杉並どうぶつ相談員

杉並区と協働し、人と動物が和やかに暮らせる地域をめざします。

シニア世代の飼い主さん ”万が一”に備えていますか?

2018-06-30 21:55:45 | 動物福祉の啓発
犬や猫などのペットを飼っているシニアの方々は
大勢いらっしゃいます。

犬の散歩は健康維持に役立ちますし、
世話をすることが張り合いになったり、
ペットの存在は生活に潤いや楽しみをもたらしてくれます。

その一方で、シニア世代はとつぜん病気になったり、
入院や転居を余儀なくされたり、
先が見えない面もあります。

杉並どうぶつ相談員にも、ご病気でペットを手放したい、
高齢者施設に入居するので飼えなくなる、
といったご相談が寄せられます。

相談される方は、突然の事態に動揺されていますが、
ペットが飼えなくなることは、シニアなら誰にでも、
ある日、起きるかもしれません。
もしもの時に慌てずにすむよう、
そして、何よりも、大切なペットのためにも、
元気な時に、”万が一”に備えておきましょう。


 ペットと暮らすシニア世代の方へ 
一緒に長く幸せに暮らすためのヒント


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「どうぶつかるた」を配布しました!

2018-05-21 21:57:49 | 動物福祉の啓発
「杉並どうぶつ相談員」が読み札を考え、
区民の皆さまに絵札を描いていただいた、
オリジナル「どうぶつかるた」を
区内の全児童館、学童クラブ等に配布しました。




子どもからおとなまで、
楽しく遊びながら、いのちの大切さ、
動物の習性、飼い方の知識やマナーが学べます。


ゆうゆう館やきずなサロンなど、
区民の皆さんが集まる場所で活用していただければ幸いです。





「どうぶつかるた」についてのお問い合わせは、
杉並保健所生活衛生課までどうぞ。

☎03-3391-1991


杉並どうぶつ相談員Facebook
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「杉並どうぶつ相談員講座」受講生募集中♪

2017-08-19 22:07:17 | 動物福祉の啓発
2017年 すぎなみ地域大学秋期講座

 「杉並どうぶつ相談員講座」の受講生を募集中です! 


犬、猫の習性、健康管理、動物関係法令など、
各方面の専門家による全8回の講座。

毎年人気の講座なので、お申込みはお早めに🐾


 ★募集〆切 10月3日(火) 

講座修了生は、「杉並どうぶつ相談員」として活動できます。
ぜひ一緒に活動しましょう!
※区による審査あり。


講座の詳細はコチラから。



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ある犬のおはなし~殺処分ゼロをねがって~

2017-03-06 21:53:46 | 動物福祉の啓発
ある犬のおはなし~殺処分ゼロをねがって~ 

「殺処分ゼロ」という表現には昨今、批判もあります。

現場に過度な圧力をかけたり、「引取り屋」が暗躍したり、

保護団体が無理をして収容動物を引き取った結果ネグレクトされたり・・

というような事態が生じているからです。

一方で、「殺処分ゼロ」は、犬や猫を大切な家族としている

人たちの切なる願いでもあります。


この動画は以前からネットでよく見かけましたが、

3月は転居などでペットを手放す人が多い時期。

安易に殺処分に持ち込む人たちが一人でも減ることを願い、

ブログにアップします。


ある犬のおはなし~殺処分ゼロを願って~



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命に負担をかけない「命の授業」へ

2016-12-27 20:12:13 | 動物福祉の啓発
「命の授業」と言えば、犬を学校に伴い、児童とふれあう、
というのが、今までの定番でした。

 けれども、犬によっては、授業のあと、ストレスからぐったりしたり、
下痢などの症状が見られ、動物福祉の面から、方法を見直す動きが
ひろがっています。


中でも、奈良県宇陀市にある「うだアニマルパーク」の「命の教育」は、
全国の自治体や教育関係者から注目されています。


命学ぶ教育、動物にも配慮 張り子で代用・事前に体調確認
2016年12月10日 朝日新聞

動物がいなくても、命の大切さを伝えることはできます。
読み聞かせや体験談など、さまざまな方法があると思います。

「杉並どうぶつ相談員」も、区民と協力して作った「どうぶつかるた」
を使って、子供たちと遊びながら、命の大切さを考えてもらう
活動を始めています。

そもそも、幼い子供たちは、大人よりも、むしろ命に敏感ではないでしょうか?

子供というのは、本能的に自分たちが守られるべき弱い存在だということを
感知しており、その感覚や視線で、動物たちを見るからだと聞いたことがあります。

例えば、公園に捨てられている子猫がいます。
反射的に、子猫に駆け寄るのは子供です。
「汚いから、さわっちゃダメ!」というお母さん、いますよね?

子猫を拾って来る子供は多いですが、
「うちでは飼えないから置いてきなさい」と言う親、多いですよね?


例えば、路に迷子の犬がいます。
心配そうに、何度も犬を振り返って見るのは、大人ではなく、子供ですよね。


人間は子供から大人に成長する過程で、命に対する大切な感覚を失って
しまうのかもしれません。


小学校の低学年を対象にした「命の授業」は広がっていますが、実は、
小学校高学年~高校生を対象に、殺処分の問題や、
動物を飼ったら愛情と責任を持って最後まで世話をする終生飼養、
動物の医療、そして、動物の遺棄や虐待を取り締まる
動物愛護管理法のことなどを、授業で取り上げることが必要だと思います。

以下は、沖縄の高校生の取り組みです。

沖縄の高校生が命の授業 犬や猫の殺処分をなくしたい 
沖縄タイムス

生徒たちが自発的にテーマを決め、調べて、発表する
というプロセスが大切に思えます。

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