S’PORE papa

シンガポールへ2005年~2010年まで単身赴任・・・ゴルフの回数は、激減・・・競馬、釣り、ガーデニングなど多趣味・・・

宗教観

2005-09-22 19:20:31 | シンガポール
日本人の宗教観は、面白い。年末年始の日本人の行動を見ても、先ず、クリスマスでキリスト教を祝う。大晦日の除夜の鐘は、仏教。初詣に神社にお参りに行けば神道。お年玉の慣わしは、儒教である。ゆうまでもなく、ほとんどの日本人が神式で結婚式をあげ、死ぬ時は、仏式である。

はっきり言って、メチャクチャな宗教観である。

8月の末に会社で安全祈願を兼ねて、こちらの仏式のお盆の行事を行ったがもちろんイスラム、キリスト教の従業員は参加しなかった。余談だか、その行事でお盆の迎え火、送り火みたいな事をするのだが、ドラム缶に紙で出来た仏具を燃やすのである。おふだや天国で使う紙幣だが、たぶん私は、一人で天国紙幣を1億円は、燃やしたと思う。

そんなわけで、ここでは皆さん厳格に宗教を信じています。イスラム教の人は、昼頃、仕事の合間に時間をとって、ロッカー室でお祈りをしています。食べ物でも、宗教によっては、豚肉または牛肉を絶対に食べません。

反面、厳格に宗教を信じているからこそ、宗教戦争などがおこることにもなるのかもしれません。そういう意味では、ちゃらんぽらんで、アバウトな宗教観をもっている日本教の方が今は、戦争が起こりにくいように思います。

そういう国民性だから、けっこう日本人て、なんでも受け入れちゃって柔軟に処理しちゃう能力に長けた人種のような気がします。

今日は、そんな事を思いました。

14時~15時にかけて激しいスコールが有りました。