前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

春の色、緑を求めてツーリング その2

2012年04月23日 | Weblog

貴志川の河川敷でも十分鮮やかな色の春を見つけれた私達は、このあとも楽しくツーリングしていた。
確か国道10号線だったかな・・・の道をひた走る。
所々にかじか荘まであと何キロ・・・の看板。これを励みにあと何キロ走るという目安を立て、静かな山の道を
ひた走る。

いつものルートと逆ルートを行ってるため、比較的新鮮な感じで走れた。喜
いつもは先に鍋谷か葛城を超えて和歌山に入り、そこから美嶋温泉までの厳しい登りを苦しみながら登り、高野へ
行くルートを横に反れて3号線からかじか荘へ行くパターンが多かったけれど、今回は逆から攻めていった。
攻めると言ってものんびりまったりモードで走る私達。







緩やかなカーブや登り、下りを繰り返し、静かな道を永遠と走る。

不安定な天気予報だったはずだけれど、太陽がきらびやかに輝き、雨の降る気配も全くなしの最高のツーリング。

と、ここで面白い学生のチャリ集団が・・・笑








少し前を走っていた中学生とおぼしき3人組。
私達に負けよまい!と必死にママチャリで応戦する。

チラッチラッと後ろを見ながら私達を意識し、加速したり必死にこいだり・・・笑
たまにこういう学生って出会うよね。喜

少し付き合って私達はその子たちを無理に追い越さず、様子を見る。

緩やかな登りになると、必死にこぐママチャリ集団。
赤色の服を着た男の子が、もうしんどい・・・と言ってペースダウン。
私はその子を抜くとき、頑張れ頑張れ!と励ます。その男の子は、もう無理~みたいに苦笑い。

続いて白の服を着た男の子もあえなく撃沈。
着いてこーな・・・と気合をいれさせようと励ます。んー、その子もしんどそう・・

そして、一番元気な黒い服を着た男の子も、登りのところでペースダウン。
頑張れ頑張れ!と私は励ますけれど、あえなく撃沈・・・

けど、よく頑張ってたよ~ この3人は・・・ほんと・・・







民家のようなところも抜け、再び山の綺麗な景色の場所へとやってきた私達。
右手には段々畑が広がるのどかな風景。

緑も多く、ほんと、空気が澄んでいて気持ちよかった。

思わず写真を撮り、うっとり眺める。って、走ってるわけなんだけどね。苦笑
ペダルはきちんと動いてる。喜






山の景色に魅了される要因として、思い浮かんだのは、自然に帰れる感じがするからなのかな~と思ったね。
都会(町並み)の車の多い排気ガスまみれのところとは一転、空気のおいしい、気持ちの落ち着いたのんびりした
所に来ることによって、日頃のストレスは一気に吹き飛び、ほんわかとした気持ちになれるのがいいんだろうね。
自然とのふれあいを求めて、知らず知らずに山の綺麗な場所に自然と足が向いてくるのかもしれない。

ほんと、こんな景色を見ていると、心が落ち着くというか、それだけで幸せを感じるというか・・・
言葉に言い表せない素晴らしさがある。






おっと、静かに流れる川のところに遭遇。

静かな川のせせらぎを聞きながら、私達はのんびりと、そして着々とかじか荘目指してペダルをこいでいた。

新芽まではまだ少々早い時期だけれど、この日は山の木々の緑がとっても鮮やかに見えてたね。
正に、春~~~~うらら~~~って感じでほんと、気持ちよかった。


アップダウンを繰り返し、私はあまり実感がなかったものの、実はこの地域は、標高400~500mはある・・・との
旦那の意見。驚
え?ほんまに? 私は思わず疑う。

確かに下のコンビニからスタートし、気温は上がってるはずなのに当たる風はコンビニでいるときより確かに冷たい感じは
していた。しかし、そんなに登ってるようには感じていなかった。
そう、アップダウンを繰り返し、綺麗な景色を見ながら走っているため、それほど苦にはなってなかったのかもしれない。
長い距離でも少しずつ登っていたら、登り基調の感覚はあっても、さほど、登ってる!という意識はないものなのだ。






かじか荘まで1km・・・500m・・・という看板を超え、もうすぐそこまで来ているということが認識できるのは
嬉しかったね。


山の景色、そして鳥のさえずりを聞きながら、本当に静かで走りやすい道を私達は走っていた。

そして・・・






無事私達は、和歌山の目的地、かじか荘へと到着した。

到着し、まず向ったところはレストラン。
いつもここ、若竹というところで昼食を取る。









かじか荘に来ると決まってここで私達は昼食を取るのだ。喜

と言うものの、そんなにおなかが空いてるわけではなかった私は、きつねうどんだけ注文。
旦那は天麩羅うどんをチョイス。









この日はお客さんも少なかった。
私達と別に一組のお客さんがいただけだった。
混んでるときは混んでるんだけどね。


私達はここでも自転車トークをしていたね。
旦那も、もうちょっと登り練習せーななー・・・・と改めて言っていた。
いつものんびり走っている旦那。速く行ってくれてええで・・・と言っても、私に合わせてゆっくり走る。
最近のヒルクライムレースでの順位を見て、ちょっとは刺激になったのか?そんなことを口走っていた。
毎日ローラー踏めたら速くなるんやろうけど・・・と言ってたけど、その前にちゃんとチーム練のときに正念入れて
走ったらちょっとは速くなるような気もするんだけど・・・・苦笑






そしてここかじか荘には、枝垂れ桜の木があった。
見るとまだ半分ぐらいの花が残っているではないか。喜

思わず近寄って行って写真を撮った。
まだ綺麗に咲いてるな~と言いながら写真をパチリ。喜

ソメイヨシノの桜はすっかり葉桜になったこの地域。まだ枝垂れ桜は健在なのだ。喜

この時期にかじか荘に来て得した気分だったよ。喜






半分葉で半分花・・・という感じ。
けど、それも又綺麗だよね。喜

ちょっと上で撮ってくる・・・といって、階段を登って撮った写真が下の写真。

旦那は下の方で桜を見ていた。







そして、周りの花と共に枝垂れ桜を入れて撮ってもらったのが下の写真。喜

ほんと、春らしくって綺麗だね。喜








そして、お決まりのかじか荘入り口の提灯をバックに記念撮影。

実は、このとき、この店の店員さんとお友達になり、2人で写真を撮ってもらった。





どちらから?と聞かれ、大阪から来たというと、たいそうびっくりしていた。どうやらもっと近くだと思っていた
らしい。
聞く話によると、店の人は実はまだかじか荘で働き始めて2ヶ月と言っていた。会社の営業をしていたらしく、
実家はこの近くだけれど、関東の方で長く働いていたのだとか・・・で、早期退職制度が出来、早く地元に帰りたいと
願っていたとか・・・・その念願が叶って、今ではかじか荘で働いているのだと言っていた。

関東の方でもたくさんのサイクリストがいると言っていた。そして自転車のあれこれを色々話し、念に2回はかじか荘に
来ていることを伝えた。
又これから鍋谷峠を越えて大阪に戻るというと、またびっくりしていた。

色々お話させてもらって、面白かった~

夫婦で仲良く自転車に乗っていて羨ましいです~と言われた。
やっぱり、見た目で仲がいいってわかるのかな?

そりゃ揃ったジャージでバリバリ自転車乗ってるというと、仲いいってわかるんだろうね。喜








そして私達は再び走り出す。

かじか荘に向うときと逆の道をひた走る。

やっぱり緑豊かなのんびりとした田舎道をひたすら走っていった。






昼から雲ってくるやろう・・という予想とはうらはらに、太陽がきつくさえ感じる日差しの強さ。
それでも空気はひんやりと気持ちよかった。

綺麗な山の景色を堪能しながら私達は優雅な気持ちで走っていた。







看板には高野方面、そしてその奥は橋本・・の文字が・・・
勿論この日は橋本までは行かないのだけれど、永遠走り続けていく私達。

本当に気持ちよかった。





私達はしばらく静かな道を2人で走り続けた。
そして、最後には山場、裏鍋谷を登ることを覚悟しながら・・・

けど、このときは優雅にのんびりと春の緑を感じながらツーリングを楽しんでいたのだった。

まだレポは続く・・・
今日はここまで。

又ね~