夏至の今日、蒸し蒸しの真夏日、「雨間の日照り」久々の快晴。こちらも久々の完成品披露です。
根強いファンか多いエアフィックスの1/32シリーズ、ポルシェ917の次は何にしようと考えたが、ポルシェときたらやはりフェラーリしかないな、とこのモデルにした。 廃版品だが現在でも割と安価で入手できる。
キットにはゼッケン#5のデカールが付属しているが、その名の250LM (LMはLe Mansのこと)にこだわり、ル・マン初出場した時(1964年)のゼッケンにしたかった。この年のル・マンにエントリーした250LMは#23(16位)と#58(リタイア)の2台で、成績からいったら#23にするべきだろうが、実車の写真を見つけられなかったので、手元に写真のある#58にした。
後部のリアカウルを留めるベルトを削り取り、留め金レバーを0.8mm洋白線を加工して両サイドに付けた。ボンネットの留めベルトも削り取った。ボンネットの通気口は半円形のモールドになっていたが、これも削って平面にし、カバーをブリスターの湾曲したところを切り取って使用。ヘッドライトカバーのクリアパーツがどうも手塚治虫のヒョタンツギの目みたいな形でいただけないので、デカールで輪郭を作ってごまかした。デカールはすべて自作。ささやかなプチ改造。ボディ色はモンザレッドを使用。
250LMは翌年のル・マンで見事優勝(ワン・ツー・フィニッシュ!)するが、その時のロングノーズの#21もこのエアフィックスのキットで改造製作予定。