絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

父の顔 デッサン

2013-02-10 | 私の絵
今夜は、父を描いてみました。
まだ、途中ですが、結構似て来たので、ご覧ください。



私は似顔絵というのは、あまり描きませんでしたが、
顔を描く場合は、本人であるということが分かるということは
大切なことだと思います。他の誰でもない、その人であること。

これまで、私はそのことを漫画的なことだと軽視してきました。
しかし、リアルさの価値を考えていた時、やはり、似ているということは
重要なことだと思ったのです。それで、今は、本人に似るということはどういうことかを
考えて追究しています。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 狭山のKさん 金属のデッサン3 | トップ | 自画像デッサン »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (YK)
2013-02-11 00:15:54
菅野先生のお父様を描いたデッサンを見て、一目でわかりました。目元が似ていますね。中学生の場合、人物画をリアルに描ければ喜びます。描き込みができるまでには時間がかかります。それなりのデッサン力が必要と考えています。
返信する
YKさま (pikaso)
2013-02-11 00:33:04
顔を描く場合、目鼻口ばかり描いて、肝心の顔全体が捕まえられないために、福笑いみたいな絵になりがちです。
だから、似顔絵的に描くよりも、顔全体の構造をしっかり捕まえるようにしようというのが、本来の指導だと思います。
それができてから、もう少し本人に似てくるといいねという段階になります。

私は、そういう指導をされてきましたし、自分でもそのように教えました。だから、似顔絵的に似ることはあまり重要視しませんでした。

ただ、それを通り過ぎてみると、再度、似ることは重要だという気がします。

特に目の表現は、重要だと思います。
目の描き方で、人物画生きてきます。

画竜点睛と言いますが、まさに絵に命を吹き込むのは、目の表現です。
今回のデッサンも目から描きはじめました。
目がうまく行かなかったら、このデッサンは描き進めないという感じで描きました。

それがデッサンの最終段階では重要だということをどこかで生徒たちに話してあげてほしいと思います。

返信する

コメントを投稿

私の絵」カテゴリの最新記事