラーッと下りを待つ長打の列。
けど、皆と一緒にいたおかげで、寂しい思いをすることなく、楽しく時間を過ごせたことが私には嬉しかった。
持つべきものは友だね~~~ 喜
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そして下ってる間中、のんのんさんとずっとおしゃべりタイムに華を咲かせる。
そのとき、偶然年齢の話になって、同い年だとわかった。
わー、凄い~ 私はよけいに親近感を持った。
色んな女性サイクリストを知ってるけれど、なかなか同級生っていない中、のんのんさんとは同い年。
嬉しかった。
これからも自転車に乗り続けましょう。
そして、下ってから少しして表彰式となるわけなんだけど、当然私なんかは全然足元にも及ばない。
しかし、仲間がちゃんと表彰台に登ってくれたことが私には嬉しかった。
私には当然無理なことを、仲間がちゃんと果たしてくれる。私は自分のことのように嬉しかった。
その模様は又今度・・・
とりあえず今日はここまで・・・
またね~