
もう一人のSさんの絵を紹介します。
このSさんは、デッサン会に参加していますが、デッサンの取り組みがとてもいいので、その姿勢なら絵も十分に描けますよ。と話しています。
しかし、自分にはとても皆さんのように、あんなすばらしい絵は描けませんと言って、なかなか始めないでいるのです。
私は、騙されたと思って、50号を描いてみてくださいと話しています。
この絵は、10号です。
本人の遠慮から、大きい絵を始めないので、やり方は大きい絵と同じですが、10号で始めました。私は、同じアドバイスなので、どうせなら大きい方が展覧会にも出せて良いのにと思いつつ、下絵を作るような気持ちで指導しています。
見て頂ければ分かりますが、とても良いのです。
色味が良いですよね。デッサン会で石膏を描いていることが、しっかり生かされています。構図は、写真の段階でアドバイスをしましたので、大体整っています。
いくらか、問題は右上の部分ですが、ここは、描き進めながら考えましょうと話した部分です。
今の段階では、中心のタイヤの歪みが、少し気になるのと、その上の赤いものが目立ちすぎることです。また、まだ手が入っていない右側の部分をもっと描きこむことが必要です。
3つある缶は、質感までよく描けました。以前ドラム缶を描いた絵をみせてもらいましたが、全然物になっていなかったのですが、今回はとても良く描けています。
デッサン力がついてきた証拠です。
とりあえず、これが描けたら、これを引き延ばす形で50号に挑戦してくれたらいいなあと思います。
このSさんは、デッサン会に参加していますが、デッサンの取り組みがとてもいいので、その姿勢なら絵も十分に描けますよ。と話しています。
しかし、自分にはとても皆さんのように、あんなすばらしい絵は描けませんと言って、なかなか始めないでいるのです。
私は、騙されたと思って、50号を描いてみてくださいと話しています。
この絵は、10号です。
本人の遠慮から、大きい絵を始めないので、やり方は大きい絵と同じですが、10号で始めました。私は、同じアドバイスなので、どうせなら大きい方が展覧会にも出せて良いのにと思いつつ、下絵を作るような気持ちで指導しています。
見て頂ければ分かりますが、とても良いのです。
色味が良いですよね。デッサン会で石膏を描いていることが、しっかり生かされています。構図は、写真の段階でアドバイスをしましたので、大体整っています。
いくらか、問題は右上の部分ですが、ここは、描き進めながら考えましょうと話した部分です。
今の段階では、中心のタイヤの歪みが、少し気になるのと、その上の赤いものが目立ちすぎることです。また、まだ手が入っていない右側の部分をもっと描きこむことが必要です。
3つある缶は、質感までよく描けました。以前ドラム缶を描いた絵をみせてもらいましたが、全然物になっていなかったのですが、今回はとても良く描けています。
デッサン力がついてきた証拠です。
とりあえず、これが描けたら、これを引き延ばす形で50号に挑戦してくれたらいいなあと思います。
これからも多くの人に 絵の楽しさを教えてあげてくださいね。
みんな謙虚ですばらしい生徒さんなので、私の言うことに耳を傾けてくださいます。
その姿勢が、伸びる秘訣だと思います。
まずは、言われるままやってみるということから始めてくださいと話しています。
Sさんに伝えます。
Sさんは、まだ絵を始めていくらもたたないので、もう少し描けるようになったら、大きい絵も描いてみたいと言っています。
普通に考えたら、それが常識なのでしょう。
しかし、私の指導経験からすると、Sさんのデッサンに取り組む姿勢なら50号も描けると判断しています。
問題はその決断ですね。大人は人生経験があるから、常識を知っている分だけ決断が必要になります。怖いもの知らずの高校生なんか、力がなくても、やらされてしまいますからね。
「やったらできた」ということの積み重ねが大事なのですね。