その知らせを聞いてから数日過ぎたがいまだに信じられない。
みんなが哀悼の意を述べながら、彼のプレイがいかに唯一無二ものだったかを語らずにはいられないのを目にするにつけ、自分がこの喪失感に慣れるには時間がかかるだろうということしか今は言えない。年明けにして自身の今年のトップニュースになることは間違いない。
Rest In Peace
その知らせを聞いてから数日過ぎたがいまだに信じられない。
みんなが哀悼の意を述べながら、彼のプレイがいかに唯一無二ものだったかを語らずにはいられないのを目にするにつけ、自分がこの喪失感に慣れるには時間がかかるだろうということしか今は言えない。年明けにして自身の今年のトップニュースになることは間違いない。
Rest In Peace
オリンピック・イヤーで盛り上がる予定だった2020年もコロナ始まりコロナで終わる一年になってしまった。第3波で忘年会や新年会も中止になり寂しい年末年始になりそうだ。
巣ごもりついでに来年の年賀状の図柄を考えていた。来年は丑だなぁと牛のフィギュアを眺めているうちに「件(くだん)」という妖怪を思い出した。春先から疫病退散の妖怪「アマビエ」が流行ったが「件」は厄災の予言をし豊作をもたらす正直な妖怪とある。江戸時代の瓦版では天保7年(1836)と宝永2年(1705)の共に12月に現れたという。それで新年の丑年を待たずに、この12月に件のフィギュアを作ってみた。正直つくりながらグロテスクやなぁと思った。(笑)
「疫病退散」 を願いつつ、みなさん引き続き頑張りましょうね。
これを見てくれた人にご利益がありますように。
台風8号が九州をかすめていった。昨日は雨模様だったが今日は朝から秋の気配を感じた。
コロナ蟄居でしかも猛暑日続きの毎日だったので外出を控えていた。今日こそ散歩日和と近所を歩いてみた。午後の日差しや風に秋の気配を感じながら、運動不足にはとてもいいウォーキングだった。
コロナ禍で行政の施設は休館中だし公園も人影は全くなくトンビが遊びに来ていた。
想い出らしい想い出もないままに今年の夏ももうすぐ終わってしまう。自分の想い出というのは大半が「人とのかかわり」によるものなのかなぁ、とふと思ってしまった。
今年のお盆はコロナ禍で静かなものになってしまった。墓参しながらいろいろ亡き人たちを想うに両親や叔父の戦争の話を今でも思い出す。幼い自分たちに話してくれた。
叔父は海軍だったが攻撃を受けて遭難し南方の島にようやく数名たどり着いた。その後で米軍の捕虜になった。それから終戦を迎え復員するのであるが。その一連の話が子供心に大変興味深く面白かったのを覚えている。島の現地民との交流から、踊りを教えてもらったこと、捕虜になった時現地民に親切にしていたおかげで米軍にあまり厳しくされなかったこと、帰国する船の底でみんなガリガリに痩せて動けなかったが、上から「富士山が見えたぞ!」という声がして数人が嬉しくて甲板に上がっていったが、時は冬何人かはそこで力尽きて死んでしまったとか。叔父はかなり痩せていたらしいが富士山に別に興味はないので無理をして上がってはいかなかったと言っていた。叔父は話がとてもうまい人で常にユーモアがあった。語っていることは悲惨なことなのだが淡々と話していた。つまりリアルに体験している人は余計な脚色はしないのではないか。叔父は毎年の戦友会を楽しみにしていた。それはすべてを語らないでも分かり合える空間だったのだろう。これはのちに思ったのであるが「戦友会」というものは我々の「同窓会」の極限的なものなんだろう。
しかし叔父は子供たちに戦争の事を話すとき子供が興味のある部分だけしか語っていなかった。教え諭すようなことは何も言わなかった。だからこそ我々子供は素直に聞き入っていたんだろう。しかしそれだけにその向こう側にたくさんのものを抱えていたんだろうと今になって気付くのである。
戦後75年のコロナ禍で戦争の各資料館に出向くこともままならず、語り部も高齢者になっている昨今このようなことを考えている。戦争に限らず、リアルタイムで体験した世代は尊重すべきである。しかし経験者は未経験者にわかるような言葉で説明する努力をないといけない。そうすれば後になって分かってくれると思う。そして話にイデオロギーを混合しないことだね。イデオロギーや人の考えというものは時代時代で変わっていくものだから。
コロナ禍の緊急事態宣言の解除後第2派に恐々としているうちに九州は豪雨災害という新たな厄災に被られている。これからもまだ予測し得ない未来が待ち構えているんだろう。ただただ新しいニュースが良いニュースであることを願うだけなのだが。
製作が一段落したので次回作を考えている。今回は自分の製作について振り返ってみよう。
小さい頃の親父の東京土産が東京タワーだったくらい高度成長の真只中で育ってきた世代。プラモデルの創世記から全盛期を体験しているのでその思いはハンパではない。ミニカーも興味の始まりは60年代にマッチボックスシリーズが流行していたころからのもの。
この世代の御多分に洩れず多感な頃に色んなものに興味を持ってきた。そして90年代のバブル崩壊で一息つくがいまだ心は子供の頃のままである。2000年を過ぎてガレージキットに関心を持ち始めた。であるから基本的に興味あるのはプラモデルやミニカーの付属のためのフィギュア製作である。
で最近1/12サイズの連作からこのサイズにあらためて興味を持ち始めた。
というのもミニカーに付属するフィギュアは私が作り始めた当時はあまり作る人も少なく種類が出回っていなかったせいもある。今や大手メーカーがフィギュア付きのミニカーを発売し始めた。そもそも自分の製作興味は一般発売されていないものというところにもあるので興味対象が少し変化してきたのだろう。
今までいろんな方から製作希望の意見を頂いてきた。ご意見をくださった方まことにありがとうございます。参考にならなかった意見はひとつもありませんでした。この場を借りて御礼申し上げます。
中にはトラック野郎のフィギュアとかのリクエストもありましたが、私自身この映画にあまり詳しくないので作るからには研究が必要です。それなりのモチベーションを持たないと頓挫しますからね。しかし最近「仁義なき戦い」を久しぶりに見る機会があって、菅原文太の顔に興味を持ったのは事実です。
私はホラー物やグロテスクなものは嫌いです。だからリアルとはいっても血のりや切り傷の表現は極力控えております。私は雰囲気やポーズを重視して、見る人の想像力に頼ることにしています。そして作るキャラクターの性格も大切です。いくらカッコ良くても、性格上あるいは物語上こういうポーズはしないだろうというのは避けています。製作する皆さんはそれぞれのモチベーションで製作されていると思いますので、もちろん自分以外の価値観を否定するものではありません。
ただ完成物を長く眺めていただくにはそういうことにつながっていくのでは、そういう目で自作を見ていただきたいと思っているだけです。
最後にホラー物は嫌いと書きましたが唯一「エクソシスト」(EXORCIST 1973)だけは映画として大好きです。私はこの作品はカラス神父の心理葛藤の物語として観るととても面白いと思います。フィギュアを作るとしたらリーガンより断然カラス神父ですね(笑)
庭先でセミの亡骸を見つけた。思えばお盆を過ぎてあれだけ騒がしかったセミの声がパタリと止んでいるのに気づいた。日中はまだまだ暑いが確実に季節が変わりつつあるのに気づく。
おそらくこのクマゼミ(雌)は庭先で産卵を終え生涯を全うしたのだろう。お盆には沢山の帰省があったのだろうが都会の子供たちの中には聞き慣れないせいかこの田舎のセミしぐれを怖がる子もいるらしい。昔よりずっと音量は減っているのにねぇ。
彼方からツクツクホウシの声がしていた。こうやって世代交代が進んでいくんだね。
前回グリーンライトの1/24ブラックインターセプターを紹介したが、今回はマッドマックス2の1/28インターセプターを紹介する。これはスカイネットから発売された京商ミニッツレ-サーのラジコンカー。2作目のインターセプターで後部にガソリンタンクを載せているがフロントスポイラーは外れてなくて前面から見ると1作目後部から見ると2作目という不思議な仕様。あえて言えばマッドマックス1.5。であるからかボンネットやサイドのつや消し黒の塗り分けもサイドのリア部分がいいかげん。
ミニッツレーサーサイズなので1/24でなく1/28となるが以前作った1/24のカスタムフィギュアを並べてみた。前回と同様にアオシマのプラモをカスタムしたものも並べてみた。
※この表題写真のフィギュアは現在ヤフオク出品中です。
★★ 1/24マッドマックス2 インターセプター用フィギュア(Bタイプ)
今回はグリーンライトから発売されたマッドマックスの1作目のブラックインターセプターのダイキャストモデル(1/24 Last V8 Interceptors 1973 Ford Falcon XB)
このタイプは1/18で各社から発売されたがいずれもマッドマックスの名前が冠されていないところをみるとまだ完全に版権クリアされていないのかな。グリーンライトのものには最初からMFPのバッジマークがサイドについているのも理解に苦しむところ。
それはともかく1/24のモデルとしては初めてのリリース。それまでは1/24のマッドマックス2のインターセプターのプラモデルを改造して1作目のタイプにするしかなかったので今回の発売を喜んだファンは多いかもしれない。
ただ今回のモデルで特に残念なところはスーパーチャージャーとマフラーかな。スーパーチャージャーはボンネットへの張り付け感ありありで高さも高すぎてまるで山鉾みたい。そしてマフラーは斜めに突き出していて少し安っぽい。
やはりプラモをカスタムしたのには敵わないかな。
以前作った1/24のカスタムフィギュアを並べてみた。アオシマのプラモをカスタムしたものも並べてみたのでその違いを比べていただきたい。手前がグリーンライト製、奥がアオシマのプラモをカスタムしたもの。
※このフィギュアは現在ヤフオク出品中です。
☆☆ 1/24マッドマックス インターセプター用フィギュア(Aタイプ)
今年の夏はほんとうに暑い。
四国の四万十市でも41℃を記録したとか。
今の人はヤワだ、昔はどうだったとか言われても暑いものは暑い。素直に暑さを認めよう。根性なしと言われても構わない。
ただ今の子供たちは色白だね。我々の子供の頃(50年前?)のような真っ黒な子供は見かけなくなったなぁ。
毎日のように入道雲が出てるけど夕立がない。
小さい頃からりっぱな入道雲を見るといつも手塚治虫の「ジャングル大帝」のラストシーンを思い出す。手塚治虫という人はほんとにビジュアル・アーチストだったと思う。
東日本大震災の被災者とご遺族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
九州は津波の被害はなかったが、ちょうど震災と同じ頃に家族が入院することになり、それからずっと一ヶ月あまり付き添いで病院に寝泊まりしている。
被災地で避難生活をされている方々はもちろんのこと、病人や障害者といった災害弱者やそういう人を抱えている家族の方々の心労はいかばかりかと思う。おのずと自分の立場とダブらせて被災者のことを考えてしまう。
友人が2週間ほど支援活動で福島に行って来たらしいが、友人の口から聞くと何故か報道で見聞きするより生々しく思えた。復興までは長い時間が必要だろうから、ささやかでも継続して自分のできる支援を続けて行きたいと思っている。
自分は喫煙はしないので気づかなかったが、コンビニでタバコが品切れなのを最近になって知った。これまで禁煙に挫折し続けていた人たちはこれを機会に悪癖を絶つ努力するのも一考かも...自分の「本気」を試すいい機会だと思うんだが。禁煙に限らないが被災者のことを思えば今まで出来なかったことも乗り超えられるかもしれない。
今回の震災に関して、日本人ということだけで自分のところにも海外からいくつかお見舞いや励ましのメールをいただいた。ほんとうにありがたいことだ。日本人として人間として恥じないように、昨日より少しでも善人になるよう日々努力しよう。