
作家・村山由佳さんの転換点、柴田錬三郎賞・中央公論文芸賞・島清恋愛文学賞の三冠受賞の衝撃作


ずっと読みたかったんだけど、図書館ではなかなか借りれないし、買うには高いし・・・


会社の人に借りて、読破しました!!
村山由佳さんの作品は好きなんですが・・・今回のは珍しく読みにくかったぁ~

でも、確かにところどころ村山さんらしさがあって、胸キュンしたり、わかる


ストーリーはスゴイ

主人公の35歳脚本家の奈津が、夫を含め6人の男性と寝ちゃうというモノ

ただ、一応奈津自身も傷ついたり、凹んだり、迷ったりするんだけど・・・
それらの男を踏み台にして強くなってる



ただ、強さと引き換えに、寂しさや哀しみ、どうしようもない孤独が残る・・・

そんな読後感でした。
「読者の予想は裏切っても、期待は裏切らない」というのが、村山さんの座右の銘なんだって

まぁ、今回は半分ぐらいは期待を裏切っても構わない

ウチは・・・えぇ

らしくない作品だけど、やっぱり村山さんだなぁ~とも思う

おそらく再読したら、また違った印象を受けるんだと思う

自分の恋愛のモチベーションによって、評価がガラッと変わりそうな気がする。
総合評価:★★★★☆
★4つ。村山さんの作品だからってのもあって、ちょっと甘いかなぁ~
でも、こういうエロ小説を読まないから、新鮮だった
