大きな大きな桜の木
その根元にまめちゃんは眠っています。
「きっと来年は素晴らしい花が咲くよ」
母にもそう言われ・・・
人間で言うと30歳くらい。
ちょっと早すぎたな…
だけどまめちゃんはまめちゃんなりに生きてくれた。
もともと身体が弱かった。
だけど沢山飛び回って、お兄ちゃんインコ達に可愛がられ、最後はまめが大好きだった娘の手の中で息を引き取った。
昨日も書きましたが、夕方6時過ぎ。
いつもなら皆が全員集まる時間。
知ってたのかな・・・
待っていたんだろうな。
ふとまめちゃんを見た娘。
「ほっぺ掻いて」
と顔を突き出してきたから、駕籠に手を入れたら掌に乗って来たという。
「ご飯?」「止まり木に行く?」
だけどどれも嫌がったから娘は手の中で撫でてあげていたそうです。
それから間もなく、目にうっすら涙が浮かんだかと思ったら瞬きを止めてしまった…
大好きな娘の手の中で、大好きな娘に撫でられながら、苦しむ事も無く本当に静かに安らかに旅立って行ったまめちゃん。
幸せだった?
私達はアナタに会えなくなった悲しみいっぱいで
胸が張り裂けそうだけど、
いつかきっとそっちへ行くから
その時は、道案内をお願いしたいと。
まめちゃんの桜
来年が楽しみです。