前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

ついに到着 生石高原物語 その3

2012年11月02日 | Weblog

いよいよ生石高原への道のりが本格的になるスタート地点。
国道184号線って生石公園線・・・って名前なんだね。初めて知った。

ここまでも結構山深い道だったわけだけど、ここからさらに山の奥の世界に飛び乗る・・・みたいな・・・












私は何回も言うけど、決して登りは速くない。って、最近平地も遅くなってるような気はするんだけど・・・
けど登ることは好き。
そしてここから第3の登りが待ち受けていた。

そして、しんどいけど坂を登れば、本当に綺麗な景色と出会える。
平地の国道、ちょっと行けば容赦なくクラクションを鳴らす不届き者の車と併走して走るより、人里離れた綺麗な
空気の中、山を見ながらアクセク走る方がよっぽど気持ちいいというもの。
登ってるときは、しんどいよ。脚が動かず、右往左往しながら悪戦苦闘を繰り返すわけだけど、それでもゴミゴミした
排気ガスが充満する道路を走るよりは、ここ山道を走る方がよっぽど好き。









くっきりとした緑に覆われた山々は生き生きして見える。
坂を登るにつれ、綺麗な緑一面に囲まれた山の形がくっきり見えてくる。

始めは山を下から見上げるような感じでスタートするも、やがて目線が同じ高さになり、やがて山を見下ろすような
位置になってくる。その過程も面白い。
ワー、ここまで登って来たんだ~と実感できるというもの。

本当に生石高原への道のりは、長いけれど、登れば登るほど価値がある。
登りの速い人はあっという間に着くのだろうけれど、私は自分の走れるペースで無理しないようにえっちらおっちら。








やがて本格的な登りにさしかかる。
ここまででも結構登ってきてるわけだけど・・・・

黒沢方面から登っても途中の道は険しい箇所があるんだよね。
けど、そこを乗り越えれば、又勾配は緩くなるのは知っていた。

さー、これから頑張るぞ~~~~~








しんどくてもね、下の写真のような山の風景を見ながら登ったら、なんか嬉しいんだよね。
思わずしんどいことを忘れちゃう・・・なんてことはないけれど、それでも癒される景色。

登りはしんどい場所じゃない。って、しんどいのはしんどいけれど、楽しい!の方が私は断然勝っている。

坂を見ると思わず登りたくなる。挑戦したくなる。まさに自転車馬鹿というか、坂馬鹿。笑









しばらく下の写真のような道を行く。

この辺やったっけ?激坂は・・・?と旦那に再確認。
うん、もうちょっと行ったら激坂あるで・・と旦那。

私はもう一度気合を入れ直す。

オ~ もうちょっと行ったらあの激坂が待ち受けてるんやな~ と、思わずニンマリ。笑 驚









そしてこの道もちょっと勾配はきついんだけど・・

ここをさらに超えると・・・・・・・・・・・

この次の写真からその激坂の写真を4枚投稿したよ。
後ろからのはちょっと勾配はわかりにくいかな?・・・・








旦那がダンシングして登って行くシーン。

少しの距離だけど半端ない勾配。
旦那もギアを軽くし、一歩一歩しっかりと踏み込み、前進して行く。










左カーブを大きく描き、さらに登って行く道となっている。

下から上を撮ると、あんまり臨場感ないかな?
実際行ってみると、どれだけここがきついかわかってもらえるけれど、 この下の写真2枚の方が
いかにきついかがわかってもらえるかも・・・・・・喜










左に右に・・とカーブを描く道。
私もひたすら坂の勾配と格闘しながら登って行く。

その様子を旦那が撮影してくれた。喜

ね、この写真の方が勾配がきついのがわかってもらえるでしょ。

これまでの道でも結構ずーっと登ってるんだけど、生石高原に至るまでの間で一番勾配がきついのがここなのだ。

私も一番軽いギアで出来るだけ回すように踏ん張る。









旦那と同じく私もダンシングでえっちらおっちら登って行く。

きつすぎると、返って思わずなぜか笑ってしまう。なぜかはわからない。自然と笑ってしまう。

きつい勾配でも落ち着いてゆっくり登れば何とか登れるというもの。一歩・・・又一歩と進んでいく。
そう、止まってしまったら時がそこで止まってしまう。ゆっくりでもペダルを踏めば、又一歩目的地まで近づく
ことになる。
だから止まらないようにひたすらペダルを回すのだ。喜









ピークの坂を超えてからも尚も登り坂は続く。

旦那が先に行き、私もその後を追いかけるように登って行く。
このときもなぜか私の顔は笑っていた。





上の方にくると、場所によっては少し紅葉している木もあったりしていた。

あー、紅葉のシーズンやなー・・・
私は登りながらそう思ったね。

又一歩、秋に近づいた・・という感覚だった。










そして一番ピークの勾配のところを過ぎ、普通の登りの道となった。
それでも尚も登りは続くことを私達は知っていた。









もうそろそろ山頂は近いかな?と思っていた矢先、看板で生石高原あと3km・・・の看板が・・・・驚
私はそれを見るやいなや、え?あと3kmもあるん?と思わず口走る。

あと、もうちょっとかな・・・と思っていた矢先のあの看板は酷過ぎる~~~~

旦那曰く、あともうちょっと・・と思ったらあかん。まだまだある・・と思いながら走らな・・・との助言がとぶ。
確かに・・・・汗


あの3kmの道のりは長く感じたな~~~~~~~~

果てしなく登り続けたような感覚が・・・・汗



それでも一心不乱に登り続ける。

旦那との会話も次第になくなり、登ることに集中して登る。
旦那は少し離れた前の方で登っている。

私も離れることなく、一定ペースでひたすら登り続ける。
筋肉の疲労を出来るだけ軽減させるような走りを心がけて登っていた。











やがて、それからかなり登ってる感覚があり、林道へとさしかかる。
太陽の木漏れ日が綺麗に路面を照らしていた。(ちょっと写真はボケちゃったけど、疲れてたということで
負けといて~ 笑)

そして私は過去来た経験から、ここまで来ると頂上は近いことを悟り、ちょっと嬉しかったな~

あー、やっとここまで来た~ 今度こそもうちょっとや・・・・喜









そしてやがて生石高原の名物、ススキの草原が目の前に広がってきた。喜

真っ青な青空一面が私達を気持ち良く歓迎してくれてるかのようだった。
清清しかった~








正に秋の風物詩・・・といった感覚にとらわれる景色。

あー、又この景色に出会えたなー・・・と思うと私は嬉しくなってきた。









長い道のりの生石高原。
その道のりを制した人だけがこの後綺麗な絶景とめぐり合えるのだ。
って、途中、車が何台も私達を通り越して行ったわけだけど・・・・

私は自転車で来るからこそ、値打ちがあるんじゃないかなって思える。
確かに車でヒョッと来れば、楽できるかもしれないけれど、大きな壁を自分の脚でぶち破って来たときの感動は
計り知れないものがあることをよく知ってるからね。

その嬉しさの表情が下の写真の表情に出てるかも・・・・喜










黒沢牧場からさらに約1時間20分ぐらいかな?かかってやっとのことでたどり着いた生石高原。
最後の登りを制して私達は無事、今回のメインの目的地、生石高原へとたどり着いたのだった。大喜

よっしゃ~ 又やって来たど~~~~~といわんばかりの表情でもって記念撮影。喜








最後の坂を登ってすぐに左に見える景色が下の景色。

ちょっと霞んでたけど、申し分ない景色とご対面といった感じ。喜
奥の方まで重なり合うかのように山々の姿が・・・・・

こんな景色を見たら、思わず又来たい!って思うわけなのさ。喜









そして、長い道のりを制した旦那も嬉しかったのだろう。

写真撮ったるわ・・というと、思わず自転車を持ち上げ、元気一杯にポーズ。
やったど~~~~~~~~~という喜びに溢れている。

僕はこの自転車でここ、生石山に登って来たんだぞ~~~~~。 喜 どうだ!かっこいいだろう~ みたいな・・・笑


そして同じように生石高原の景色を見に来ていた(当然車で)ある1人のおっちゃんが、私の姿を見て、
女性やのにここまで自転車で登って来たん?と話し掛けてきた。
うん、自転車で来たよ・・とにこやかに言うと、凄いなー・・・と感心していた。

そう、小さくても女の人でも登って来るのだ~みたいな・・・・喜


時間がかかってでも、自分の脚で登ってくることに大きな意味があることは、このブログで私が何回も言ってること。
その値打ちの大きさが私は身をもって経験しているから・・・
だから自信を持って自転車が大好き!と言えるんだよね。喜









そしてお昼を回っていた私達が昼食を取った場所。

それは山頂にあるおいしという店。

忘れもしないあれは初めて登ってきた生石高原。それは正月も正月、1月3日のことだった。
そんな時間がかかることは想定していなかった私達はライトも持たずに家を出る。
札立峠方面のきつい方から登ってきて、ほどなくして寒さの影響で路面に氷が張っている。それは想定していなかった。

どうする?登る?
んー、せっかくここまで来たしな~・・・
もうちょっと行ってみる?
うん、どうしても無理やったら引き返そうっか・・・・

そしてさらに登り続けた生石山。和泉葛城山より少し高い山。このとき、少し前の寒波で鍋谷も葛城も雪化粧になっていた
時だった。
そしてロードで来ていた私達。山頂まであと1kmの看板。ここからは完全に路面が雪と化し、ロードでは乗って
いけない状態に・・・
それでもせっかくここまで来たから・・・と自転車をついて上までついに到着した。
帰りは犬鳴の峠で和歌山側の夜景を見て、(それだけ暗くなっていたということ)下りはライトを持っていないため、
車のライトを頼りに下ってきたというプチハプニングだった。

そのとき、初めてここで暖かいうどんを食べた。
そのうどんがおいしかったこと!
正月に雪の積もる生石高原で、人もまばらな感じの季節、きちんと、ここ、おいしの店は営業していたのだった。







それ以来、私はここに来ると必ずうどんを注文する。
あのいてつく寒さで、苦労して登って来たときのことを思い出しながら、あのときに身体を暖めてくれたおいしい
うどんの味が忘れられなくて、いつもうどんを注文する。

旦那はご飯系が好きなため、丼を注文していた。








その店で今回も身体を暖め、休憩した。
ほっこりとした気分になったのは言うまでもない。

ただ、ここ、生石についたときは足はガクガクだったね。けど、ちょっと休んだら結構元気になったかも・・・・喜


そしてこの店のすぐ隣に、生石高原のシンボルが掲げられていた。(初めて見たかも・・・・)








そして、ここ、生石高原はススキがたくさん生息している。
その美しすぎる光景を見ようと、たくさんの人が訪れる場所でもあるのだ。

そしてこの時期、一番ススキがピークを迎えている。
そこで一杯写真を撮りながら、自然の風景を楽しんだ私達。

次回はその風景の写真を投稿するね。

まだレポは続くけど、明日も走りに行くから、又レポ遅れるかもしれないけど、出来たらレポするね~~


ではでは・・・