S’PORE papa

シンガポールへ2005年~2010年まで単身赴任・・・ゴルフの回数は、激減・・・競馬、釣り、ガーデニングなど多趣味・・・

ものまね紅白歌合戦

2006-01-11 18:51:11 | シンガポール
嫁さんから、年末に放送された「ものまね紅白歌合戦」のDVDが届いたので見てみました。9月に一時帰国して以来での日本の民放を見たので、自分がさぞや浦島太郎状態になっているのかと思っていましたが、まだ、そうでも無かったので安心しました。噂には、聞いていた「フォー」も見ることが出来ました。

さて、番組の方ですが、たしかに面白い。でも、ものまね四天王が出ていた時と比べると随分、質が落ちたような気がします。ギバちゃんをものまねしたものと松村のものまねが良かったです。そして、やっぱり栗貫は、格が違うと思いました。出ていなかった、コロッケをやっぱり見たいものです。

人間の感情のなかで、「笑い」は、明らかに他の感情と異質だと思います。怒ったり、悲しんだり、喜んだりは、自分の置かれている状態変化から自然と出てきますが、「笑い」は、文化の背景、蓄積、創造が無いと笑えません。猿が怒ったり、悲しんだり、喜んだりすることを見ますが、高笑いしているところは、無いでしょう。

そう考えると笑いは、人間特有の感情表現なのかもしれません。また、受け手もそれを理解出来る教養がないと笑えません。まずは、言語が解っていないと笑えませんもんね。英語ドラマの「フレンズ」を見て早く笑いたいものです。

こう考えると笑いの中でも古典落語で今でも笑えるのは、すごいことだと感心します。やすっぽい笑いの芸は、時が経つと直ぐに陳腐化し笑えなくなります。

これを書いていて、何故、ものまねは面白いのかを自分に問いかけていました。ものまね対象者の特徴をデェフォルメするからその形態が面白い、バカバカしいのにやってしまうところが、面白い等々いろいろあるでしょう。しかし、どうして可笑しいのか問われると可笑しさの分析って意外と難しいように思います。

「ものまね紅白歌合戦」は、3時間半にも及ぶテレビ番組でしたが、はっきり言って面白かったのは、30分ぐらいではなかったでしょうか。後は、時間の無駄。審査員のもっともらしい、ありきたりのコメントも無駄。もっと質の高いお笑いの番組を作って欲しいと思いました。

笑うと細菌に対する抵抗力が増えるそうです。ストレス解消にも、もちろん良い。笑うかどには、福来る。大いに笑って過せるようにしましょう。

今のシンガの天気は、 雨季です。よく雨が降ります。